婚活では、男性の年収が注目される場面が少なくありません。
「やっぱり年収が高い男性ほど結婚しやすいの?」
「年収500万円と700万円では、婚活でどのくらい違う?」
「高年収なら婚活は有利なの?」
結婚相談所で活動している方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。
実際、男性の年収と成婚率を見ると、ある程度までは年収が上がるにつれて成婚率も上昇する傾向があります。
しかし興味深いのは、年収が高ければ高いほど、ずっと成婚率も上がり続けるわけではないという点です。
今回は、男性の年収と成婚率の関係について、婚活で大切なポイントとあわせて解説します。
■男性の年収と成婚率には一定の関係がある
婚活において、男性の年収は女性側が確認する条件のひとつです。
結婚生活を考えるうえで、
・生活費
・住居費
・子育て費用
・将来の貯蓄
・働き方
など、お金に関する問題は避けて通れません。
そのため、一定以上の年収がある男性が婚活で選ばれやすくなるのは、ある意味自然なことです。
データを見ても、年収400万円台から500万円台に上がるところで成婚率は大きく上昇し、その後も600万円台、700万円台までは比較的高い水準になっています。
つまり男性の婚活では、年収はまったく関係ないわけではありません。
特に「安定した結婚生活を送れそう」という安心感につながるため、一定水準まではプラスに働きやすいと考えられます。
■年収500万円台を超えると成婚率が平均を上回る傾向
男性の婚活では、年収500万円台がひとつの目安になるケースがあります。
年収500万円台になると、全体平均の成婚率を上回る傾向が見られます。
もちろん、地域や年齢、職業によって年収の意味合いは変わります。
東京など都市部では生活費も高いため、年収500万円の受け止められ方と、地方での年収500万円の受け止められ方は同じではありません。
それでも、婚活プロフィール上では、
「安定した収入がある」
「ある程度将来設計がしやすい」
「結婚後の生活をイメージしやすい」
という印象につながりやすくなります。
■ところが年収700万円台を超えると成婚率は頭打ちに
ここがとても大切なポイントです。
年収は高いほど有利だと思われがちですが、データ上では年収700万円台あたりから、成婚率の上昇が鈍くなる傾向があります。
800万円、900万円、1000万円以上と年収が上がっても、成婚率が比例して上がり続けるわけではありません。
つまり、
「年収1000万円だから、年収700万円の男性より圧倒的に結婚しやすい」
とは限らないのです。
婚活では、一定以上の収入を超えると、年収そのものよりも別の要素が重要になってきます。
■高収入だけでは成婚できない理由
結婚相手を決めるとき、最終的に見られるのは年収だけではありません。
たとえば、
・一緒にいて居心地がいい
・会話が自然に続く
・相手の気持ちを考えられる
・結婚後の生活について話し合える
・お金の価値観が近い
・家事や育児について現実的に考えられる
・決断力がある
・相手に対して誠実
こうした部分は、実際の成婚では非常に重要です。
どれだけ高収入でも、
「自分は稼いでいるから選ばれて当然」
という態度になってしまえば、婚活はうまくいきません。
反対に、年収が突出して高くなくても、相手を大切にできる男性や、一緒に生活する姿が想像できる男性は成婚につながりやすくなります。
■年収よりも「結婚生活が想像できる男性」が強い
女性が結婚相手として男性を見るとき、単純な金額だけを見ているわけではありません。
たとえば年収700万円でも、
「仕事が忙しすぎて家庭に関わる気がない」
という男性と、
年収550万円でも、
「共働きを前提に、家事や育児を一緒にやりたい」
という男性。
どちらに安心感を持つかは、その女性の価値観によって変わります。
婚活はスペック競争ではありません。
最終的には、
「この人となら一緒に生活できそう」
と思ってもらえるかどうかが大切です。
■高年収男性ほど気をつけたい「条件で選ばれすぎる婚活」
高年収男性には、高年収男性ならではの難しさもあります。
プロフィールだけを見て申し込みが増えると、
「自分自身を見てくれているのか」
「年収だけを見られているのではないか」
と感じることもあるでしょう。
一方で男性側も、
「自分は年収が高いから、もっと若い女性を選べる」
「条件のいい女性を選ばなければ損」
と考え始めると、婚活が長期化することがあります。
婚活では、条件を上げれば上げるほど、当然ながら対象となる相手は少なくなります。
高年収であることは大きな魅力のひとつですが、それだけで成婚が決まるわけではありません。
■女性側も「年収だけ」で男性を判断しないことが大切
女性側にとっても、このデータは重要です。
婚活では、
「最低でも年収700万円」
「できれば1000万円以上」
と条件を設定する方もいます。
もちろん希望を持つこと自体は悪いことではありません。
ただし、年収が高くなればなるほど対象人数は減っていきます。
さらに結婚生活では、
・金銭感覚
・性格
・働き方
・家庭への考え方
・子どもに対する考え
・両親との関係
・住む場所
・家事分担
など、多くの要素が関係します。
年収という数字だけにこだわりすぎると、本来相性の良い相手を見逃してしまうこともあります。
■結婚相談所では「条件」と「相性」の両方を見る
結婚相談所の良さは、最初にある程度の条件を確認したうえで出会えることです。
年収、年齢、職業、学歴、婚姻歴などを確認したうえでお見合いができるため、効率的に婚活を進めることができます。
しかし、プロフィール検索はあくまで入口です。
実際に結婚するかどうかを決めるのは、
「会ってみてどうだったか」
「一緒にいるときに無理をしていないか」
「将来の話ができるか」
「価値観の違いを話し合えるか」
といった部分です。
条件検索だけでは分からない部分にこそ、結婚生活を左右する大切な要素があります。
■まとめ 男性の年収は大切。でも「高ければ高いほど有利」ではない
男性の年収と成婚率には一定の関係があります。
年収400万円台から500万円台に上がるあたりでは成婚率が上昇し、600万円台、700万円台も高い水準になります。
一方で、700万円台を超えると、年収がさらに上がっても成婚率が大幅に上昇するとは限りません。
つまり婚活では、
「一定以上の収入があること」はプラスになりやすい。
でも、
「高年収であることだけでは成婚は決まらない」
ということです。
結婚相手を選ぶとき、本当に大切なのは数字だけではありません。
条件と相性、そして一緒に生活していけるかどうか。
婚活では、プロフィールの数字だけで判断せず、目の前の相手をしっかり見ることが成婚への近道です。
結婚相談所で婚活中の方も、これから婚活を始める方も、「条件だけでは分からない相手の良さ」にぜひ目を向けてみてください。
