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【心の指圧師・最新版】 「たった1か月で、自分の価値を決めない」

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【心の指圧師・最新版】 「たった1か月で、自分の価値を決めない」

婚活を始めて、まだ1か月。

けれど――

思っていたほど、お申し込みが来ない。

こちらから申し込んでも、お見合いにつながらない。

せっかく勇気を出して活動を始めたのに、何の変化も起きていないように感じる。

そんな日が続くと、人はだんだん不安になります。

「私の年齢が原因なのかな」

「仕事が良くないのかな」

「年収が低いから?」

「再婚だから難しいのかな」

「子どもがいるから?」

「写真が良くない?」

「プロフィールの書き方が悪い?」

そして、最後にはこんなところまで考えてしまいます。

「もしかして、私には魅力がないのかな……」

婚活を始める前には、そこまで思っていなかったはずなのです。

仕事もしている。

友人もいる。

家族もいる。

趣味もある。

これまで自分なりに一生懸命、人生を歩いてきた。

それなのに、婚活を始めて「申し込み」「お断り」「お見合い成立」といった数字を見るようになると、不思議なほど自分自身を数字で評価するようになってしまいます。

先日も、ある会員様から率直なお気持ちをお聞かせいただきました。

活動を始めて、まだそれほど時間は経っていません。

それでも、思うような反応がない。

お申し込みをしても、お返事がない。

周囲の人の婚活の話を聞けば、自分だけが取り残されているような気持ちになる。

そして、少しずつ自信をなくされていました。

私はお話を伺ったあと、こうお伝えしました。

「まだ1か月です。たった1か月の結果で、ご自身の価値や可能性を決めてしまう必要はありませんよ」

これは慰めで申し上げたのではありません。

長年、多くの方の婚活に携わってきた経験から、本当にそう思うからです。

■婚活の1か月は、人生の結論を出すには短すぎる

婚活 には、不思議な波があります。

ご入会直後から次々とお申し込みが入り、すぐにお見合いが決まる方もいらっしゃいます。

ところが、その後なかなか交際が続かないこともあります。

反対に、最初の1か月、2か月は驚くほど静かだった方が、ある時を境に突然動き出すこともあります。

一人の方とのお見合いが決まり、

そこから交際に進み、

それまでの静けさが嘘だったかのように、一気にご縁が動き始める。

私たちは、そんな場面を何度も見てきました。

だから、

「今、申し込みが少ない」

という事実と、

「私は結婚できない」

という結論は、まったく別のものです。

ここを混同しないでいただきたいのです。

例えば、今日雨が降っているからといって、

「これから先、ずっと雨だ」

とは誰も思いません。

でも婚活になると、なぜか人はそう考えてしまいます。

今週、お申し込みがなかった。

「私は人気がない」

今月、お見合いが決まらなかった。

「私には魅力がない」

二人から断られた。

「もう誰からも選ばれない」

そこまで話を飛躍させてしまうのです。

でも、それは事実ではありません。

今、結果が出ていない。

事実は、ただそれだけです。

未来の結果まで決まったわけではありません。

■「お断り」は、あなたという人間への否定ではありません

婚活で最も心を削られるものの一つが、「お断り」だと思います。

勇気を出して申し込んだ。

プロフィールを何度も見た。

「この方と一度お話ししてみたいな」

そう思ってボタンを押した。

それなのに、お断り。

これが何度か続くと、やはり落ち込みます。

まして、理由が分からなければ、

「何がいけなかったんだろう」

と考えてしまいます。

でも、お断りの理由は本当にさまざまです。

年齢かもしれない。

居住地かもしれない。

仕事かもしれない。

家族構成かもしれない。

相手がすでに別の方と交際を始めているのかもしれない。

たまたま仕事が忙しく、今は新しいお見合いを増やしたくないのかもしれない。

あるいは、プロフィールを見た瞬間の「何となく」という感覚かもしれません。

つまり、

相手から断られた=あなたに人としての魅力がない

ではないのです。

婚活では、そこを切り離して考えることがとても大切です。

あなたの人生、人柄、優しさ、知性、仕事への姿勢、家族への思い。

それらすべてを理解したうえで、あなたという人間を否定されたわけではありません。

数枚の写真と限られたプロフィール情報の中で、

「今回はお会いするところまで進まなかった」

ただ、それだけなのです。

■お申し込みの「数」は、その人の「価値」ではない

ここは、何度でもお伝えしたいと思います。

お申し込みの数と、あなたの人間としての価値は比例しません。

10人から申し込みが来たから価値がある。

50人から来たから素晴らしい。

100人から来たから幸せになれる。

反対に、

1人しか来なかったから魅力がない。

0人だから結婚できない。

そんな単純な話ではありません。

むしろ婚活で本当に必要なのは、100人から選ばれることではないのです。

結婚する相手は、基本的には一人です。

たった一人の、「この人と人生を歩いていきたい」と思える相手と出会えればいい。

極端に言えば、99人に選ばれなくてもいいのです。

最後の一人と出会えればいい。

婚活の本質は、人気投票ではありません。

ここを忘れてしまうと、婚活はとても苦しくなります。

■婚活を「自分の成績表」にしてはいけない

婚活をしていると、数字がたくさん出てきます。

何人に申し込んだ。

何人から申し込まれた。

何件お見合いが成立した。

何人と交際した。

何か月活動している。

もちろん、私たち仲人にとって数字は大切です。

活動状況を分析し、

「申し込み数を増やした方がいい」

「プロフィールを変えてみよう」

「条件を少し広げてみよう」

「紹介する層を変えてみよう」

と考える材料になるからです。

しかし、会員様ご自身には、一つだけ忘れてほしくないことがあります。

婚活の数字を、自分の人生の成績表にしないこと。

お見合いが成立しなかったから、30点。

交際にならなかったから、20点。

申し込みがたくさん来たから、90点。

そんな採点を、自分自身にしないでください。

婚活は大学入試ではありません。

会社の人事評価でもありません。

偏差値を競う場所でもありません。

まして、

年齢、年収、学歴、容姿、職業という条件を並べて、

「人間としてどちらが上か」

を決める場所でもありません。

人と人が出会い、お互いに「この人となら」と思える相手を探していく時間です。

■条件の良い人から選ばれれば幸せ、でもない

ハイクラスの婚活に携わっておりますと、

経営者、医師、士業、会社役員、経営幹部など、社会的に成功されている方々とのご縁も数多くあります。

当然、年収や職業などの条件を重視される方もいらっしゃいます。

それ自体が悪いことではありません。

結婚は生活でもありますから、経済的な安定や仕事への価値観は大切です。

ただ、私はいつも思います。

条件が良いことと、その人と幸せな結婚生活を送れることは、必ずしも同じではありません。

どれだけ年収が高くても、相手への思いやりがなければ苦しい。

どれだけ肩書きが立派でも、一緒にいて心が休まらなければ寂しい。

どれだけ外見が好みでも、価値観が大きく違えば生活は難しくなります。

反対に、最初は希望条件から少し外れていた方とお会いして、

「こんなに自然に話せる人は初めてです」

「一緒にいると落ち着きます」

「プロフィールだけでは分かりませんでした」

とおっしゃる方もいます。

だからこそ、ご縁は数字だけでは分からないのです。

■変えるべきものと、変えなくていいもの

では、結果が出ない時は、ただ待っていればいいのでしょうか。

それも違います。

ここが、仲人の仕事だと思っています。

私は会員様が不安になった時に、

「大丈夫ですよ」

「そのうち出会えますよ」

という言葉だけで終わらせたくありません。

もちろん励ますことは大切です。

でも、婚活は現実の活動でもあります。

だから一緒に考えます。

なぜ今、動いていないのか。

お写真は今のままで良いのか。

プロフィールはその方の魅力をきちんと伝えているか。

希望条件が狭くなりすぎていないか。

申し込み人数は十分か。

紹介する層を少し変えた方が良いのか。

自分では気づいていない魅力を、もっと前に出した方が良いのではないか。

時には、プロフィール写真を変えるだけで反応が変わることがあります。

自己PRを少し柔らかくすることで、お申し込みが増えることもあります。

年齢条件を数歳広げただけで、素敵な方とのご縁につながることもあります。

一方で、

変えなくていいものまで変える必要はありません。

自分らしさ。

大切にしてきた価値観。

結婚後も守りたい生き方。

本当に譲れないこと。

結果が出ないからといって、すべてを相手に合わせる必要はありません。

婚活は、

「選ばれる自分に作り替えること」ではなく、「自分の魅力が伝わる方法を考えること」

だと私は思っています。

■焦ると、人は自分を安売りしてしまう

活動が思うように進まないと、

「もう誰でもいいから会わなければ」

「条件を全部下げなければ」

「私が我慢しなければ」

そんな方向に気持ちが傾いてしまうことがあります。

でも、それも違います。

柔軟になることと、自分を粗末にすることは別です。

条件を広げることと、自分の希望をすべて捨てることも違います。

焦っている時ほど、人は自分自身を必要以上に低く評価します。

だから私は、そんな時こそ、一人で結論を出してほしくないのです。

■仲人は「心の指圧師」でありたい

私は以前から、

仲人は「心の指圧師」のような存在でありたい

と思っています。

婚活を続けていると、心にも「凝り」ができます。

申し込みを断られた。

お見合いが成立しなかった。

良いと思った人から交際終了を告げられた。

周囲の友人が結婚した。

親から「まだなの?」と言われた。

SNSを開けば、幸せそうな家族の写真が流れてくる。

そうした小さな出来事が積み重なると、

「私はダメなのかな」

「もう遅いのかな」

「誰にも必要とされないのかな」

という思いが、心の奥で固くなっていきます。

その凝りを、無理やり押してはいけない。

「もっと頑張りなさい」

「条件を下げなさい」

「あなたにも問題がありますよ」

そんな言葉だけでは、心はもっと固くなってしまいます。

まずは、

「そう感じているんですね」

と受け止める。

そして、一緒に整理する。

ここは変えられる。

ここは変えなくていい。

これは事実。

これは不安が作り出した想像。

少しずつ、少しずつ、心の凝りをほぐしていく。

そして最後に、

「では、もう一度やってみましょうか」

と思えるところまで戻っていただく。

私は、それも仲人の大切な仕事だと思っています。

■「もう無理」と思った翌月に、ご縁が動くこともある

長くこの仕事をしていると、本当にご縁というものの不思議さを感じます。

「もう疲れました」

「少し休みたいです」

「私には難しいかもしれません」

そんなお話をしていた方に、思いがけないご紹介が入る。

何か月もお見合いが決まらなかった方が、一人の方との出会いをきっかけに、驚くほどスムーズに進んでいく。

それまでの苦労は何だったのだろうと思うほど、自然に結婚へ進むことがあります。

だから婚活は分かりません。

昨日まで何もなかったからといって、

明日も何もないとは限らない。

今月動かなかったからといって、

来月も動かないとは限らない。

今日まで出会っていなかった人と、

来週出会うかもしれない。

その一人との出会いによって、それまで見えていた景色が全部変わることだってあります。

■たった一人に出会うまでの時間

婚活中は、どうしても「いつ結婚できますか?」と聞きたくなります。

そのお気持ちはよく分かります。

でも、ご縁だけは日付を予約することができません。

3か月で出会う方もいます。

半年かかる方もいます。

一年かけて、本当に相性の良い方に出会う人もいます。

早ければ勝ち。

遅ければ負け。

ではありません。

大切なのは、

その先に続く何十年を一緒に歩ける人と出会うことです。

結婚式は一日。

結婚生活は、その後ずっと続きます。

だからこそ、1か月の婚活結果だけを見て、人生の結論を急がないでいただきたいのです。

■あなたが探している人も、今あなたを探している途中かもしれない

少し想像してみてください。

あなたが、

「良い人がいない」

「誰にも選ばれない」

と思っている今日。

まだ出会っていない未来のお相手も、どこかで同じように、

「なかなか良いご縁がないな」

と思っているかもしれません。

その方が来月、婚活を始めるのかもしれない。

今は仕事が忙しくて活動を休んでいるのかもしれない。

まだあなたのプロフィールを見ていないだけかもしれない。

そう考えると、

「今、出会っていない」ということと、「その人が存在しない」ということは、まったく違う

と思いませんか。

ご縁には、お互いのタイミングがあります。

片方だけが準備できていても、出会えません。

二人の人生の時間が重なった時、初めて出会えるのです。

■婚活中の皆様へ

もし今、

「何も動いていない」

「申し込んでも断られてばかり」

「私には魅力がないのかもしれない」

「もう婚活をやめようかな」

そう思っている方がいらっしゃったら、私はお伝えしたい。

まだ、答えを出すには早いかもしれません。

特に活動を始めて、まだ1か月。

たった30日ほどの出来事だけで、これまで何十年もかけて築いてきたあなたという人間の価値を決めないでください。

あなたが歩いてきた人生があります。

仕事があります。

経験があります。

誰かに優しくした日があります。

誰かから頼られたことがあります。

笑ったことも、泣いたことも、乗り越えてきたこともあるでしょう。

それらすべてを、

「今月、お申し込みが少なかった」

という一つの数字で否定する必要など、どこにもありません。

婚活で必要なのは、

100人から「いいですね」と言われることではありません。

たった一人から、
「あなたがいい」
と言ってもらうことです。

そして、あなた自身もその人に、

「私も、あなたがいい」

と思えること。

それだけです。

だから、焦らなくていい。

ただし、立ち止まったままでいる必要もありません。

写真を変えた方が良ければ変えましょう。

プロフィールを直した方が良ければ直しましょう。

条件を少し広げた方が良ければ、一緒に考えましょう。

申し込み方を変えた方が良ければ、変えてみましょう。

そして、疲れた時は話してください。

弱音も構いません。

「もう嫌になりました」

でもいいのです。

心の中に溜め込むより、全部話していただいた方がいい。

私たちは、そのためにもいます。

痛いところを無理やり押すのではなく、

凝り固まった不安を少しずつほぐして、

自分では見えなくなってしまった魅力を、もう一度一緒に見つけて、

「もう少しだけ、やってみようかな」

と思えるところまで伴走する。

それが、私の考える「心の指圧師」です。

ご縁は、静かな時間のあとに突然動き出すことがあります。

昨日まで何もなかった人の人生が、一つのお見合いから大きく変わることもあります。

だから――

たった1か月で、自分の価値を決めないでください。

今日結果が出ていないことと、

あなたに価値がないことは、

まったく別の話です。

そして何より、

周りの誰かがあなたを選ぶよりも先に、

あなた自身が、あなたの価値を諦めないでください。

まだ出会っていないだけかもしれません。

まだタイミングが来ていないだけかもしれません。

あなたが探している「たった一人」も、

今この瞬間、

あなたと出会うための人生を歩いている途中なのかもしれませんから。

婚活は、誰より早くゴールする競争ではありません。

自分にとって本当に大切な一人と出会うための旅です。

心が少し疲れた時には、立ち止まってもいい。

でも、その1か月だけで、

あなたの未来まで決めてしまわないでください。

私たち仲人は、その心をほぐしながら、

ご縁が動き出すその日まで、

これからも一緒に歩いていきたいと思っています。

――心の指圧師として。

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