心の指圧師シリーズ最新版 ご縁が去るとき、追わない理由 M'sブライダルジャパン・インターナショナル
人はときどき、「なぜ今、このタイミングで?」という出来事に出会います。
入会したばかりの方が去る。順調に見えていた交際が突然終わる。手応えを感じていたのに、連絡が途絶える。
婚活の現場にいると、こうした場面は決して珍しくありません。
けれど——当事者にとっては、心がざわつく瞬間です。
期待していた未来。少し描き始めていた景色。その芽が、ふっと消える。
そのとき人は考えます。
「何が悪かったのか」「もう少し押せば良かったのか」「こちらから動けば変わったのではないか」
ですが、私は25年間、一貫して変わらない姿勢があります。
ご縁が去るとき、追いません。
今日はその理由をお話しします。
追いかけたご縁は、対等ではない
結婚相談所 で活動していると、「もう一度だけ連絡してみてもいいですか?」「条件を少し下げれば戻ってきますか?」そうご相談を受けることがあります。
お気持ちはよく分かります。
しかし、ここにひとつ大切な視点があります。
追いかけたご縁は、戻ってきても対等ではない。
どちらかが“失う不安”から動いた関係は、はじめからバランスが崩れています。
結婚とは——
選ばれることではなく、選び合うこと。
どちらかが迷いを抱えたまま進むご縁は、未来で必ず歪みます。
交際中はうまくいっても、結婚後にその違和感は必ず顔を出します。
・どこか遠慮が残る・言いたいことを飲み込む・本音を出せない・安心しきれない
それは時間が経つほど、じわじわと関係を蝕みます。
去るご縁は、優しい合図
私はこう考えています。
去るご縁は、「違いますよ」という合図。
それは拒絶ではありません。失敗でもありません。価値の否定でもありません。
方向が違っただけ。
ご縁が整っていないとき、無理に繋ごうとすると、どこかに力が入ります。
ですが本当に整ったご縁は——驚くほど自然です。
日程がスムーズに決まり会話が流れ不安より安心が勝る。
そこに無理はありません。
空いたスペースに流れが入る
不思議なことに、
一件が終わると、また一件入る。扉が閉まると、別の扉が開く。
これは偶然ではありません。
心理学的にも、人は「余白」ができて初めて新しいものを受け入れられます。
過去のご縁にしがみついていると、エネルギーがそこに固定されます。
ですが手放すと——流れが変わります。
私は25年間、それを何度も見てきました。
交際終了の翌週に、まったくタイプの違う理想的な方が現れる。
半年停滞していた方が、手放した途端に一気に進む。
だから焦りません。
婚活における「焦り」は最大の敵
特に40代・50代・ハイクラス婚活の現場では、焦りが判断を鈍らせます。
「年齢的に最後のチャンスかもしれない」「この条件を逃したら次はないかもしれない」
その思考は、本来の基準を歪めます。
結婚は契約ではありません。生活の共同体です。
焦りで選んだ相手とは、日常が続きません。
私はいつも申し上げます。
縁が去るときは、あなたを守っているときです。
整うご縁の特徴
整ったご縁には、共通点があります。
・どちらも無理をしていない・どちらも主導権を奪っていない・不安より安心がある・条件より感覚が合う・会話が自然に深まる
そして何より——
去らない。
相応しい人は、去りません。
迷いが少ないからです。覚悟が揃っているからです。温度が近いからです。
心の指圧師として伝えたいこと
私は自分を“心の指圧師”だと思っています。
無理に押さない。でも必要なところには、確かに触れる。
婚活において大切なのは、テクニックではありません。
整うこと。
焦らないこと。追わないこと。自分の価値を下げないこと。
あなたに相応しい人は、あなたを迷わせません。
もし今、ご縁が揺れているなら
今、目の前のご縁が揺れているなら——
追わなくて大丈夫。
静かに見送りましょう。
スペースが空けば、必ず新しい流れが入ります。
私は25年間、それを見続けてきました。
ご縁は、無理に繋ぐものではなく、整うと自然に繋がるものです。
あなたに相応しい人は、去りません。
M'sブライダルジャパン・インターナショナル心の指圧師 宮崎央至
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