こんにちは。
婚活サロンベルズの植原です。
「彼のことは好き。でも、このまま付き合っていて本当に結婚できるのかな」「結婚したいとは言ってくれるけれど、具体的な話になると進まない」「もう少し待てば結婚に進むのか、それとも、このまま何年も変わらないのか分からない」
今お付き合いしている男性との将来を考えた時、このような迷いを抱えている女性は少なくありません。特に、交際期間が長くなればなるほど、簡単には判断できなくなります。好きな気持ちもある。一緒に過ごした時間もある。楽しかった思い出もある。だからこそ、「この関係を信じたい」という気持ちと、「本当にこのままでいいのかな」という不安の間で揺れてしまうことがあります。
ただ、仲人として婚活や交際を見ていると、結婚に進んでいく関係には、いくつか分かりやすい共通点があります。結婚を考える時に本当に見てほしいのは、彼のことが「好きかどうか」だけではありません。あなたと彼が、二人で人生を一緒に進めようとしているか。ここが、とても大切です。
今回は、彼との将来に迷っている女性に向けて、「結婚に進む関係」と「なかなか進まない関係」にはどのような違いがあるのか、そして何を基準に考えればいいのかを、仲人の立場からお話しします。
「好き」と「結婚に進む」は同じではありません
結婚相手を考える時、「好き」という気持ちはもちろん大切です。一緒にいると楽しい。会えると嬉しい。もっと一緒にいたい。そう思える相手と出会えることは、とても素敵なことです。
ただ、「好き」という気持ちと「結婚生活を一緒に作れる」ということは、必ずしも同じではありません。恋愛であれば、一緒にいる時間が楽しいことだけでも関係を続けられる場合があります。
ところが結婚すると、二人の日常生活が始まります。どこに住むのか。仕事をどうするのか。家事をどう分担するのか。お金をどのように管理するのか。子どもについてどう考えるのか。お互いの家族とどのように関わっていくのか。
結婚後には、恋愛中にはあまり考えなかった現実的なことにも、二人で向き合う必要があります。だからこそ結婚を考える時は、「私は彼をどれくらい好きなのか」だけではなく、「この人と現実を一緒に考えていけるのか」という視点を持ってほしいのです。
「結婚したい」という言葉だけでは分からない
「いつか結婚したいね」「もちろん将来は考えているよ」「仕事が落ち着いたら結婚しよう」彼からそんな言葉を言われたら、嬉しいと思います。「彼もちゃんと結婚を考えてくれているんだ」そう思って、もう少し待ってみようと考えることもあるでしょう。
ただ、ここで一つ確認してほしいことがあります。その言葉が出てから、二人の関係は何か変わったでしょうか。たとえば、結婚する時期について話すようになった。住む場所について話した。お互いの親について話すようになった。仕事について相談するようになった。結婚後のお金について話した。このように、少しずつでも将来についての会話が具体的になっているでしょうか。
もちろん、「結婚したい」と話した翌日から、すべてが決まるわけではありません。仕事が忙しい時期もあります。家庭の事情がある人もいます。気持ちはあっても、すぐに結婚できないこともあります。大切なのは、結婚までのスピードそのものではありません。時間とともに、二人の関係が少しずつでも具体的になっているか。ここを見てほしいのです。
結婚に進む関係① 将来の話が具体的になっていく
結婚に進んでいく二人は、時間とともに将来についての話が具体的になっていきます。最初は、「いつか結婚できたらいいね」という話だったかもしれません。それが、「来年くらいには考えたいね」「結婚したらどこに住もうか」「仕事はどうしようか」「親にはいつ頃話そうか」というように、少しずつ現実的な話へ変わっていきます。
ここで重要なのは、すぐに結論が出ることではありません。意見が違っていても構いません。たとえば、彼は今の場所に住みたい。あなたは職場の近くに住みたい。そういう違いがあったとしても、二人で話し合うことができれば、少しずつ答えを探していくことができます。
結婚に向いている関係とは、最初からすべての価値観が一致している関係ではありません。違いが出た時に、二人で考えられる関係です。反対に、将来の話をすると毎回話題を変えられてしまう。「そのうち考えるよ」「今はまだ分からない」「そんなに急がなくてもいいじゃん」と言われ、その状態が長く続いているのであれば、一度立ち止まって二人の関係を整理することも必要かもしれません。
結婚に進む関係② 言葉と行動が一致していく
次に見てほしいのが、「言葉と行動」です。「結婚したい」と言ってくれることは嬉しいことです。でも、本当に大切なのは、その後にどのような行動があるかです。
たとえば、将来について話す時間を作ってくれる。自分の家族について話してくれる。あなたを家族に紹介しようとする。結婚後の住まいについて一緒に調べる。仕事について相談してくれる。お金や生活について話し合おうとする。こうした小さな行動が、少しずつ出てくることがあります。
決して、プロポーズや両家挨拶のような大きな行動だけを見る必要はありません。むしろ見てほしいのは、日常の中の小さな変化です。本気で二人の将来を考えているのであれば、少しずつでも未来を現実にしようとする動きが出てきます。
一方で、「結婚したい」「ずっと一緒にいたい」と言っているのに、何か月経っても状況がまったく変わらない。こちらから話を出さなければ、将来について一切話さない。そういう状態であれば、「言ってくれたから大丈夫」と考えるのではなく、実際の行動も一緒に見てみてください。
結婚に進む関係③ 大切な話から逃げない
結婚生活では、楽しいことだけが起こるわけではありません。仕事がうまくいかないこともあるでしょう。お金について意見が違うこともあるかもしれません。家事の分担について不満が出ることもあります。
お互いの家族との関係で悩むこともあるでしょう。だからこそ、結婚前にぜひ見てほしいのが、「この人とは大切なことを話し合えるだろうか」ということです。あなたが不安を伝えた時、彼はどのように反応するでしょうか。「考えすぎだよ」「またその話?」「面倒くさい」と終わらせてしまうでしょうか。
それとも、「どうしたらいいと思う?」「自分はこう考えているよ」「じゃあ一緒に考えてみよう」と向き合ってくれるでしょうか。もちろん、男性によっては話し合いが得意ではない人もいます。その場ですぐに答えられない人もいるでしょう。
だから、返事が遅いだけで「結婚相手としてダメ」と判断する必要はありません。見てほしいのは、最終的に二人の問題として向き合おうとしてくれるかどうかです。結婚生活で大切なのは、「問題が起こらない相手」を探すことではありません。問題が起きた時に、二人で話し合える相手かどうかです。
結婚に進む関係④ 一人だけが頑張っていない
彼との関係について、もう一つ確認してほしいことがあります。それは、関係を前に進めようとしているのが、あなた一人だけになっていないか。ということです。
いつも自分から連絡する。会う日を決めるのも自分。結婚について話すのも自分。将来について調べるのも自分。彼の都合に合わせるのも自分。そして彼は、それに答えているだけ。この状態が長く続くと、だんだん疲れてしまいます。結婚は、一人でするものではありません。どちらか一方が、もう一方をずっと引っ張り続けるものでもありません。
時にはあなたが支えることもあるでしょう。反対に、彼があなたを支えることもあるでしょう。大切なのは、全体として見た時に、「二人とも、この関係を大切にして前へ進めようとしている」と感じられるかどうかです。
「何年付き合ったか」より「何が変わったか」を見る
長く付き合っていると、どうしても交際期間を意識してしまいます「もう3年付き合っているから」「ここまで待ったから」「今から別の人と出会って、また一から関係を作るのは大変だから」そんな気持ちになることもあると思います。
しかし、結婚を考える時に本当に見てほしいのは、「何年付き合ったか」だけではありません。半年の交際でも、将来について話し合い、お互いの家族に紹介し、結婚後の生活について考え始めている二人もいます。
一方で、3年、5年と付き合っていても、関係がほとんど変わっていない場合もあります。そこで、彼との将来に迷った時は、「この半年で、二人の関係は何が変わっただろう」と振り返ってみてください。
半年前より将来について話せるようになった。彼から結婚の話が出るようになった。お互いの家族について話すようになった。結婚後の生活について具体的に話すようになった。このような変化があれば、二人の関係は少しずつ前へ進んでいると考えることができます。大切なのは、待った時間そのものではありません。その時間の中で、二人の関係がどう変化したかです。
「彼は忙しいから」という理由をどう考えるか
婚活や結婚の相談でよく聞く言葉があります。「彼は仕事が忙しいんです」「今は仕事が大変な時期だから」「落ち着いたら結婚について考えてくれると思います」もちろん、本当に仕事が忙しいことはあります。
転職したばかり。大きな仕事を任されている。家族の問題を抱えている。今すぐ結婚を進めることが難しい事情がある場合もあります。ですから、「忙しい=結婚する気がない」と単純に考える必要はありません。
ここでも見てほしいのは、状況ではなく二人の関係です。たとえば、「今は忙しいけれど、年末には一度ちゃんと話そう」「この仕事が落ち着いたら、親への挨拶を考えよう」など、今すぐ動けなくても二人の未来について話せているのであれば、状況はまったく違います。
反対に、「忙しい」という理由だけで何年も話が止まっているのであれば、一度二人で将来について話してみることも大切です。見るべきなのは、今すぐ結婚できるかではなく、忙しい中でも二人の未来を考えようとしているか。ということです。
不安になったからといって、すぐに別れる必要はありません
ここまで読んで、「私たちは結婚に進んでいないかもしれない」「当てはまらないことが多い」と思った方もいるかもしれません。でも、それだけで、「この人とは別れた方がいい」と結論を出す必要はありません。
反対に、「好きだから大丈夫」と無理に安心する必要もありません。結婚は、その後の人生に関わる大切な選択です。だからこそ、誰か「別れた方がいい」「結婚した方がいい」と答えを決めてもらうのではなく、まず今の状況を整理することが大切です。感情が大きく揺れている時ほど、人は「結論」を急ぎたくなるものです。
でも、本当に必要なのは、結論を急ぐことではなく、自分が何に不安を感じているのかを明確にすることです。彼が結婚の話をしてくれないことなのか。将来が具体的にならないことなのか。自分ばかり頑張っていることなのか。話し合いができないことなのか。そこが整理できると、「私は何を確認すればいいのか」が見えてきます。
彼との将来に迷った時に確認したい4つの判断基準
最後に、もう一度整理します。彼との結婚に迷った時は、次の4つを確認してみてください。1.将来について具体的な話ができているか。「いつか」だけではなく、少しずつでも二人の未来が具体的になっているでしょうか。
2.言葉と行動が一致しているか。「結婚したい」という言葉だけではなく、関係を前へ進める小さな行動があるでしょうか。
3.大切なことを話し合えるか。意見が違った時や不安が出た時に、逃げずに二人で考えることがでるでしょうか。
4.一人だけが頑張っていないか。あなただけではなく、彼も二人の関係を前へ進めようとしているでしょうか。
この4つを確認していくと、「好きだから」「長く付き合っているから」「結婚すると言ってくれたから」だけでは見えなかった二人の関係が、少し客観的に見えてくると思います。
まとめ|結婚に進む関係は「二人で未来を作ろうとしている」
結婚に進む関係は、実はそれほど複雑ではありません。もちろん、すべてが予定通りに進むわけではありません。仕事の事情で予定が変わることもあります。意見がぶつかることもあります。不安になることもあります。それでも、結婚に進んでいく二人には共通するものがあります。
それは、「二人で未来を作ろうとしていること」です。将来について話す。言葉だけではなく行動に移す。意見が違っても話し合う。どちらか一人ではなく、二人で関係を前へ進める。
本気で結婚を考える時に見てほしいのは、「彼がどれくらい好きと言ってくれるか」だけではありません。あなたと彼が、人生を一緒に進めようとしているか。そこを見てほしいと思います。
もし今、「彼のことは好き。でも、このまま結婚に進めるのか分からない」「もう少し待った方がいいのか分からない」「自分の考えすぎなのか、それとも一度立ち止まって考えた方がいいのか分からない」と悩んでいるのであれば、すぐに答えを出そうとしなくても大丈夫です。
まずは、「好きかどうか」だけではなく、今の二人の関係を一つずつ整理してみてください。婚活サロンベルズでは、「この人と別れるべき」「この人と結婚するべき」とこちらで決断するのではなく、今の状況やお気持ちを整理しながら、ご自身で納得して判断できるようサポートすることを大切にしています。
結婚で後悔しないために必要なのは、誰かに答えを決めてもらうことではありません。自分自身が納得できる判断基準を持つこと。それが、結婚相手を考えるうえで、とても大切なことだと思っています。
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