こんにちは。神奈川・横浜の結婚相談所マダカナです。
「婚活疲れ」という言葉があります。 出口の見えないトンネルを一人で歩いているような、孤独で、苦しい感覚。 私たちカウンセラーは、そんな会員様の姿を何度も見てきました。
今日お話しするのは、まさにその「婚活疲れ」のどん底から、最高のパートナーを見つけ出した一人の女性、Aさん(32歳)の婚活物語です。
届いた、涙のLINEメッセージ
半年ほど前にマダカナのLINEに一通のメッセージが届きました。Aさんからでした。 「私、婚活やめたいです…」
PC画面に表示されたその短い文章からは、彼女が脱力しながら必死に文字を打っている様子が、痛いほど伝わってきました。
彼女はとても真面目で、いつも一生懸命な女性です。お見合いの前には相手のプロフィールを読み込み、会話のシミュレーションをするなど、人一倍努力を重ねていました。
しかし、その努力がなかなか実を結ばず、何人かの方と仮交際には進むものの、真剣交際には至らない。断られる理由も分からず、まるで自分自身を全否定されているような気持ちになっていたのです。
メッセージは、こう続いていました。 「私には、魅力がないんでしょうか…」 「もう、誰にも会いたくありません…」
私はそのメッセージを読み、すぐにある提案を返信しました。
私が彼女に提案した「たった一つ」のこと
「Aさん、よく今まで頑張りましたね。本当にすごいことです。 だから、一旦お休みしましょう。1か月間、婚活のことは全部忘れてください」
驚いた様子のAさんに、私は続けました。
「その代わり、お願いが一つだけあります。この間は、誰かのためじゃなく、Aさん自身が本当に楽しいと思うことだけをしてください。ずっと見たかった映画を見るでも、美味しいものを食べに行くでも、何でもいいんです」
婚活を頑張るあまり、いつの間にかAさんは「相手からどう見られるか」という他人軸で生きるようになっていました。まずは、自分軸を取り戻し、心を元気にすることが何よりも大切だと感じたのです。
Aさんは少し戸惑いながらも、「分かりました」と返信をくれました。
1か月後、彼女に起きた「変化」
1か月後、約束通りマダカナに現れたAさんは、以前とは別人のようにスッキリとした、明るい表情をしていました。
「私、箱根に一人旅に行ってきたんです!すごくリフレッシュできました!」
温泉に浸かり、自分のためだけに時間を使ったことで、彼女は本来の明るさを取り戻していました。そして、彼女の口から、こんな言葉が出たのです。
「休んでみて分かりました。私、必死になりすぎていたんですね。『選ばれなきゃ』って思うあまり、全然楽しめていませんでした。もう一度、自分のペースでやってみようと思います」
その言葉が、何よりも嬉しいものでした。
本当の笑顔が、運命を引き寄せた
不思議なことに、活動を再開してすぐに出会ったのが、今の旦那様となる男性でした。
復帰後初のお見合いに、彼女は「ダメでもともと。まずは自分が楽しもう!」という気持ちで臨んだそうです。 必死に自分を良く見せようとしていた以前とは違い、自然体で、心からの笑顔で会話を楽しむAさん。そんな彼女の姿に、お相手の男性は惹きつけられました。
彼は後にこう言ったそうです。 「Aさんの、楽しそうに笑う顔がとても素敵だと思いました」
あの涙のLINEから半年後、Aさんは彼からのプロポーズを受け、満面の笑みで成婚退会の日を迎えました。ご縁って本当にわからないものです。
最後に
婚活は、自分を安売りする場ではありません。時には立ち止まり、自分自身の価値を再確認する時間も必要なのです。
もしあなたが今、「婚活がつらい」「もうやめたい」と感じているのなら、それは心が「休みたい」とサインを出しているのかもしれません。
私たちマダカナは、ただお相手を紹介するだけが仕事だとは思っていません。あなたの心に寄り添い、時には「休みましょう」とブレーキをかけるのも、大切な役割です。
一人で抱え込まないでください。あなたのペースで、最高の幸せを掴むお手伝いを、私たちが全力でさせていただきます。
結婚相談所マダカナ
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