「好きなタイプの人と結婚したい」って、思ったことありませんか?
たとえば、
「背が高くて、穏やかで、できれば年収500万以上」
こんな“理想リスト”を頭に描いていませんか?
でも現実は、なかなかその条件に当てはまる人がいない。
マッチングしても、会ってみるとピンとこない。
気づけば「好きなタイプの人には好かれない問題」に悩んでる——。
実は、福岡で婚活している30代女性の多くが、この壁にぶつかってます。
そして僕自身も、カウンセラーとして何百人もの女性を見てきて思うんです。
「好きなタイプ=結婚向きのタイプ」とは限らない、って。
「条件」ばかり見てたあの頃の自分
正直に言うと、僕も昔はそうだったんです。
(いや、男の僕が言うのもなんですが…)
当時お付き合いしていたのは、仕事ができて、誰から見ても「理想的」な女性。
だけど、結婚を考えたときに気づいたんです。
一緒にいて楽しいけど、安心できない。
尊敬できるけど、心が落ち着かない。
——あれ? 好きなのに、ずっと疲れてる。
あのときの僕は、“タイプ”に惹かれて、“相性”を見落としてたんですよね。
(婚活女性にも、よくあるパターンです)
福岡市中央区のAさん(33歳)の話
Aさんは、見た目もおしゃれで仕事もできる女性。
最初に相談に来たとき、開口一番こう言いました。
「やっぱり、背が高くて爽やかな人が好きなんです。年上が理想で。」
理想、全然OKです。
でも、活動を始めて3ヶ月後——
こんなメッセージが届きました。
「条件は合ってるのに、なんかしっくりこないんです。」
詳しく話を聞くと、相手の男性は穏やかで優しいけど、会話が盛り上がらない。
一方、趣味のマラソンイベントで出会った別の男性(同い年・やや口下手)とは、話が弾んだとのこと。
僕:「その人、どう思った?」
Aさん:「正直、最初はタイプじゃなかったんですけど…一緒にいると落ち着くんですよね。」
そう。
Aさんにとって“好きなタイプ”じゃなく、“安心できるタイプ”だったんです。
「タイプ」と「結婚向き」は、似てるようで全然違う
恋愛の“好き”は、ドキドキとかトキメキ。
結婚の“好き”は、信頼とか安らぎ。
この2つを混ぜて考えると、婚活が迷子になります。
例えば、
・LINEの返信が早い=安心感
・沈黙が気まずくない=相性が良い
・ちょっとした気遣いに気づく=思いやり
これって全部、「好きなタイプ」とは別軸の魅力なんですよ。
Aさんもそこに気づいてから、婚活が一気にスムーズになりました。
半年後には、その“タイプ外”の男性と真剣交際に。
今は博多駅近くのカフェでデートするのが週末の楽しみなんだそうです☕️
「理想のタイプ」を捨てる必要はありません
誤解してほしくないのは、
理想を持つことは悪いことじゃないってこと。
ただ、“条件”で相手を選ぶより、
“感情”で心が落ち着く相手を探してほしいんです。
婚活をしてると、つい「もっといい人がいるかも」と思っちゃう。
でも、本当に大事なのは「この人となら素を出せるか」。
結婚生活って、ずっと一緒に過ごすこと。
飾らない自分を受け入れてくれる人が、一番の“タイプ”なんですよね。
まとめ:福岡で婚活してるあなたへ
本音を言うと、
「タイプ外だったけど、今が一番幸せです」
そう話す成婚者さん、ほんとに多いんです。
それって、「恋の相手」じゃなく「人生のパートナー」を見つけたから。
婚活は、自分を知る旅でもあります。
理想を見直す勇気を持てた人ほど、幸せな結婚に近づいていく。
だからこそ、焦らず、ちゃんと自分と向き合ってください。
あなたの“本当のタイプ”は、もしかしたら意外なところにいるかもしれません。
「タイプじゃないけど、気になる人がいる」
そんな時は、少しだけ勇気を出してみてください。
恋のスイッチは、意外と静かな瞬間に入るものです。
あなたなら大丈夫。
一緒に、自分にぴったりの“タイプ”を見つけていきましょう。
