こんにちは。
Enppy.です。
誠実で人柄もよくて優秀なのに、なぜか、婚活だけがうまくいかない男性は少なくありません。
例えば、理系男性の婚活相談を受けていると、こんな声をよく耳にします。
「何を話したらいいかわからない」
「条件は悪くないはずなのに、なぜか続かない」
仕事では冷静に分析できるのに、婚活では結果が出ない。
お断りが続くのに理由がわからず困っている人が多いのです。
それは頭の良さや誠実さの問題ではなく、感情の伝わり方に原因があります。
ここでは、なぜ婚活を難しくしているのか?
その原因と今すぐできることをお伝えします。
1.理系男子の婚活が難しい理由
理系の方ほど、正解や再現性を重視する傾向があります。
しかし、人と人との関係には「明確な答え」がありません。
婚活で大切なのは、「相手を観察する力」よりも「相手を感じる力」です。
分析・仮説・検証のループに入るほど、会話が理屈っぽくなり、感情のキャッチボールが途切れてしまいます。
人間関係は論理よりも「温度」で動きます。
温度とは、心の深まりと気持ち。
つまり相手との間に流れる感情のエネルギーのことです。
たとえば、同じ言葉でも次のように印象が違います。
「そうなんですね。」(淡々)
「そうなんですね!」(少し笑顔)
言葉の内容は同じでも、伝わる温度はまったく違います。
相手が安心したり、心を開いたりするのは、言葉の正確さではなくこの温度の部分です。
この「温度差」に気づくことが、婚活成功の第一歩です。
2.誠実さが伝わらないワケ
理系男子の多くは、嘘がつけず真面目で誠実です。
実はとても結婚向きで、成婚者をみていても結婚後に良きパートナーになります。
真面目で誠実だからこそ、軽いノリや冗談を苦手に感じる人も多いでしょう。
けれど、婚活の初期段階では「共感」や「安心感」が重要です。
真面目さは長所ですが、「堅い印象」になってしまうと距離が生まれます。
誠実さを「まじめに説明する」よりも、「あなたと話すと落ち着く」と思ってもらえる雰囲気づくりが大切です。
たとえば、相手の話を一度受け止めてから「なるほど」「そういう考え方もあるんですね」と返すだけで、共感が自然に伝わります。
人柄の土台はあるので、異性を知りお相手との関係構築を理解するだけで、よい関係が育ちます。
3.感情スキルを磨くには?
男性の思考や環境から、会話がつい説明や事実確認になりがちです。
論理的な思考や建設的な会話は、悪いことではありませんが、
婚活はプレゼンではなく「共鳴の時間」ですので、ロジックだけになると温度が育ちません。
女性との会話では、非言語(表情・声のトーン・間の取り方)から伝わる印象が、言葉以上に影響します。
理系男子におすすめなのは、「データを取る感覚で観察する」こと。
観察といっても、じっと相手を見つめることではありません、感じてください。
・相手が笑うときの表情
・話題を変えたときの反応
・沈黙の後の空気の変化
これらを観察すると、相手の感情の地図が見えてきます。
心理学ではこれを「感情知能(EQ)」と呼びます。
EQを高めることで、相手の気持ちに自然に寄り添えるようになります。
4.うまくいく理系男子の婚活・3ステップ
理系男子のなかでも、、苦戦せずに交際を深めて成婚に進める人もいます。
彼らには共通点があります。
①分析よりも「感情観察」を意識する。
②相手の話を要約して返す。(リフレクト)
③会話の目的を「理解する」から「共感する」にシフトする。
この3つを意識するだけで、婚活は実験ではなく対話に変わり温度感が生まれます。
相手との関係性が深まり、「誠実な人」という印象が自然に伝わるようになります。
ほかには、理解し合えるお相手を大切にすることも大事です。
好みのタイプや条件だけでなく、感覚が合う人会話できる人、一緒にいて自然体でいられそうだと感じたら、すぐに断らずに会いながらお互いを知っていくこと。
5.さいごに
理系男子の強みは「誠実さ」「一貫性」「探究心」。
これらは結婚生活では大きな武器になります。
ただし、婚活の初期段階では「安心感」や「心の距離感」が先に必要です。
頭で考えるより、少しだけ感じる力を使ってみてください。
婚活は、感情と理性のバランスを育てる最高の練習の場です。
自分らしい誠実さを、相手の心に届く形で伝えていきましょう。
▷ご相談のご案内
あなたの誠実さがしっかり伝わるように、
話し方・表情・伝え方のサポートを行っています。
初回カウンセリング(オンライン対応可)では、
あなたのコミュニケーション傾向と婚活の課題を一緒に整理します。
> ご相談はHPから
尊重婚/Enppy.
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 