「結婚するなら、できれば年収1,000万円以上の男性が理想です」
結婚相談所でカウンセリングをしていると、女性からこのようなご希望を伺うことがあります。
そのとき、私は決して「理想が高すぎますね」とは申し上げません。
なぜなら、そこには単なる経済的な豊かさへの憧れではなく、その女性がこれまで大切にしてきた人生や、これから築きたい家庭への真剣な思いが込められていることがあるからです。
もちろん、年収が高ければ幸せな結婚ができるというわけではありません。
しかし、経済的な安定や教育への価値観、生活環境を大切にしたいと考えることも、結婚相手を選ぶうえで自然な希望の一つではないでしょうか。
今回は、丸の内の結婚相談所 で日々さまざまな方と向き合う中で感じている、少し大人の結婚観についてお話ししたいと思います。
■「どんな男性でもいいわけではないんです」
ある日、真剣に結婚を考えている女性の思いに触れ、改めて考えさせられたことがありました。
その方が大切にされていたのは、男性の肩書や収入だけではありません。
「これまで育ってきた環境や、家族に対する考え方が近い方と出会いたい」
「将来、子どもが生まれたときには、さまざまな可能性を与えてあげたい」
「夫婦で旅行を楽しみ、文化や芸術に触れ、心豊かな家庭を築いていきたい」
そうした、結婚後の暮らしに対する具体的な願いでした。
一見すると「高収入の男性を希望する女性」という言葉で片付けられてしまうかもしれません。
しかし、丁寧にお話を伺っていくと、その本質は少し違います。
求めているのは、お金そのものではなく、お金によって実現できる人生の選択肢や、家族と過ごす時間の豊かさなのです。
そして、何より大切なのは、その価値観を理解し、同じ方向を向いて歩んでくれるパートナーの存在です。
■育ってきた環境は、結婚観に影響する
人は誰しも、生まれ育った環境や家族との関わりの中で、自分なりの価値観を育んでいきます。
休日には家族で食卓を囲み、会話を楽しむ家庭。
教育や習い事を大切にする家庭。
旅行を通じて、子どもにさまざまな世界を見せようとする家庭。
仕事に真摯に向き合いながらも、家族との時間を何より大切にする家庭。
どのような環境にも、それぞれの良さがあります。
大切なのは、何が正しいかではなく、結婚する二人が、どのような暮らしを心地よいと感じるかです。
例えば、一方が「子どもの教育にはできる限り投資したい」と考えていても、もう一方が「教育費よりも日々の自由な暮らしを優先したい」と考えていれば、将来すれ違いが生じるかもしれません。
旅行や住まい、働き方、親との関係についても同じです。
結婚とは、二人が好きという気持ちだけでなく、それぞれの人生観を持ち寄り、新しい家庭を築いていくこと。
だからこそ、育ってきた背景や価値観について理解し合うことは、とても大切なのです。
■年収1,000万円という数字の、その先にあるもの
高収入の男性を希望する女性に対し、「条件ばかり見ている」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれども、実際のカウンセリングでは、単に贅沢な生活を望んでいるとは限りません。
将来、子どもに十分な教育機会を与えたい。
家族旅行やさまざまな体験を通して、子どもの視野を広げてあげたい。
夫婦のどちらかに予期せぬ出来事があったときにも、安心して暮らせる家庭を築きたい。
そのような具体的な将来設計から、経済的な安定を求める方もいらっしゃいます。
もちろん、年収1,000万円という数字だけで、理想の生活が保証されるわけではありません。
住む地域や家族構成、住宅費、教育費、資産状況によって、暮らしのゆとりは大きく変わります。
また、年収が高くても、家族に時間を使うことに価値を感じない方もいれば、限られた時間の中で家族を最優先に考える方もいらっしゃいます。
本当に確認すべきなのは、
「どれだけ稼いでいるか」
という数字だけではなく、
「その収入や時間を、どのような人生のために使いたいと考えているか」
ではないでしょうか。
■経済的な豊かさと、心の豊かさは両立できる
私が素敵だと感じるご夫婦には、一つの共通点があります。
それは、どちらか一方が幸せを与えるのではなく、お互いが相手の人生を豊かにしようとしていることです。
男性が仕事に打ち込んできた人生。
女性が学びや仕事、さまざまな経験を大切にしてきた人生。
その二つが出会い、これからの時間を共に過ごしていく。
そこに必要なのは、経済力だけでも、学歴だけでもありません。
お互いへの尊敬。
感謝の気持ち。
違う意見を受け止める柔軟さ。
そして、何でもない日常を一緒に楽しめる心の余裕です。
休日に少し遠くまで出かけることもあれば、自宅で温かい飲み物を片手に、その日にあった出来事を語り合うこともあるでしょう。
華やかなレストランで記念日を祝う一方で、何気ない夕食を囲んで笑い合う時間もある。
そのどちらにも幸せを感じられる関係こそ、成熟した大人の結婚の魅力ではないでしょうか。
■条件を妥協する前に、条件の意味を考えてみませんか
婚活を続けていると、ときには周囲から、
「もう少し条件を下げた方がいい」
「年収にこだわらない方が出会いは増える」
と言われることもあるかもしれません。
確かに、条件を広げることで出会いの可能性が増える場合はあります。
しかし、私は最初から無理に理想を下げることが正解だとは思っていません。
まず考えていただきたいのは、その条件が、ご自身にとってなぜ必要なのかということです。
年収1,000万円以上という希望が、本当に金額そのものへのこだわりなのか。
それとも、将来の教育費や生活の安定を大切にしたいという願いなのか。
大卒以上という希望が、学歴そのものを重視しているのか。
それとも、学ぶことへの姿勢や知的好奇心を共有したいという思いなのか。
その理由が分かると、出会いの見方も変わってきます。
条件を大切にしながらも、数字には表れない魅力に目を向けられるようになるのです。
結婚相手を探すとは、条件表の中から正解を選ぶことではありません。
自分が望む人生を理解し、共に実現していける方を見つけることなのだと思います。
■ハイクラス男性が求めているのも、肩書だけではありません
M’sブライダルジャパンには、経営者、医師、会社役員、専門職など、さまざまな分野でご活躍されている男性からも結婚のご相談をいただいております。
長年お仕事に向き合い、責任ある立場で努力を重ねてこられた男性ほど、結婚相手に求めるものが必ずしも外見や若さだけではないと感じることがあります。
「仕事の大変さを理解してほしい」
「家庭では自然体で過ごしたい」
「何気ない話を楽しめる女性と出会いたい」
「お互いの家族を大切にできる関係が理想」
そのような思いをお持ちの方もいらっしゃいます。
だからこそ、女性のプロフィールを作成する際にも、学歴や職歴を並べるだけでは十分ではありません。
どのような環境で育ち、何を大切にし、これからどんな家庭を築きたいのか。
その方の内面や価値観が自然に伝わることが、良いご縁につながる大切な要素になります。
華やかな経歴よりも、穏やかな笑顔や思いやりのある言葉に心を動かされる男性もいらっしゃるのです。
■人生を共にする人だからこそ、丁寧に選んでいい
結婚は、誰かと競争するものではありません。
早く結婚した人が幸せで、時間をかけて選んだ人が遅れているわけでもありません。
大切なのは、ご自身が納得できる選択をすることです。
育ってきた環境も、大切にしてきたものも、一人ひとり違います。
だからこそ、どんな方となら安心して暮らせるのか、どんな家庭を築きたいのかを、丁寧に考えていただきたいのです。
「条件が多いかもしれない」
「こんな理想を話したら、わがままだと思われるだろうか」
そんな心配はなさらなくて大丈夫です。
まずは、ご自身が本当に望んでいることを、率直にお聞かせください。
そのうえで、実際の出会いの可能性やお相手のご希望も踏まえながら、一緒に考えていきましょう。
■丸の内で、これからの人生についてお話ししませんか
M’sブライダルジャパン・インターナショナルは、2000年の創業以来、さまざまな人生経験をお持ちの方々のご縁をお手伝いしてまいりました。
私が大切にしているのは、条件だけで機械的にお相手を選ぶのではなく、お一人おひとりの人生観や価値観、結婚への思いに丁寧に向き合うことです。
理想の結婚生活が具体的に思い描けている方も、まだ自分に合うお相手が分からないという方も、どうぞ安心してご相談ください。
年収や学歴、社会的なお立場も大切な判断材料です。
しかし、それ以上に大切なのは、お二人がこれからどのような人生を共に歩んでいけるかということ。
「条件の良い人を探す婚活」から、「自分の人生に本当に合う人と出会う婚活」へ。
これまで大切にしてきた価値観を無理に手放すことなく、これからの幸せを一緒に考えてみませんか。
素敵なご縁は、ご自身の本当の願いを知るところから始まるのかもしれません。
M’sブライダルジャパン・インターナショナル
東京・丸の内のハイクラス専門結婚相談所
創業2000年。経営者・医師・会社役員・専門職など、真剣に結婚を考える方々の出会いをサポートしております。
ご相談は完全予約制・個別対応。
代表取締役/エグゼクティブカウンセラー
宮崎 央至
公式サイト:https://msbridal-executive.com
お電話:03-6860-8409
これからの人生を共に歩む、大切な方との出会いを。
