「恋愛にも婚活にもマニュアルなんて」「駆け引きはいらない」「自然体が一番魅力的に見えるのよ」と言っていたのですが、結構本を読むのが好きな私はある本に出会って考えが変わりました。というか…忘れていた事を思い出しました。

 

「わたしは愛される実験をはじめた。」著者浅田悠介

その中の言葉にハッとさせられたのです。

 

「ほとんどの女は、私だけを愛して、なんていうくせに、他の女と同じことしかしない」

 

「たしかに、恋愛に駆け引きなんか必要ない、コミュニケーションを計算するのは邪道だ、そんなもので引っかかる男はたいしたことがない、もっと考えずに恋愛を楽しめばいいのに　こういう意見を持つ女もいるわ」

 

「彼女たちは、男に不自由しない女たちなのよ。連絡して遊べる男もいる。新しい男からの誘いもある。なにより男とのコミュニケーションを楽しめるスキルがある。まさかLINEの一通で永遠に悩んだりしないわ。そりゃ彼女たちにすれば恋愛に駆け引きは不要でしょう。そんなことしなくても美味しい恋愛が出来るんだから。」

 

「たしかに生まれつきモテる女はいる。けれど私たちは学ぶ事で愛される女にもなれる。」

 

私が初めてつきあったのは、中学2年生でした。10ヵ月つき合った時、学校で一番モテていた、スタイルも顔もピカ1で、話し方も甘く可愛い、クラスで一番仲の良かった女の子に奪われる事となりました。

 

その時は、奪われると思うことすらおこがましい、自分がその子よりも劣る事は当たり前で、取られたとか奪われたというより、彼が彼女を好きになって選んだのだと思いました。泣く事も怒る事もありませんでした。

 

長い長い謝りの手紙も彼女からもらい、それからは2人が一緒にいる前を小走りで通り過ぎました。

 

そこから彼は彼女にフラれて私のところに復縁したいと言いに来ました。私は良いよと言ってまたつき合いました。

 

もう忘れていたけれど、本を読むのが好きだった私の頭にはこれまで色々と読んできた恋愛マニュアルが組み込まれています。それはもう無意識に。

そして化粧の仕方や髪の巻き方もをYouTubeで学びました。
どの色やカタチの服が一番スタイルが良く綺麗に見えるのか研究しました。
立ち振る舞いも習いました。

中学生の時はろくに話も出来なかったのに、言葉を選び声をかけ、相手が話し安い面白い雰囲気をつくることも覚えました。

自分が幸せに生きる為に、モノゴトの受け取り方も学びました。

 

 

多分それは私が「やりたかったこと」だったからです。やりたかったことをやった時には辛くはないし、苦しくもない。

あなたが前向きに元気に成長する為にやる事なら、楽しめるなら、それはとても素敵な事だと思います。
私は今も、若い男女それぞれの価値観をお聞きしたり、新しいクルクルし過ぎない髪の巻き方をYouTubeで練習したり、歳を重ねてもムリのない化粧を研究したりしています。

 

美味しい美味しくないと、みんなが色々感じるように、見た目の良し悪しも同じことかもしれませんが、ともかくそれを自分が楽しんでいくことを欠かしては、大人の勉強は上手くいかないのではないかと感じます。

 

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