婚活で「身元確認」と「本気度チェック」が重要な理由

1. マッチングアプリのプロフィールは自己申告制

マッチングアプリでは、登録時に本人確認が必要な場合もありますが、基本的にプロフィール内容は自己申告制です。

そのため、年収・職業・結婚願望などを偽ることもできてしまいます。

例えば、

• 「会社経営」と書いてあったのに、実際はアルバイトだった。
• 「独身」と言っていたのに、後から既婚者だと判明した。
• 「結婚願望あり」と言っていたのに、実は「まだ遊びたいだけ」だった。

こうしたケースは決して珍しくなく、特に結婚を真剣に考えている人にとっては大きなリスクです。

2. 「本気で結婚したい」と言っていても、本気度には差がある

マッチングアプリでは「結婚したい」と書いていても、その言葉の意味が人によって違います。

例えば、

• 「いい人がいればいつか結婚したい」（＝すぐ結婚する気はない）
• 「2～3年後に結婚できたらいいな」（＝まだ先の話）
• 「親に急かされているけど、自分はまだ結婚したくない」（＝本気じゃない）

こうした微妙な違いを見極めるのは難しいですよね。

「結婚を前提に付き合っていたのに、なかなか結婚の話が進まない」という事態になりがちです。

結婚相談所では、「◯年以内に結婚したい」という具体的な希望が明確な人が集まっているため、こうした温度差が生じにくくなります。

3. 婚活で「既婚者に騙されるリスク」を減らすために

マッチングアプリでは、既婚者が独身のふりをして登録するケースもあります。

実際、「奥さんがいるのにマッチングアプリを使っていた」という話は珍しくありません。

例えば、

• 週末は「仕事が忙しい」と言って会ってくれない。
• 連絡がいつも遅い or 深夜しか返信がこない。
• 住所や職場など、個人情報をはぐらかす。

こうした場合、相手が既婚者である可能性も考えられます。

結婚相談所では、入会時に 「独身証明書」の提出が必須 なので、こうしたリスクはほぼゼロになります。

4. 収入や職業を偽るリスクを避けるために

婚活において、相手の収入や職業は非常に重要なポイントのひとつ。

しかし、マッチングアプリでは年収や職業も自己申告制なので、信頼性に欠けることがあります。

例えば、

• 「年収800万円」と書いてあったのに、実際は契約社員で収入も不安定だった。
• 「医師」と名乗っていたのに、実は医療関係のアルバイトだった。

結婚相談所では、年収証明（源泉徴収票）や職業証明（勤務先の在籍証明）が義務付けられているため、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。