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Hiroka

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「結婚すると幸せになれる?」 それって本当?ちょっと違うと思う。

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「結婚すると幸せになれる?」 それって本当?ちょっと違うと思う。
「結婚している人の方が幸福度が高い」っていうデータ、よく見かけますよね。実際、調査結果でもそういう傾向が出ているみたいです。

例えば、大規模な研究では「結婚している人の方が幸福度が高い」とされているし、日本のデータでも「既婚者の方が幸福度が高い」と出ているそうです。

でも、私はこれを見て「じゃあ、結婚すれば幸せになれるんだ!」と皆さんに思ってほしくないんです。だって、幸せって「結婚」という出来事によって決まるものじゃないから。今日は幸せとは?について私の考えをお話しますね。

幸せは「もらう」ものじゃなくて「感じる」もの

結婚したから幸せになった、子どもがいるから幸せ、っていうのは一つの形だけど、結婚していても「幸せじゃない」と感じる人だっているし、独身でも「私はすごく幸せ」と思っている人もいますよね。

つまり、幸せって「状況」で決まるものじゃなくて、「自分がどう感じるか」なんですよね。

よく「幸せにしてもらいたい」とか「相手を幸せにしてあげたい」って言うけれど、私自身はそういう考えになったことがないと思います。

子どもたちを育てるにあたっても、幸せに・・・というより、おなか一杯たべさせて、いっぱい寝かせたら丈夫になるだろう!ぐらいの感じで育ててました。

結婚は「幸せのきっかけ」にはなる

じゃあ、結婚に意味がないのか? というと、そんなことはないと思います。

結婚すると、二人で一緒に過ごす時間の中で、幸せを感じるきっかけが増えるのは確かです。

・一人で食べるご飯も美味しいけど、大切な人と食べるともっと美味しく感じる
・疲れて帰ってきたとき、「おかえり」って言ってもらえるとホッとする
・辛いことがあっても、一緒に乗り越えられる安心感がある

こういう日常の中にある小さな幸せが、結婚によって増えていく。だから、結婚が「幸せを感じやすくする環境」を作ることは間違いないと思います。

でも、幸せを感じられるかどうかは自分次第

だけど、それを「幸せ」と感じるかどうかは、結局は自分の心の持ち方なんですよね。どんなにいい環境にいても、それを当たり前だと思ってしまえば、幸せを感じることはできない。

逆に、何気ない日常の中でも「ありがたいなぁ」「幸せだなぁ」と思える人は、どんな状況でも幸せになれる。

だから、結婚すれば幸せになれるわけじゃなくて、「自分で幸せを感じられる人」が、結婚しても幸せになれる んです。

もし今、婚活をしているなら、「この人となら幸せになれるか?」じゃなくて、「この人と一緒に、幸せを感じられるか?」を考えてみるといいかもしれません。

・一緒にいて、自然と笑顔になれる人
・小さなことでも「ありがとう」と言い合える人
・何気ない日常を楽しめる人

こういう人となら、結婚した後も幸せを感じやすいと思います。

「結婚すれば幸せになれる」ではなく、「幸せを感じる人が、結婚しても幸せになれる」。この視点、大事にしていきたいですね。

結婚と幸福度

結婚と幸福度

結婚している人は、していない人に比べて幸福度が高い傾向があります。約90万人を対象とした大規模な調査では、結婚している人の方が高い幸福度を示しました。結婚している人の幸福度が高いというデータは、いくつかの研究で示されています。例えば、内閣府経済社会総合研究所の調査では、配偶者のいる人は未婚者と比較して、男女ともに主観的幸福度が有意に高いことが報告されています。

また、全米経済研究所(NBER)の研究でも、結婚している人は独身の人より人生の満足度が高い傾向があると示されています。

子供の有無と幸福度

子供の有無が幸福度に与える影響は、国や文化によって異なります。日本と米国のデータを用いたパネルデータ分析によると、ライフステージの変化、例えば結婚や出産が人々の幸福度や充実度に影響を与えることが示されています。

年齢と幸福度の変化

年齢とともに幸福度は変化します。男性の場合、20歳時点の幸福度は6.68で、その後緩やかに低下し、48歳で6.11と最低になりますが、その後上昇し、64歳で20歳時点を超えます。女性の場合、20歳時点の幸福度は6.68で、26歳から30歳頃にかけて一度上昇し、その後下降し、49歳で6.48と最低になります。(PRESIDENT Onlineより)

 

しかし、これらのデータが示すのは、結婚している人の平均的な幸福度が高いという傾向であり、結婚そのものが必ずしも全ての人にとって幸福をもたらすわけではありません。

幸福は外部から与えられるものではなく、自分自身が感じ取るものです。日々の小さな出来事や感謝の気持ちを大切にし、自分の中にある「幸せを感じる力」を育てることが、真の幸福につながるのではないでしょうか。

結婚は、幸せを感じる機会を増やす一つの手段かもしれませんが、最も大切なのは、自分自身が幸せを感じ取る心を持つことです。そのような心を持つことで、結婚していてもいなくても、豊かな人生を送ることができるでしょう。

 

もし今、婚活をしているなら、「この人となら幸せになれるか?」じゃなくて、「この人と一緒に、幸せを感じられるか?」を考えてみるといいかもしれません。

・一緒にいて、自然と笑顔になれる人
・小さなことでも「ありがとう」と言い合える人
・何気ない日常を楽しめる人

こういう人となら、結婚した後も幸せを感じやすいと思います。

「結婚すれば幸せになれる」ではなく、「幸せを感じる人が、結婚しても幸せになれる」。この視点、大事にしていきたいですね。