お気に入り一覧 プロに相談する

Hiroka

札幌JR駅北口徒歩1分

結婚は“白と黒の法則”と同じ?夫婦関係を良くする“信頼”の選択

投稿日:

結婚は“白と黒の法則”と同じ?夫婦関係を良くする“信頼”の選択
結婚生活って、思い描いていたものと違っていた…そんな風に感じることはありませんか?

「なんで私ばかり家事をしなくちゃいけないの?」
「どうして夫は感謝の言葉をくれないの?」

夫婦関係において、不満やすれ違いを感じることは誰にでもあります。でも、その時に「相手が変わってくれればいいのに」と考えてしまうと、なかなかうまくいきません。

実は私、昔あるリーダー研修でとても印象に残ることを学びました。それが「白が欲しければ、白を出す」という考え方です。

研修では、参加者が2つのグループに分かれ、それぞれが「白」と「黒」のカードを持っていました。ゲームの目的は、最終的に全員が白を出すこと。でも、どちらかが黒を出せば相手の白を搾取できる。

このルールを通して学んだのは、相手に白を出してほしいなら、自分も白を出さなければならないということ。相手を信頼せず黒を出し続けると、結局両者が損をしてしまうのです。

実はこの考え方、結婚生活にもそのまま当てはまるのではないでしょうか?
夫婦関係を良くするためには、まず自分が白を出すこと。今日はこの「白と黒の法則」を踏まえながら、結婚における信頼と協力の大切さについてお話しします。

囚人のジレンマ知ってますか?

白と黒の選択の話と同じで囚人のジレンマというのがあります

ある日、2人の囚人が逮捕されました。

警察はそれぞれを別々の部屋に入れ、

「お前が相手を裏切れば刑を軽くしてやる」と囁きます。囚人同士は話し合えません。

そして、2人の選択肢は次の通り。

  1. お互いに黙っていれば → 両方とも2年の刑
  2. 片方が裏切ると → 裏切った人は無罪、裏切られた人は5年の刑
  3. お互いに裏切ると → 両方とも4年の刑

本当は、お互いに黙るのが最善なのに、「相手が裏切るかも」と疑ってしまうと、結果的に両方が損をすることになってしまうのです。

お互いに信頼し合って黙れば2年ずつで済みますが、相手が裏切るリスクを考えると、自分も裏切るのが「合理的」な選択になり、結果として両者4年の刑になってしまいます。
(本来なら2年ずつで済んだのに、お互いが疑心暗鬼になった結果、損をしてしまうというジレンマです。)

 

あなたが囚人なら、相手の事を信用して、黙っていることはできますか?

自分は損をしたくない

相手が裏切るかもしれない

 

色々な事を考えてしましますよね。

でも一番合理的なのは、お互いを信じ、何も話さなければ、お互いに2年づつの刑で終わるとことなんです。

 

囚人のジレンマと結婚生活

この考え方、結婚にも当てはまると思いませんか?

例えば、夫婦で家事を分担するときに…

  • 「相手がやらないなら、自分もやらなくていい」
  • 「どうせ感謝してくれないから、私も言わない」

こうしてお互いが黒を出すと、家の中はギスギスしてしまいます。
でも、先に「白」を出してみたらどうでしょう?

  • こちらが感謝の言葉をかければ、相手も自然と返してくれる
  • 先に優しく接すれば、相手も穏やかになる

この小さな積み重ねが、夫婦関係を良くする秘訣なのです。

白を出し続ける勇気

では、「先に白を出す」ためにはどうすればいいのでしょうか?

まず大切なのは、相手の態度を待つのではなく、自分から行動すること

  • 「ありがとう」と積極的に伝える
  • 相手のために小さな思いやりを持つ
  • 見返りを求めず、自分から先に優しさを出す

最初は勇気がいるかもしれません。でも、白を出し続けていると、やがて相手も白を出してくれるようになります。信頼関係は、こうして築かれていくものなのです。

結婚生活においても大切なのですから、

婚活においてももちろん大切な事なんです。

婚活していて、選ぼうとしていませんか?

選ばれるために、自分から相手に優しくできていますか?

「白と黒の法則」とは?

私が受けたリーダー研修の中で学んだ「白と黒の法則」は、協力関係の本質を理解するためのシミュレーションゲームでした。これは、単なる勝ち負けを競うものではなく、最終的に全員が協力し、良い結果を得ることが目的のゲームです。

ゲームのルール

  1. 参加者は2つのグループに分かれる。
  2. 各グループは毎回「白」か「黒」のカードを出すことができる。
  3. 両グループが「白」を出せば、お互いにポイントが加算される。
  4. どちらかが「黒」を出すと、黒を出した側は得をするが、白を出した側は損をする
  5. 両グループが「黒」を出すと、両者ともにマイナスのポイントになる。
  6. このやり取りを何度も繰り返し、最終的なポイントを競う。

このゲームの最大のポイントは、「相手が白を出すなら、自分も白を出せば両者にとってプラスになる」ということ。しかし、途中から「相手が裏切るかもしれない」「自分だけ得をしたい」と考え始めると、黒を出すようになり、結果的に全員が損をするという展開になりやすいのです。

学びのポイント

  • 最初は「お互いに白を出して協力しよう」と思っていても、途中から相手に勝ちたい、騙されたくないという心理が働く
  • しかし、本来の目的は勝つことではなく、お互いが白を集めること
  • 一度黒を出すと、相手も疑心暗鬼になり、黒を出し続ける悪循環に陥る。
  • 相手に白を出してほしいなら、まず自分が白を出し続けることが大事

この「白と黒の法則」は、単なるゲームではなく、信頼関係の本質を学ぶものです。

昔、リーダー研修で学んだ「白と黒の法則」。

あの時、「白が欲しければ、自分が白を出さなければならない」と教えられましたが、今振り返ると、それは結婚生活そのものだったのだと思います。

結婚は「相手が変わってくれたらうまくいく」というものではなく、お互いが信頼し合い、思いやりを持つことで成り立つものです。

だからこそ、夫婦関係に悩んだときは、「自分は白を出しているだろうか?」と振り返ってみてください。

先に黒を出してしまうと、相手も黒を出す。けれど、先に白を出せば、やがて相手も白を出してくれるはずです。

結婚生活は、白と黒の選択の連続。

あなたは「白」を出していますか?

結婚を真剣に考えている方は、札幌の結婚相談Hirokaの無料相談に来てください。