婚活をしていると、こんなお断り理由をよく聞きます。
「プロフィール写真より、少し太っていた」
「写真と顔が少し違った」
「服にシワがあった」
気持ちはわからなくもないんです。でも、カウンセラーとして正直に言わせてください。この理由でお断りを続けている限り、なかなか結婚にたどり着けません。
プロフィール写真は「最高の状態」で撮っています
そもそもの話をすると、婚活のプロフィール写真はプロのカメラマンが撮影し、ヘアメイクも整えた「ベストショット」です。実際に会ったときと少し違うのは、当然のことなんです。
それに、お相手も同じ気持ちで婚活をしています。緊張しながらお見合いに来て、「うまく話せるかな」「印象よく見てもらえるかな」と思っている。
そのことを想像できるかどうか。実はそこに、婚活がうまくいく男性とそうでない男性の、大きな差があると思っています。
女性が「包容力」に求めているもの
「男性に求めることは何ですか?」と聞くと、多くの女性が「包容力のある人」と答えます。
では、包容力って何でしょう?
私が考える包容力とは、一言で言えば「相手に求めすぎないこと」です。
自分の理想や基準を相手に押しつけず、相手をそのまま受け入れようとする姿勢。それが、女性の言う「包容力」の正体だと思っています。
女性の身体は、生理や妊娠・出産によって体型や体調が大きく変化します。年齢とともに外見が変わっていくのも自然なことです。そういう変化があるたびに細かく指摘してくる人と一緒にいたら、どれだけ心が疲れてしまうか。
「この人といると、常に評価されているみたい」「少し体型が変わったら何か言われそう」と感じさせてしまう男性は、それだけで包容力がないと思われてしまいます。
実は私自身の経験でもあります
少し個人的な話をさせてください。
今の主人と出会う前に付き合っていた男性は、細かいことによく気づく人でした。「ちょっと太った?」「今日のメイク、いつもと違うね」とすぐ言ってくる。
でも、「初めて買った服」や「少しだけ切った髪の毛」には全然気づいてくれなかった。
つまり、その人が気づいていたのは「自分の理想から外れた部分」だけだったんです。「嬉しい変化」には気づかず、「気になる変化」にだけ敏感だった。
今の主人は、私の変化にほとんど気づきません(笑)。「髪切ったよ」と言っても「確かに短くなった」くらいの反応です。
それが、すごく楽だと感じました。「ありのままの私を受け入れてくれている」という安心感。それが、主人と結婚しようと思った理由のひとつです。
「スペック」より「人柄」の時代
ひと昔前は「三高(高学歴・高年収・高身長)」が理想の男性像でした。でも今は違います。
共働きが当たり前になり、女性も自分で稼げる時代になりました。そうなると、「男性に養ってもらう」という前提が崩れていく。
テニシアの会員様からも、「年収は普通でいい、穏やかで一緒にいて楽な人がいい」「私のことを否定しない人がいい」という声をよく聞きます。
「スペック」よりも「一緒にいるときの安心感」。 これが今の婚活市場で女性が求めているものです。
高収入・高学歴であっても、細かいことが気になって相手に多くを求める男性は、婚期を逃してしまうことがあります。自分のスペックに自信があるほど、気をつけてほしいポイントです。
「求める」より「受け入れる」婚活へ
婚活では「相手に何を求めるか」よりも、「相手の何を受け入れられるか」という視点の方が、実はずっと大切です。
条件リストが長くなるほど、合う人は少なくなります。逆に「これは受け入れられる」「一緒にいれば慣れていける」という部分を増やすほど、出会いの可能性は広がります。
「受け入れる」は「妥協する」とは違います。「この人のここは違うけど、一緒にいて楽しいし安心できる」という感覚を大切にすることです。
「この人といると楽だな」「ありのままでいられるな」と女性に感じさせること。 それが、婚活を成功させる一番の近道だと思います。
まとめ
包容力とは、生まれつきの性格ではありません。「相手の良いところを探す意識」「相手の立場に立って考える習慣」を積み重ねることで、少しずつ育てていけるものです。
婚活がうまくいかないと感じている方、なかなか次に進めないと悩んでいる方、ぜひ一度カウンセラーに相談してみてください。一人で抱え込まなくて大丈夫です。
