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婚活がうまくいかない本当の理由──「認知的不協和」があなたを止めている

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婚活がうまくいかない本当の理由──「認知的不協和」があなたを止めている

婚活をしているのに、なかなか前に進まない。
「出会いがない」「いい人がいない」
そう感じるとき、実は原因は“外側”ではなく、“自分の心の中”にあることがあります。

その正体が──認知的不協和

少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、これは「人が誰でも無意識に感じている心理のズレ」です。
婚活が長引く人ほど、この“心理のズレ”に苦しんでいることが多いのです。


■ 認知的不協和とは?──「本音」と「建前」がぶつかるとき

認知的不協和とは、自分の考えや行動が矛盾しているときに生じる不快な気持ちのこと。
人はこの不快感を減らすために、つじつまを合わせようと行動や考えを変えます。

たとえば、こんな場面。

「本当は結婚したい」と思っているのに、
「今は仕事が忙しいし、まだいいかな」と自分に言い聞かせる。

これが、まさに“認知的不協和”です。

「結婚したい(本音)」

「今はまだいい(現実の行動)」
が矛盾している。

でも人は、この矛盾に耐えられず、
「自分はまだ若いから」
「婚活してもうまくいかないかも」
と“理由づけ”をして、心を落ち着かせようとします。

実はこれが、婚活を遅らせる最大の原因です。


■ 婚活でよくある「認知的不協和」のパターン

婚活では、この心理のズレがさまざまな形で表れます。
いくつかの典型的なパターンを見てみましょう。

① 「結婚したいけど、まだ行動できない」

多くの人が最初にぶつかる壁です。

「婚活アプリは気になるけど、ちょっと怖い」
「相談所に行ってみたいけど、敷居が高そう」

こうした“行動しない理由”を探してしまうのは、
本音の「結婚したい」と現実の「まだ何もしていない」のズレを埋めるため。

このズレを放置すると、時間だけが過ぎていき、
「気づけば1年経っていた…」ということになりがちです。


② 「理想の相手がいない」と思い込む

婚活中の人がよく口にする言葉。

「いい人がいない」「ピンとこない」

しかし実際には、出会っているのに“心が動かないようにしている”場合もあります。

なぜか?
理想と現実のギャップを認めるのが怖いから。

たとえば、
「年収○○万円以上」「高身長」「家族想い」
といった理想像を描いている人ほど、現実との不一致を感じやすく、
“認知的不協和”が強く働きます。

「理想を下げたくない」
でも
「現実は違う」

このギャップに苦しむと、人は出会いそのものを否定し始めてしまうのです。


③ 「私はちゃんと婚活してるのに、うまくいかない」

これもよくあるパターンです。

実際には「出会っていない」「お見合いが止まっている」など、
行動が少なくなっているにもかかわらず、
「私は努力している」と感じてしまう。

人は、自分を否定したくない生き物です。

だから、うまくいかないときに「やり方が違うのかも」と考えるより、
「相手が悪い」「タイミングが悪い」と外的要因に目を向けてしまうのです。

でも、この思考のズレを放っておくと、現実とのギャップがどんどん広がり、
婚活が苦しいものになってしまいます。


■ 認知的不協和を乗り越える3つのステップ

では、どうすればこの“心理のズレ”から抜け出せるのでしょうか。
そのための3つのステップを紹介します。


STEP1:自分の「本音」を書き出してみる

婚活が停滞しているときは、まず自分の心の声を整理することから。

  • どうして結婚したいのか?

  • どんな家庭を築きたいのか?

  • どんな人と一緒にいたいのか?

頭で考えるだけでは、思考のクセに引っ張られます。
紙に書くことで、本音と建前の“ズレ”が可視化され、
「自分が何に迷っているのか」が見えてきます。


STEP2:「小さな行動」で現実を動かす

認知的不協和を減らす最も効果的な方法は、行動を変えること

人は、「行動」が変わると「思考」も自然と変わります。

たとえば、

  • 無料相談を予約してみる

  • 婚活写真を撮ってみる

  • プロフィールを一緒に考えてもらう

たったそれだけでも、
「やっぱり行動して良かった」という安心感が得られ、
不安よりも“前進感”が勝るようになります。


STEP3:信頼できる人と「気持ちを整理」する

婚活は一人で進めると、自分の考えだけがグルグル回ってしまいがちです。
認知的不協和も、他人の視点を入れることで初めて気づけることが多いです。

結婚相談所のカウンセラーは、あなたが「気づいていない本音」に光を当ててくれる存在。
「どうして結婚したいのか」「どんな人が合うのか」
一緒に整理してもらうことで、婚活の迷いがスッと軽くなります。


■ 認知的不協和を理解すると、婚活はラクになる

婚活で苦しくなる人ほど、「理想」と「現実」の間で葛藤しています。
でも、その葛藤は“ダメなこと”ではありません。

それは、本気で結婚を考えているからこそ生まれる葛藤なのです。

だからこそ、自分を責める必要はありません。
むしろその不安や迷いをきっかけに、行動を変えていくことこそが、
幸せな結婚への第一歩です。


■ まとめ:本音で生きることが、最良のご縁を呼ぶ

認知的不協和を乗り越えるとは、
「自分の心に正直になること」。

“結婚したい”と思うなら、その気持ちに素直に行動してみましょう。
“怖い”と思うなら、その気持ちごとカウンセラーに相談してみてください。

誰もが迷う時期を通ります。
でも、立ち止まっている間にも時間は過ぎていきます。

行動を変えた人から、人生が変わる。
それは心理学的にも、婚活の現場でも、何度も証明されています。