こんにちは。
ななほし結婚相談所、代表カウンセラーの柳原です。

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婚活中の方と話していると、
本当によく出てくる言葉があります。

「相性が合えば、自然に結婚できると思うんです」
「ピンとくる相性の人を待っています」
「相性が良いかどうかが一番大事ですよね？」

今日は、この前提を一度だけ壊します。

結婚できる人ほど、「相性」を強く信じていません。

■ 「相性が良ければうまくいく」という幻想

相性という言葉は、とても便利です。

・合わなかった理由になる
・断るときの説明になる
・自分を責めずに済む

でも現場で見ていると、
「相性が良いはずだったのに続かなかった」
というケースは、いくらでもあります。

なぜか。

相性は、
最初から完成しているものではない
からです。

■ 婚活が止まる人ほど「相性チェック」をしている

婚活が長引く人ほど、
無意識にこんなチェックをしています。

・話していて違和感はないか
・価値観がズレていないか
・ストレスを感じないか

一見、正しい判断に見えます。

でもこれは、
相性を“試験”のように扱っている状態 です。

この見方をしている限り、
相性は減点方式になります。

そして減点方式の婚活に、
ゴールはありません。

■ 成婚する人が見ているのは「相性」ではない

実際に結婚が決まっていく人は、
相性そのものをあまり気にしていません。

代わりに、
こんなところを見ています。

・違いが出たとき、話し合えるか
・気まずくなったあと、戻れるか
・感情的になっても、壊れないか

つまり、
相性の良し悪しではなく「修復できる関係かどうか」。

この視点に切り替わった瞬間、
婚活は別の競技になります。

■ 「相性がいい人」は、後から作られていく

結婚生活で重要なのは、
最初のフィーリングよりも、

・すり合わせる力
・譲る力
・伝える力

です。

最初から相性が完璧だった夫婦より、
「違いはあったけど、話してきた夫婦」の方が、
圧倒的に安定しています。

相性とは、
見つけるものではなく、
育てた結果として感じるもの です。

■ 相性を信じすぎる人が陥る最大の落とし穴

相性を強く信じる人ほど、
こうなりやすい。

・違和感＝不一致
・ケンカ＝合っていない証拠
・迷い＝やめる理由

でも、結婚生活において
違和感や衝突は避けられません。

そこで必要なのは、
相性ではなく、
向き合い方 です。

■ 柳原の意見

私はこれまで、
「相性がいい人を探したい」
と言っていた方が、
なかなか結婚に進めない姿をたくさん見てきました。

そして、成婚されたあとに
こう言われることも多いです。

「相性は、後からついてきました」
「最初は完璧じゃなかったです」

結婚とは、
相性の答え合わせではありません。

関係を続ける選択の積み重ね です。

■ 最後に

もし今、

・相性が決め手だと思っている
・違和感があると不安になる
・ピンとこないと進めない

そう感じているなら、
少しだけ視点を変えてみてください。

「この人と、ズレたときに話せるか？」
この問いの方が、
結婚にはずっと近い。

一人でこの切り替えが難しいときは、
第三者の視点が役に立ちます。

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