こんにちは。
ななほし結婚相談所、代表カウンセラーの柳原です。
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婚活中の方から、ここ最近とても多い相談があります。
「周りが次々と結婚していって、気持ちがしんどいです」
「祝福したいのに、心がついていかなくて…」
「自分だけ取り残されている感じがします」
もし、これを読んで
「まさに今の自分だ」
と感じたなら、まず安心してください。
その感覚は、あなたが弱いからではありません。
今の時代の“構造”が、そう感じさせているだけです。
今日は、
なぜ「周りが結婚していくほど、婚活が苦しくなるのか」
そして
そこからどう抜け出せばいいのか
をお話しします。
■ 比較社会は「幸せそうな部分」だけを見せてくる
今の時代、結婚の情報は
自分から探さなくても勝手に入ってきます。
・SNSの結婚報告
・子どもの写真
・幸せそうな家族の投稿
こうした情報は、ほぼ例外なく
“うまくいっている部分だけ” が切り取られています。
でも人は、
その一部分を見て、無意識にこう考えます。
「自分は、何をしているんだろう」
「なんで自分だけ結婚できていないんだろう」
比較社会は、
他人のハイライトと、自分の舞台裏を比べさせる仕組み
になっています。
これで苦しくならない方が、むしろ不自然です。
■ 婚活が苦しくなるのは「遅れている」からではない
多くの方が、
「自分は遅れている」
「何かが欠けている」
と思い込んでしまいます。
でも実際には、
結婚のタイミングは
・性格
・環境
・仕事
・人間関係
・出会いの質
これらが複雑に絡み合って決まります。
周りが先に結婚したからといって、
あなたが劣っているわけでも、
失敗しているわけでもありません。
違う道を歩いているだけ です。
■ 比較が始まると、婚活は一気に苦しくなる
比較が強くなると、婚活にはこんな変化が出ます。
・相手を見る目が厳しくなる
・減点方式になる
・決断できなくなる
・自己肯定感が下がる
本来は
「一緒にいられる相手」を探す婚活が、
「他人と比べて負けない相手」を探す婚活に
すり替わってしまう。
この状態では、
誰と会っても苦しくなります。
■ 実は、比較で苦しむ人ほど真面目で誠実
ここで、はっきり言っておきたいことがあります。
周りの結婚に焦りや苦しさを感じる人ほど、
・ちゃんと人生を考えている
・将来を大切にしたい
・いい加減な結婚をしたくない
とても真面目で誠実な人 です。
何も考えていない人は、
そもそも苦しくなりません。
苦しさは、
あなたが本気で向き合っている証拠でもあります。
■ 比較から抜け出す人がやっていること
比較で苦しんでいた人が、
少しずつ楽になっていくとき、
必ずやっていることがあります。
それは、
「自分の婚活を、他人基準で考えるのをやめる」
という切り替えです。
・自分はどんな結婚生活がしたいのか
・どんな関係なら続けられるのか
・何を大切にしたいのか
ここに視点を戻せると、
他人の結婚報告は
「自分と関係のない出来事」
に変わっていきます。
■ 一人で考えるほど、比較は強くなる
比較がつらい状態で、
一人で考え続けるのは正直おすすめしません。
なぜなら、
人は不安なときほど
自分に不利な比較 ばかり集めてしまうからです。
第三者と話すだけで、
「そこまで悪くないですよ」
「むしろ、ここは強みですよ」
と視点が変わることは本当によくあります。
比較から抜ける一番の近道は、
一人で考えないこと です。
■ 柳原の意見
私はこれまで、
「周りがどんどん結婚していくのがつらい」
という相談を、何度も受けてきました。
その多くの方が、
決して結婚から遠い人ではありませんでした。
ただ、
他人の人生と自分の人生を
同じ物差しで測ってしまっていただけ。
結婚は競争ではありません。
順番も、正解もありません。
あなたの人生に合った形で、
一緒に歩ける相手を見つけること。
それが婚活の本質です。
■ 最後に
もし今、
・周りの結婚報告がしんどい
・婚活が急に苦しくなった
・自分だけ置いていかれている気がする
そう感じているなら、
それはあなたがダメだからではありません。
比較社会の中で、真剣に生きているだけ です。
一度、他人基準から離れて、
自分の婚活を整理してみませんか。
話すだけで、
驚くほど気持ちが軽くなることもあります。
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