・『なんでLINEの返信がこんなに遅いの?』
・『デートの場所、私ばかり提案してる気がする』
・『もっとリードして欲しいのに……』
こうした『もっと〇〇してほしい』はごく自然な感情。
でも、もしあなたの頭の中が”してほしいこと”
ばかりでいっぱいになっていたとしたら━━
それはもしかすると、”テイカー思考”に陥っているサインかもしれません。
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テイカーとは、与えるよりも、もらうことに意識が向いている人のこと。
恋愛や婚活の場面では、つい無意識のうちに相手に期待しすぎてしまうことがあります。
例えば…
・デートの費用は全部出して欲しい
・毎日相手から連絡してくれるのが『普通』だと思っている
・自分の話はたっぷりするけど、相手の話は聞き流してしまう
こういった行動が続くと、どんなに優しい相手でも、疲れて離れて行ってしまうことがあります。
●テイカーになってしまう心理背景
実は、テイカー的な思考になる人の多くは、根っこに『不安』や『自己肯定感の低さ』を抱えています。
過去に恋愛で傷ついた経験があると、
『今度こそちゃんと愛されたい』
『私の気持ちを優先してくれる人じゃないと不安』といった思いが強くなりがち。
すると、無意識に『ちゃんと愛されているか❓』
を相手の行動で何度も確認しようとしてしまい、
それが『もっと〇〇してくれないかな』といった”要求”として出てしまうのです。
●共感しやすいエピソード
例えばこんな話があります。
『三回目のデートの後、彼から”今日はありがとう”
のLINEが来なかった。それだけで”私のこと本気じゃないのかも”と落ち込んでしまって。
でもよく考えたら、その日も忙しい中時間を作ってくれたし、
お店も彼が予約してくれていたんです。
『ありがとう』を言うのは私の方だったのに…』
この女性はあとから
『もしかして私、もらうことばかり考えていたかも』と気付いたそうです。
大切なのは”自分がどうしてもらったか”より”自分が何を与えられたか”に目を向けることかもしれません。
●気づきのためのチェックリスト
以下の質問に、いくつYESがありますか❓
・デート後、『ああして欲しかった』と思うことが多い。
・相手からのLINEの頻度が気になって仕方ない。
・『私はこうしたのに、相手は……』と比較してしまう。
・自分から謝るのは損だと思っている。
・感謝の言葉をあまり伝えていない気がする
YESが多い人は少し”テイク寄り”になっているかも。
でも大丈夫。意識を変えればすぐに関係のバランスは整ってきます。
●テイカー思考を手放すヒント
まずは小さな”ギブ”からはじめてみましょう!!
・デートの後、『今日はありがとう、楽しかったよ』と伝える。
・相手がしてくれたことを、ひとつでも多く覚えておく。
・『なんでしてくれないの?』より『私に何ができるんだろう?』と考えてみる。
与える人になると、不思議なことに、相手からも自然と優しさが返ってくるようになります💛
●愛される人は与えられる人
婚活は『自分を選んでもらう場所』ではなく、『お互いに歩み寄るためのプロセス』です。
”してもらうこと”ばかりを求めるのではなく、”自分ができること”に目を向けた瞬間、あなたの魅力はグッと増します。
焦らず、少しずつで大丈夫。
心のクセに気づくことが、幸せなパートナーシップへの第一歩です。