■子供はいたほうがよい？

昨今、お若い方でも、子供は《どちらでもよい》とお考えの方も多く見受けられます。

 

《どちらでもよい》と思われている方、子供はいたほうがいいのか？いなくていいのか？いないほうがいいのか？分からないのか？

■息子の卒業式で思ったこと

先日は、小６の息子の卒業式でした。

卒業式に向かうまでは、クラスメイトのお母さまとお喋りしながら私はいつも通りの様子でしたが、

 

会場に入り、卒業生入場！という発声とともに、5年生が演奏する威風堂々をBGMに、卒業生が入場してくる姿を見ていると、途端に涙が溢れました。

ホロ泣きではなく、号泣です💦

 

息子は３組でしたので、なかなか入場してきませんが、1年生の時に一緒に遊んでいたお友達や、一緒に登校していたお友達の入場する姿を見ただけで、小さかった１年生の頃の思い出が走馬灯のように蘇り、その姿が頭に流れ、「あんなに小さかった１年生がよくここまで成長してくれたな」と思うと、たったそれだけで感動の嵐でした。

 

特に息子は、3月生まれで周りの子より幼く、おまけに人見知り・場所見知りが酷く、体も弱かったので手がかかりました。

ですので余計”卒業した”という当たり前のことですが、それだけで感動してしまいました！

■先輩からのアドバイス

企業勤めしていた際に、3４歳の時に以前から希望していた海外赴任の話がありました。30歳の頃から希望していた職種でしたので、喉から手が飛び出るぐらい、OKのお返事を出したかったですが、出産のことが頭をよぎりました。

 

希望していた30歳の時に赴任していれば、3年の任期を終え33歳から妊活ができますが、34歳で赴任となると帰任が37歳。そこから妊活となると、子供ができるのか？

 

妊娠は35歳までにしたいと考えていましたので、悩みました。

 

その時に赴任の話を持ち掛けてきてくれた上司に、「出産のことも含め迷っている。」と悩みを打ち明けたところ、その上司がおっしゃったのは、「全く子供が欲しくないというのなら別だけど１％でも子供がほしいという気持ちがあるなら、絶対に子供をもつことを考えたほうがいい。」と言われました。

その言葉がきっかけで、私は赴任を諦め、34歳から子供をもつことを考え37歳、39歳で出産しました。すぐにはできず、出産まで３年かかりました。

 

「あの時、赴任していればよかった。」と後悔することは一度もなかったです。やはりそれぐらい、子供の存在は偉大なものだと思っています。

■後からほしくなっても手遅れにならないように...

私の周りや会員様でも、40代50代の方が「子供が欲しかった。」と後から思われる方が多いのです。

 

20代、30代の時は「若くて生活が楽しかったから子供のことはそこまで考えていなかった」「仕事が忙しくて」「出会いがなくて」など様々な理由で、お子さんをもたなかった方が、年齢を重ねてから「お子さんがほしかった」と思われる方が多いのです。

 

残念ながら、仕事や資格取得などと違い、出産だけはご年齢次第ではどう頑張っても難しい状況となってしまいます。

 

ですので、お若いうちに、子供は絶対欲しくない！と決めている方以外は、将来のためにもお子さんのもつことを考えられ、早めに行動頂くことをお勧めします。

■まとめ

上司がおっしゃった言葉の通り、全くお子さんはほしくないという方は、それも一つの選択肢かと思いますが、１％でもほしいというお気持ちがあるのでしたら、お子さんをもつか迷われている方は、是非お子さんをもつことを考えて頂き、子育ての素晴らしさや感動を味わって頂きたいです。

 

勿論、昨今色々なお考えがありますので、お子さんがほしくないと決めておられる方はそのお考えもよいかと思いますし否定するつもりはございません。

あくまでも、１％でもほしいというお気持ちがある方は、是非お子さんを持たれることを、ご自身の更なる幸せ・充実した人生ためにも、未来の日本のためにも、前向きに考えて頂ければと思います！

 

まずはお若いうちにパートナーを見つけられ、そしてパートナーとの時間も大切にしつつ、お子さんを持たれることを積極的に考えて頂ければと思います。