「もう恋愛はしたくない」——そう語った彼女の言葉には、過去の痛みがにじんでいました。
恋愛に傷つき、男性を信じられなくなっていた42歳の女性。
それでも、「家族を持ちたい」「子どもが欲しい」という想いを諦めきれず、
最後の勇気を出して婚活を始められました。
仮交際が続かない女性が“自分軸”を取り戻して出会えた信頼の愛|42歳女性の再出発ストーリー
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目次
💠 心の整理から始まった“再出発の婚活”
彼女は会社で管理職として働くキャリア女性。
上司と部下の間で責任を抱え、仕事量も多く、
夜遅くまで自宅で業務を続けるほどの多忙な毎日でした。
心も身体も常に張りつめ、婚活を考えても「何から始めたらいいかわからない」。
そんな状態で相談に来られた彼女に、
まずは「心の整理」と「オン・オフの切り替え」を提案しました。
婚活を進める前に、“自分の心を整えること”。
これは焦りを手放し、良いご縁を引き寄せるための大切な準備期間です。
仕事のストレスを少しずつ解き放ち、
「自分の時間」を意識的に作ることで、心に余白が生まれていきました。
💎 相手に合わせて疲れる婚活から、自分軸の婚活へ
婚活をスタートした彼女は、数名とお見合いを重ねました。
けれど、うまくいかない日々が続きました。
自分が「素敵だな」と思った相手にはお断りされ、
逆にお相手から好印象を持たれると、自分の気持ちがついていかない。
お見合いのたびに「相手に合わせてしまう」ことで、心が疲弊していきました。
そんなとき、カウンセリングでお伝えしたのは、
「相手に選ばれる婚活」から「自分が選ぶ婚活」へ、という考え方の転換でした。
「相手にどう思われるか」よりも、
「自分がどう感じるか」を大切にしてみましょう。
そう伝えると、彼女はハッとした表情を浮かべました。
長年、仕事でも人間関係でも“期待に応える”ことを頑張り続けてきた彼女。
婚活でも「良い印象を与えること」が目的になっていたのです。
そこから、「自分がどう生きたいか」「どんな関係を築きたいか」を明確にするため、
一緒に理想の結婚生活を言語化していきました。
🌿 誠実な45歳男性との出会い
心の整理と意識の転換が整った頃、
彼女は45歳の商社勤務男性と出会いました。
彼は穏やかで思いやりがあり、
会話を通じて相手を理解しようとする姿勢が印象的な方でした。
初デートはランチ。
彼の丁寧なエスコートと、落ち着いた会話のテンポに安心感を覚えたそうです。
次のデートは水族館。
なんと彼は、事前に下見をして混雑時間を避け、見やすいルートを考えてくれていました。
「相手のために準備をする誠実さ」が、
恋愛を怖がっていた彼女の心を少しずつ溶かしていきました。
そして、彼は毎回のデート後に「良かった点・反省点」を自分で振り返るメモを残していたそうです。
その姿勢に、彼女は「こんなふうに思いやれる人がいるんだ」と、
心の底から感動されたと話してくださいました。
💍 プロポーズの瞬間、「生きていてよかった」と涙
交際が半年を迎えたころ、
彼からのプロポーズは、静かであたたかな時間の中で行われました。
彼女は涙を流しながら、「生きていてよかった」と言葉にされたそうです。
恋愛を恐れていた自分が、
信頼できる愛に包まれる日が来るなんて——。
その表情は、まるで重荷を下ろしたように穏やかでした。
💬 婚活カウンセラー小西明美のコメント
彼女の婚活は、“焦らず、心を整える”ことから始まりました。
恋愛で傷ついた経験を抱えたままでは、
どんなに条件が良い相手と出会っても、心の距離は縮まりません。
彼女が自分の感情を大切にし、“自分軸”を取り戻したことで、
相手との信頼関係が自然に育っていきました。
婚活は、相手を探すだけではなく、
“自分自身を取り戻すプロセス”でもあるのです。
🌸 まとめ
「仮交際が続かない」「相手に合わせて疲れてしまう」——
そんな悩みを抱える方は少なくありません。
けれど、婚活がうまくいかない原因は、
自分の魅力が足りないのではなく、
“自分の気持ちを置き去りにしている”ことが多いのです。
自分の心を整え、素直な気持ちで出会いを重ねていけば、
きっと“信頼でつながる愛”に出会えます。
焦らず、自分を信じて進む婚活を——。
📍 結婚相談所グレイスマリッジ広尾(東京都港区)
心理カウンセラーによる“心に寄り添う婚活サポート”を行っています。
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