30代になると、「そろそろ結婚を…」と考える方は少なくありません。
しかし実際の婚活では、次のような悩みに直面することが多いのも現実です。

• 出会いはあるのに、なぜか気持ちが動かない

• 条件は揃っているのに「この人だ！」と思えない

• 婚活を続けているのに成果が出ず、疲れてしまう
  

特に30代女性の場合、仕事も充実しライフスタイルも整っているため、理想と現実のギャップに悩みやすい傾向があります。
今回ご紹介する成婚ストーリーの主人公も、同じ悩みを抱えていました。

彼女は30代前半の事務職。

「家族を持ちたい」「大切な人と人生を共に歩みたい」という気持ちから婚活を始めましたが、最初の3つの結婚相談所ではなかなか成果が出ませんでした。

出会いの場はあったものの、どんなに条件が整った相手と出会っても、心から「この人と一緒に生きていきたい」と思える方に出会えなかったのです。

彼女自身、「相手の条件ではなく、自分の中に何か引っかかっているのかもしれない」と感じるようになっていました。

そんなとき、お父様のすすめで当相談所グレイスマリッジ広尾にご入会。
面談でお話ししたとき、誠実で真面目な人柄と、素直に結婚を望むお気持ちが強く伝わってきました。
「ここでなら本音を話せそう」と感じていただけたことが、次のステップにつながったのです。

活動が始まってからも、最初はなかなか前に進めない状況が続きました。
お見合いをしても交際に発展しない、あるいは続かない…。

その中で私は、じっくりと彼女の気持ちに耳を傾けました。
すると見えてきたのは、”過去の失恋による“心のブロック”でした。

「また傷つくのではないか」という無意識の不安が、せっかくのご縁を前に進めることを妨げていたのです。
本人もまったく気づいていなかった部分でしたが、対話を重ねることで少しずつ整理できるようになりました。

心理カウンセリングの視点を取り入れることで、気持ちがスッと軽くなり、前向きにお相手と向き合えるようになったのです。

心のブロックが外れた後、出会いは自然に流れ始めました。
40代前半、金融関係のお仕事をされている男性とお見合いをし、最初から「安心できる人だ」と感じられたのです。

交際が始まってからも、お互いに無理をせず、自然体で関係を築いていきました。
6ヶ月という交際期間を経て、結婚を決意。ご成婚となりました。

このプロセスは、まさに「結婚相談所での婚活だからこそ」可能だった成功例です。
プロフィールだけではわからない心の部分をカウンセラーと一緒に整理できたからこそ、ご本人が安心して一歩踏み出すことができました。

この成婚ストーリーから学べるポイントを、30代婚活に役立つヒントとしてまとめます。

1. 条件よりも“心の準備”が大切
   　どんなに条件が揃っていても、気持ちが整っていなければご縁は進みません。
   

2. 過去の経験を整理すること
   　無意識のブロックがあると、出会いのチャンスを逃してしまいます。心理的な整理はとても大切です。
   

3. 結婚相談所を上手に活用すること
   　プロの伴走者と一緒に活動することで、自分では気づけなかった部分に光が当たり、前に進むきっかけになります。

まとめ

今回ご紹介した30代女性の成婚事例は、3つの相談所で結果が出なかった方が、最後に「自分自身と向き合うこと」で幸せを掴んだストーリーでした。

婚活は「相手探し」であると同時に、「自分の心を整えること」でもあります。
もし今、婚活に疲れている方や前に進めないと悩んでいる方は、一度結婚相談所でのカウンセリングを体験してみることをおすすめします。

結婚相談所だからこそ、安心して心を開き、本当のパートナーと出会える機会があります。