お気に入り一覧 プロに相談する

マリッジコンサルティング 待ち人

ご希望の最寄り駅近くでお会いさせて頂きます。

お見合い後「交際するかどうか」の返事に悩むあなたへ|婚活のプレッシャーを軽くする考え方

投稿日:

お見合い後「交際するかどうか」の返事に悩むあなたへ|婚活のプレッシャーを軽くする考え方

たった1時間で結婚相手を決められないのは当然!「交際=恋愛」ではない婚活の進め方とは?

「お見合いの翌日までに、交際するかどうかを決めてください」

——そんな風に相談所から言われて、戸惑ってしまった経験はありませんか?

このご相談、実は婚活中の多くの方が感じている“婚活あるある”です。

今回は、婚活の現場でよくあるこのプレッシャーについて、少し深く掘り下げてみたいと思います。

◆ お見合い後の「即決」に戸惑う理由

まずは、よくいただくご相談内容をご紹介します。

「お見合いって、初対面でたった1時間しか話していないのに、次の日には“交際するか、しないか”を聞かれるのがプレッシャーです。正直、まだ何もわかりません。」

……はい、そのお気持ち、とてもよく分かります。

たった1時間で、未来の結婚相手かどうかなんて、判断できないですよね。

人柄も、価値観も、会話のテンポも——

一度きりのお茶の時間だけで、人生を左右するような大きな選択をしなければならない。

そんな風に感じたら、不安になって当然です。

ですが、ここで少し考え方を変えてみると、気持ちがふっと軽くなるかもしれません。

「交際する」って、そんなに重い意味じゃない

「交際する」という言葉に、私たちは無意識に「恋愛」や「将来を約束する」というような重たいイメージを持ちがちです。

ですが、婚活における「交際」とは、“恋人になること”ではありません。

あくまでも、「もう一度会ってみるかどうか」の段階なのです。

だからこそ、迷った時の選択肢は、次の2つだけでOK。

✅ もう一度、会ってみたいか

❌ もう会う必要はないと思うか

つまり、

• まだよく分からないけれど、話し足りなかったし、印象は悪くなかった。だから「もう一度会ってみたい」

• 話してみたけれど、ちょっと違うかも。無理して会う必要はないかな。「今回はご縁がなかった」

その程度の判断で良いのです。

「交際する=相手を好きにならなければいけない」

「交際する=相手と結婚前提の関係になる」

そう思い込んでしまうからこそ、選択に迷いが生まれ、プレッシャーに感じてしまうのです。

◆ お見合いから「交際」に進むということ

では、実際に「交際に進む」とはどういうことなのでしょうか?

それは、お互いに“興味を持ったから、もう少し知りたい”というステージに進むことです。

交際期間中は、

✔ デートをしてみたり

✔ 日常のことを話してみたり

✔ お互いの価値観や生活観をすり合わせていったり

その中で、少しずつ「この人と一緒に過ごす未来が想像できるか?」を見極めていく段階です。

だから、お見合い後に交際に進むことは、

**「結婚前提のお付き合いを始める」ではなく、

「結婚相手になりうるかどうかを判断する“助走期間”を始める」**というのが、正確な理解かもしれません。

◆ 婚活における“YES”と“NO”の判断軸

ここで、ちょっとしたヒントを。

お見合いの後に「交際希望」を出すかどうか迷ったら、次の質問を自分にしてみてください。

💬「この人と、もう一度話してみたいと思う?」

答えが「はい」なら、交際希望でOK。

「うーん……別にいいかな」という気持ちなら、無理に進まなくて大丈夫です。

たったそれだけのこと。

でも、この一歩が婚活ではとても大事な一歩になるのです。

◆ プレッシャーを感じるのは、あなたが真剣だから

「お見合いでの判断が難しい」

「たった1回で決められない」

「相手のこと、もっと知りたいのに分からない」

——そう悩むあなたは、とても誠実で真剣に婚活に取り組んでいる証拠です。

逆に言えば、「もう会わなくていい」とはっきり感じた相手に無理に“交際希望”を出す必要もありません。

大切なのは、自分の気持ちに正直に、でも誠意をもって向き合うこと。

婚活は、数合わせでも、ゲームでもありません。

本気で人生のパートナーを探しているからこそ、悩むことがあるのは当然です。

◆ 婚活の「正解」は人それぞれ

ここで少し余談になりますが——

婚活に正解はありません。

たった1回のお見合いで「ビビッときて即交際・即婚約」なんてケースもあれば、

数回会ってやっと「この人、いいかも」と思えるケースもある。

中には「最初はあんまりピンとこなかったけど、何度か会ううちに、どんどん好きになった」という方もいらっしゃいます。

最初の“判断材料”が少ないのは、みんな同じ。

だからこそ、まずは一歩踏み出してみて、「合わなかったらまた考えればいい」くらいの心持ちが大切です。

◆ 気持ちがラクになる“婚活の進め方”とは?

ここまで読んでくださったあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。

婚活は、“未来の家族”と出会うための大切な活動。

でも、だからといって、今この瞬間に「正しい選択をしなければ」と思い詰めなくてもいいのです。

✔ 「もう少し知ってから判断したい」

✔ 「悪くなかったから、もう一度会ってみたい」

それも立派な答え。

そして、そこから始まるご縁も、たくさんあります。

◆ 結婚相談所は「答えを急かす場所」ではありません

もしも「即答を求められてつらい」「誰にも相談できずに不安」と感じている方がいたら、ぜひ担当仲人やカウンセラーに気持ちを伝えてみてください。

婚活は一人で進めるものではありません。

不安も、迷いも、私たちと一緒に共有していけばいいのです。

結婚相談所は、“ご縁をつなぐ場所”であると同時に、

あなたの心に寄り添う場所でもあるのですから。

◆ まとめ|婚活は「わからない」から始まるもの

婚活では、「すぐに決められない」のが普通です。

お見合いのあと、交際に進むかどうか迷ったときは——

「この人と、もう一度会ってみたいか?」

この問いに、シンプルに答えてみてください。

✅「うん、もう一度会ってみようかな」

❌「うーん、もういいかな」

それだけでいいのです。

このシンプルな2択が、あなたの未来を動かす大きな一歩になります。

少しずつ、心を開いて、少しずつ、前に進めば大丈夫。

焦らず、あなたのペースでご縁を育んでいきましょう。

☕今日のひとこと

「また会ってみたいか」——その気持ちが、ご縁の種になります。