大切な人を失った悲しみも、これまで一人で歩んできた年月も、すべてがあなたの人生。だからこそ、これからの幸せを諦めないでほしい。
「もう一度、誰かと人生を歩んでみたい」
そう思えるようになるまでに、どれほどの時間が必要なのでしょうか。
一年かもしれません。三年、五年、あるいは十年以上かもしれません。
人によって、その時間は違います。
大切な人との別れを経験された方。
長い結婚生活に終止符を打ち、もう一度人生を見つめ直している方。
仕事や家族のために懸命に生きてきて、ふと気づけば、一人で過ごす時間が長くなっていた方。
それぞれに、誰にも簡単には語れない人生があります。
そして、そんな方々がある日、心の奥で小さくつぶやくのです。
「これからの人生、もう一度、誰かと笑い合えたらいいな」
私は、この気持ちこそが、新しい人生の始まりなのだと思っています。
■「宮崎様からの温かいエールを胸に」——ある会員様から届いたメール
先日、M’sブライダル ジャパン・インターナショナルの女性会員様から、とても心温まるメールをいただきました。
その方は、大切なご主人を亡くされ、深い悲しみを経験されながらも、これからの人生を前向きに歩んでいこうと、婚活を始められた女性です。
お見合いの日が近づき、いくつかのご質問をいただきました。
お相手との向き合い方。
当日の会話について。
そして、これからのご縁をどのように大切に育てていけばよいのか。
私は一つひとつのご質問にお答えし、最後に、安心してお見合いに臨んでいただけるよう、ささやかなエールを送りました。
すると、その会員様から、こんなお気持ちが届いたのです。
「温かいエールを胸に、一つ一つ大切に進めていきたいと思います」
その言葉を読んだとき、私はしばらく画面を見つめていました。
婚活という仕事に長年携わってまいりましたが、こうしたお言葉をいただくたびに、改めて感じることがあります。
私たちがお手伝いしているのは、単なるお相手探しではない。お一人おひとりが、もう一度ご自身の幸せを信じる、その大切な時間なのだと。
その女性は、亡くなられたご主人との思い出を大切にしながら、これからは過去への感謝を胸に、新しいご縁を穏やかな気持ちで迎えたいと綴ってくださいました。
私は、そのお気持ちに深く心を動かされました。
■亡くなった人を愛したまま、新しい人を愛してもいい
死別を経験された方から、時折こんなお話を伺います。
「主人のことを忘れられないのに、婚活をしてもいいのでしょうか」
「新しい方と幸せになったら、亡くなった妻に申し訳ない気がします」
「また誰かを好きになることが、裏切りのように感じられるのです」
そのお気持ちは、決して不自然なものではありません。
長い年月をともに過ごし、喜びも苦労も分かち合ってきた大切な人。
その存在を、簡単に心から消せるはずがありません。
そして、消す必要もないのです。
私はいつも、こう思っています。
過去に大切な人がいたことと、これから新しい人を大切にすることは、決して矛盾しません。
かつての幸せを忘れなくてもいい。
思い出の写真を大切に持っていてもいい。
命日には静かに手を合わせ、懐かしい時間を思い返してもいい。
そのすべてを含めて、その方の人生なのですから。
新しい結婚とは、過去の人生を塗り替えることではありません。
これまで歩んできた人生の続きを、今度は新しいパートナーとともに描いていくこと。
私はそう考えています。
もちろん、悲しみが癒えるまでの時間も、新たな出会いを望む気持ちも、人それぞれです。
無理に前を向く必要はありません。
けれども、もし心のどこかに、
「また誰かと食卓を囲みたい」
「何気ない一日を分かち合いたい」
そんな願いが芽生えたのなら、その気持ちを大切にしていただきたいのです。
あなたには、これからも幸せになる権利があります。
■大人の婚活には、若い頃とは違う不安がある
50代、60代、70代、そして80代。
人生経験を重ねた方々の婚活には、20代や30代とは違った難しさがあります。
若い頃であれば、勢いや直感で恋愛が始まることもあったでしょう。
しかし、大人になるほど、守るべきものが増えていきます。
築いてきた仕事。
大切な家族。
住み慣れた住まい。
生活習慣や価値観。
そして、これまでの人生で経験してきた喜びや悲しみ。
だからこそ、新しい出会いを前にすると、ふと立ち止まってしまうのです。
「今さら結婚して、生活を変えられるだろうか」
「相手のご家族とうまく付き合えるだろうか」
「自分の過去を理解してくれる人はいるだろうか」
「もしまた傷ついたら、どうしよう」
けれども、私は思います。
その不安は、決して弱さではありません。
これまでの人生を真剣に生きてきたからこそ、生まれる気持ちなのだと思います。
大切なのは、不安がなくなってから婚活を始めることではありません。
不安を抱えながらでも、安心して一歩を踏み出せる環境があること。
そして、迷ったときに、自分の気持ちをそのまま話せる相手がいることです。
■お見合いは、完璧な自分を見せる場所ではありません
初めてのお見合いを前にすると、多くの方が緊張されます。
「どんな話題を用意したらよいでしょうか」
「過去の結婚について聞かれたら、どう答えればよいでしょうか」
「相手に好印象を持ってもらえるでしょうか」
そんなご相談をいただくことも少なくありません。
私は、そのたびにお伝えしています。
どうか、頑張りすぎないでください、と。
お見合いで大切なのは、完璧な受け答えではありません。
立派な経歴を並べることでも、無理に明るく振る舞うことでもありません。
自然な笑顔でご挨拶をして、お相手の話に耳を傾ける。
ご自身の好きなことや日常について、少しずつお話しする。
そして何より、
「この方と一緒にいると、自分らしくいられるだろうか」
という感覚を大切にしていただきたいのです。
結婚は、お相手に選んでいただくことだけが目的ではありません。
ご自身もまた、これからの人生をともに歩みたいと思える方なのかを、確かめていくものです。
お見合いで結論を出す必要はありません。
「もう一度、この方とお話ししてみたい」
最初は、それだけでも十分です。
その小さな気持ちが、いつか人生を変える大きなご縁へと育っていくこともあるのです。
■年収や肩書きだけでは分からない、本当に大切なこと
当サロンには、企業経営者、医師、弁護士、会社役員、専門職など、さまざまな分野で活躍されている方々がご相談にいらっしゃいます。
社会的なご経歴や経済的な安定は、結婚生活を考えるうえで大切な要素の一つです。
しかし、長年この仕事を続けてきて、私が強く感じることがあります。
それは、条件が整っていることと、一緒にいて幸せを感じられることは、必ずしも同じではないということです。
どれほど立派な肩書きがあっても、相手の話を聞こうとしない方では、穏やかな生活は難しいかもしれません。
反対に、特別に華やかな生活でなくても、
「今日は寒かったですね」
「お疲れさまでした」
「今度、あのお店に行ってみませんか」
そんな何気ない言葉を交わせることに、深い幸せを感じる方もいらっしゃいます。
50代、60代以降の結婚で、特に大切にしていただきたいこと。
それは、何を持っている人かだけではなく、どのように自分を大切にしてくれる人なのかという視点です。
人生の後半に求める幸せは、人それぞれです。
華やかな旅行を楽しむ暮らし。
静かな朝を一緒に迎える日常。
お互いの仕事や趣味を尊重し、程よい距離感を保つ関係。
どれが正解ということではありません。
ご自身が心から望む暮らしを、一緒に実現できる方と出会うこと。
それこそが、大人の婚活 で大切にしたいことだと思います。
■「一人で頑張らなくていい」——私たちが送り続けたいエール
婚活を始めると、必ずしも思い描いた通りに進むことばかりではありません。
お見合いが成立しないこともあります。
お会いしてみても、気持ちが通じ合わないこともあります。
良い方だと思っていたのに、将来の考え方が違うと分かることもあるでしょう。
そんなとき、
「自分にはもうご縁がないのではないか」
と感じてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、一度のお見合いがうまくいかなかったからといって、ご自身の価値が変わるわけではありません。
ご縁には、相性もあれば、タイミングもあります。
だからこそ、私たち結婚相談所の役割は、単にプロフィールをご紹介して、お見合いの日程を調整するだけではないと考えています。
会員様が不安を抱えたときには、耳を傾ける。
迷ったときには、一緒に考える。
落ち込んだときには、また前を向くきっかけを探す。
そして新しい出会いを前にしたときには、心からのエールを送る。
時には、ほんの一言が、その方の気持ちを大きく変えることがあります。
「大丈夫ですよ」
「自然体でいらしてください」
「焦らず、一つひとつのご縁を大切にしていきましょう」
特別な言葉ではないかもしれません。
けれども、その言葉を必要としている方に、必要なときにお届けすること。
それが私たちの大切な仕事の一つだと思っています。
■人生の後半に、もう一度恋をしてもいい
もし今、このブログを読んでくださっている方の中に、
「もう結婚は自分には関係ない」
「この年齢から婚活なんて、恥ずかしい」
「今さら誰かを好きになるなんて」
そう思っている方がいらっしゃるなら、少しだけ考えてみてください。
これから先の人生、本当にずっと一人で過ごしたいのでしょうか。
美しい景色を見たとき。
美味しい料理に出会ったとき。
嬉しい出来事があったとき。
あるいは、少し疲れてしまった夜。
その気持ちを、誰かと分かち合えたら。
そんな暮らしに、心が少しでも動くのであれば、まだ新しい幸せへの扉は開かれているのだと思います。
人生には、何歳までに結婚しなければならないという決まりはありません。
そして、新しい出会いに心をときめかせることにも、年齢制限はありません。
60代で出会う恋愛には、60代だからこその深さがあります。
70代で始まるパートナーシップには、それまでの人生を尊重し合える温かさがあります。
大切なのは、若い頃と同じように恋をすることではありません。
今の自分だからこそ築ける、穏やかで心豊かな関係を見つけること。
それが、大人の婚活の魅力なのです。
■いつか「あの日、一歩踏み出してよかった」と思えるように
冒頭でご紹介した女性会員様は、お見合いを前に、自然体で穏やかな時間を過ごしたいとお話しくださいました。
そのお気持ちを伺い、私は改めて思いました。
この方にとって、お見合いの日は、ただ新しい男性と出会う一日ではないのだと。
悲しみを抱えながら歩んできた人生の中で、もう一度ご自身の幸せに向かって踏み出す、大切な一日なのです。
もちろん、その出会いがどのような結果になるかは、まだ分かりません。
けれども、私は結果だけが婚活の価値ではないと思っています。
誰かに会ってみようと思えたこと。
自分の将来について、もう一度考え始めたこと。
明日の予定を、少し楽しみに感じられるようになったこと。
それだけでも、人生は静かに変わり始めているのではないでしょうか。
そして、そんな小さな一歩の積み重ねが、いつか思いがけない幸せにつながっていくのだと信じています。
■丸の内から、あなたの新しい人生を応援します
M’sブライダル ジャパン・インターナショナルでは、初婚の方はもちろん、再婚をお考えの方、死別を経験された方、50代・60代・70代以降の方々からも、人生のパートナー探しについてご相談をいただいております。
私たちが大切にしているのは、お一人おひとりの人生や価値観を尊重し、その方に合ったご縁を丁寧にお探しすることです。
今すぐ結婚を決断する必要はありません。
まだお気持ちの整理がついていなくても構いません。
「少し話を聞いてみたい」
「自分にも出会いの可能性があるのだろうか」
そんな小さなきっかけからで十分です。
丸の内のプライベートサロンで、これまでの人生や、これから思い描く未来について、ゆっくりお話ししてみませんか。
過去を忘れる必要はありません。
これまでの人生を否定する必要もありません。
そして、これからの幸せを諦める必要もありません。
あなたが歩んできた人生のすべてを大切にしながら、その先にある新しいご縁を、一緒に探していけたらと思っています。
いつか、心から笑ってこう言える日が訪れますように。
「あのとき、もう一度幸せになろうと思って、本当によかった」
その日を願いながら、私たちは今日も、丸の内から温かいエールを送り続けています。
これからの人生に、もう一度素敵なご縁を。
M’sブライダル ジャパン・インターナショナル
東京・丸の内のプライベート婚活サロン。ハイクラス婚活、エグゼクティブ婚活、大人の再婚・パートナー探しを丁寧にサポートいたします。
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ご縁は、心を開いたその先に。
あなたのこれからの人生が、温かな笑顔で満たされますように。
