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「亡き主人も、きっと背中を押してくれていると思います」──命日の前日にいただいた、私が生涯忘れられない言葉

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「亡き主人も、きっと背中を押してくれていると思います」──命日の前日にいただいた、私が生涯忘れられない言葉

結婚相談所 で26年以上、多くの方の人生に寄り添ってきました。

嬉しいご成婚のご報告もあれば、お別れの涙に立ち会うこともあります。

その中でも、今日という日は、私にとって決して忘れることのできない一日になりました。

本日、丸の内サロンに一人の女性がご相談にいらっしゃいました。

50代。

数年前に最愛のご主人を病気で亡くされました。

静かに席に着かれたその女性は、最初こそ穏やかにお話をされていましたが、ご主人との思い出を語り始めた瞬間、感情があふれ出しました。

「主人は本当に優しい人でした。」

「私が落ち込むと、いつも笑わせてくれました。」

「何をするにも、二人一緒でした。」

その言葉一つひとつに、ご主人への深い愛情が込められていました。

そして何度も涙を拭いながら、

「主人が亡くなってから、時間だけは過ぎていくのですが、心だけはあの日のままなんです。」

と、お話しくださいました。

私は、そのお気持ちを遮ることなく、静かに耳を傾けました。

「婚活をしてもいいのでしょうか」

面談の途中、その女性が小さな声でこう尋ねられました。

「私……婚活なんてしてもいいのでしょうか。」

この言葉は、死別された方から本当によくいただくご相談です。

「亡くなった主人に申し訳ない。」

「家族はどう思うだろう。」

「周囲から心ないことを言われるかもしれない。」

「今さら恋愛なんて。」

そんな葛藤を何年も抱え続けている方は少なくありません。

しかし、そのお気持ちの裏側には共通するものがあります。

それは、

「本当は、もう一度誰かと笑い合える人生を送りたい。」

という、小さな希望です。

その希望を持つことに、罪悪感を覚えてしまうのです。

婚活は、誰かを忘れるためではありません

私はその女性にお伝えしました。

「婚活とは、亡くなった方を忘れることではありません。」

思い出を消すことでもありません。

愛した人を心から手放すことでもありません。

大切な人との思い出を胸に抱いたまま、

これからの人生を、自分らしく生きるための選択です。

人生には、「忘れなければ前へ進めない」出来事ばかりではありません。

むしろ、本当に大切な人ほど、一生忘れることはできません。

そして、それでいいのだと思います。

亡きご主人との思い出は、その女性の人生そのものです。

その時間があったからこそ、今の優しさや思いやりがあるのです。

面談の最後にいただいた言葉

約1時間の面談も終わりに近づいた頃でした。

その女性は少し笑顔になり、静かにこうおっしゃいました。

「主人も、きっと新しい人生を歩みなさいと、背中を押してくれているような気がするんです。」

私は思わず胸が熱くなりました。

そして続けて、

「実は……明日は主人の命日なんです。」

その瞬間、言葉が出ませんでした。

ご主人の命日という特別な日の前日に、

勇気を振り絞って結婚相談所 へ足を運んでくださった。

それは偶然ではなく、一つの大切な節目だったのかもしれません。

私は、ご主人が残された奥様に、

「これからも幸せになってほしい。」

そんな願いを託してくださっているような気持ちになりました。

もちろん、それは私の想像に過ぎません。

ですが、人を深く愛した方ほど、愛する人の幸せを願うものではないでしょうか。

「幸せになってはいけない」と思い込んでいませんか

死別を経験された方の多くが、自分自身に無意識の制限をかけています。

「私だけ幸せになってはいけない。」

「もう十分幸せだった。」

「このまま一人で生きることが供養なのかもしれない。」

そんなふうに思われる方もいらっしゃいます。

しかし、本当にそうでしょうか。

もし立場が逆だったら。

あなたが愛する人を残して旅立つとしたら、

「一人で寂しく生きてほしい。」

そう願うでしょうか。

きっと違うはずです。

「笑顔でいてほしい。」

「誰かに支えられながら幸せに暮らしてほしい。」

そう願うのではないでしょうか。

だから私は、

新しい幸せを選ぶことは、決して裏切りではないと思っています。

人生100年時代だからこそ

平均寿命が延び、人生100年時代と言われるようになりました。

50代は、まだ人生の折り返し地点かもしれません。

60代でも、70代でも、新しいご縁から人生が大きく変わる方を私は数多く見てきました。

「もう遅い。」

そう思っていた方が、

数か月後には笑顔でデートを重ね、

一年後にはご成婚される。

そんな奇跡のような瞬間を、私は何度も見届けてきました。

もちろん、婚活の目的は結婚だけではありません。

話し相手ができること。

一緒に食事へ行けること。

旅行を楽しめること。

体調を気遣い合えること。

「おはよう。」

「おかえり。」

そんな何気ない言葉を交わせる相手がいること。

人生の豊かさとは、案外そういう小さな幸せの積み重ねなのかもしれません。

涙から笑顔へ

本日、ご相談者様がお帰りになる頃には、最初とはまったく違う表情をされていました。

涙は流されました。

けれど、その涙は悲しみだけの涙ではありませんでした。

心の奥に閉じ込めていた想いを誰かに話せた安心感。

そして、

「未来を考えてもいいんだ。」

そう思えた希望の涙だったように感じます。

最後に笑顔で、

「今日は来て本当に良かったです。」

そう言ってくださいました。

その一言だけで、この仕事を続けてきて良かったと心から思えました。

結婚相談所は、人生に希望を灯す場所

私はこの仕事を26年以上続けています。

これまで数え切れないほどのご縁をおつなぎしてきました。

その中で確信していることがあります。

結婚相談所は、単に結婚相手をご紹介する場所ではありません。

人生の再出発を支え、

心の整理をお手伝いし、

未来への希望を見つける場所でもあります。

婚活とは、恋愛だけではありません。

これから先の人生を、「誰と、どのように生きていくか」を考える大切な時間です。

そして、その一歩を踏み出すのに、「遅すぎる年齢」はありません。

今、このブログをご覧くださっているあなたへ

もしあなたが今、

「もう一度幸せになりたい。」

そう思いながらも、一歩踏み出せずにいるのなら。

どうか、その気持ちを否定しないでください。

亡き大切な方への愛情と、新しい幸せへの希望は、決して相反するものではありません。

どちらも、あなたの人生を豊かにする大切な想いです。

私たちは、あなたのこれまでの人生を否定することなく、その歩みを尊重しながら、これから先の未来をご一緒に考えてまいります。

人生は、何歳からでも新しいページをめくることができます。

そして、そのページには、まだ出会っていない笑顔や喜びが待っているかもしれません。

その一歩を踏み出す勇気を、私たちは心を込めて応援いたします。

M'sブライダルジャパン・インターナショナル

「人生に、もう一度、幸せという選択を。」

東京・丸の内で26年以上。
一人ひとりの人生に寄り添いながら、これからも新しいご縁と希望をつないでまいります。

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