昨日は久しぶりの雨の東京でした。
銀座の街も、どこか静かで、いつもよりゆっくりと時間が流れているように感じました。
こんな夜は、不思議と心の奥が少しだけ内省的になります。
焦りでもなく、不安でもない。
ただ、静かに「これから」を考える時間。
そんな夜、私は銀座三越で赤ワインを一本選びました。
普段なら1000円台のワインでも十分かもしれません。
けれど昨日は、5000円台のボトルに手が伸びました。
理由はありません。
ただ、“今日は少しだけ上のものを選びたい”という気分だったのです。
帰宅し、グラスに注ぎ、ひと口。
やはり違いました。
口当たりの滑らかさ。
最初は控えめだった香りが、時間とともにゆっくりと開いていく。
そして何より、飲み込んだ後に静かに長く続く余韻。
「ああ、これか。」
価格の差は、単なる金額の違いではない。
そこには時間があり、熟成があり、手間があり、造り手の哲学があります。
そして気づきました。
これは、大人の婚活と同じだ、と。
条件で選ぶ婚活は、1000円ワインに似ている
現代の婚活は効率的です。
年収、学歴、身長、職業、住まい。
条件を入力すれば、瞬時に候補が並びます。
まるでネット通販のように。
効率は悪くありません。
むしろ合理的です。
しかし、合理性だけで選ばれたご縁は、時に“軽い”。
飲みやすいけれど、余韻がない。
最初は分かりやすいけれど、記憶に残らない。
大人の婚活――特に50代・60代の婚活は、そこが決定的に違います。
人生の前半で酸いも甘いも経験してきた方々は、本能的に知っているのです。
「条件」だけでは、満たされないことを。
人生後半の出会いは“熟成”を見る
若い頃の婚活は、“将来性”を見ます。
これから伸びるかどうか。
これから稼げるかどうか。
これから家庭を築けるかどうか。
しかし大人の婚活 は違います。
今、この人はどんな人生を歩んできたのか。
どんな決断をしてきたのか。
どんな痛みを経験し、どう乗り越えてきたのか。
そこに深みがあるかどうか。
赤ワインでいえば、「熟成」です。
時間を味方につけた人は、言葉に重みがあります。
肩書きが外れても残るもの。
役職がなくなっても消えないもの。
それが、その人の“香り”になります。
安さ基準で選び続けると、人生も安くなる
婚活でよくあるのが、「失敗したくない」という心理です。
だから無難な選択をする。
だから減点方式になる。
だから価格で選ぶ。
けれど、安さを基準に選び続けると、人生もまた“安い基準”に整っていきます。
・条件が揃っているからOK
・平均的だからOK
・問題がなさそうだからOK
そこに「ときめき」や「尊敬」や「余韻」はあるでしょうか。
高級赤ワインは、万人受けする味ではありません。
最初は少し渋いかもしれない。
けれど、時間をかけるほど魅力が開く。
大人の婚活も同じです。
最初の30分では分からない。
3回目、5回目でようやく見える本質があります。
余韻を楽しめる人が、最後に選ばれる
人生後半のパートナーシップで最も大切なのは、「一緒にいて落ち着くかどうか」。
そしてもう一つ。
「余韻が残るかどうか」。
会った後、静かな夜にふと思い出す。
あの言葉。
あの笑顔。
あの安心感。
それは、価格表には載らない価値です。
大人の婚活は、スペック競争ではありません。
人格と人生観の共鳴です。
軽さよりも深さ。
スピードよりも熟成。
条件よりも品格。
それを求める方が、今、確実に増えています。
あなたは、どの価格帯を選んでいますか?
少し厳しいことを申し上げます。
どんなご縁が集まるかは、自分の基準次第です。
安さで選ぶ人には、安さで選ぶ人が集まる。
価値で選ぶ人には、価値で選ぶ人が集まる。
高級赤ワインを選ぶということは、「自分はそれに見合う時間を生きてきた」と認めることでもあります。
大人の婚活も同じです。
私はどんな人生を歩んできたのか。
私はどんな基準でパートナーを選ぶのか。
そこに覚悟があるかどうか。
銀座の夜に思うこと
雨上がりの銀座。
グラスの中の深い赤。
静かに広がる香り。
長く続く余韻。
そのすべてが教えてくれました。
人生後半の出会いは、急がなくていい。
比べなくていい。
焦らなくていい。
ただ、自分の価値を知り、価値で選ぶこと。
大人の婚活は、価格ではなく「哲学」です。
あなたは、どんな一本を選びますか。
そして――
あなた自身は、どれだけ熟成していますか。
M’sブライダルジャパン・インターナショナルは、
肩書きではなく、本質で出会う場所です。
