今日は2025年12月31日。
一年の最後の日です。
年末らしい前向きな話題ではないかもしれませんが、
あえて今日は 「離婚のすすめ」 というテーマで書こうと思います。
この言葉に、
・ドキッとした方
・不快に感じた方
・「自分のことかもしれない」と思った方
さまざまいらっしゃると思います。
ですが、これは
「勢いで離婚しなさい」
「我慢は悪だ」
という話ではありません。
“もう十分、耐えてきた人”のための話です。
幸せそうな家庭の裏で、耐えている人は想像以上に多い
結婚相談所 という仕事をしていると、
「独身の方の悩み」ばかりと思われがちですが、
実際には 既婚者の方からのご相談 も少なくありません。
特に多いのが、
年末年始・大型連休・お盆。
家族で過ごす時間が長くなるほど、
・夫婦関係が冷え切っている
・会話がない
・価値観が完全にずれている
・一緒にいるだけで疲弊する
そうした現実が、
否応なく突きつけられる時期でもあります。
今年は特に大型連休。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、
「逃げ場がない」「一人になれない」
そんなストレスを抱えている方が、非常に多いと感じています。
「離婚したい」と思うことは、弱さではない
日本ではまだ
「離婚=失敗」
「我慢できない人」
「子どもがかわいそう」
そんな価値観が根強く残っています。
ですが、現場で数多くの人生を見てきて思うのは、
離婚を考えるほど追い込まれている人ほど、真面目で我慢強い ということです。
・何年も話し合いを重ねた
・自分を責め続けた
・子どものために耐えた
・親の目、世間体を気にした
そのうえで、
「もう限界かもしれない」
と感じている。
それは弱さではなく、
自分の人生を守ろうとする感覚 だと思います。
子どものために我慢する、は本当に正解なのか
「子どもがいるから離婚できない」
これは非常に多く聞く言葉です。
けれど、少しだけ立ち止まって考えてみてください。
・冷え切った夫婦関係
・会話のない家庭
・ピリピリした空気
・片方が常に我慢している姿
子どもは、驚くほど敏感です。
「両親が揃っていること」よりも、
「安心できる空気」 を必要としています。
もちろん、
離婚は簡単な選択ではありません。
経済的な問題、環境の変化、不安も多いでしょう。
ですが、
“形だけの家庭”を守るために
誰かが壊れていくなら、
それは本当に守るべきものなのか。
答えは人それぞれですが、
考える価値は、必ずあります。
離婚=不幸、ではない人生も確かにある
結婚相談所 という立場から言えば、
離婚を経験された方が、
次の人生でとても穏やかな幸せを掴むケースは珍しくありません。
・自分を大切にできるようになった
・対等な関係を築ける相手と出会えた
・笑顔が増えた
・子どもとの関係が良くなった
離婚は「終わり」ではなく、
人生の再設計です。
もちろん、
誰にでも勧められるものではありません。
勢いで決めるものでもありません。
ですが、
「このまま10年後も同じ生活をしている自分」
を想像して、
胸が苦しくなるなら──
その感覚は、大切にしてほしいと思います。
今すぐ決めなくていい。ただ、考えていい
今日、12月31日。
一年の最後の日。
無理に答えを出さなくていい。
誰かに宣言しなくていい。
行動しなくてもいい。
ただ、
「自分は本当はどう生きたいのか」
その問いを、
心の中に置いてみてください。
離婚を選ぶかどうかではなく、
幸せを諦めないかどうか。
その選択肢の一つとして、
「離婚」という言葉があるだけです。
最後に──来年こそ、あなたが壊れない一年でありますように
離婚を考えている方の多くは、
誰よりも周囲を大切にしてきた人です。
だからこそ、
来年こそは
あなた自身を犠牲にしない一年であってほしい。
耐える人生ではなく、
生き直す人生を。
静かに、
あなたの幸せを願っています。
もし今、
「誰かに話を聞いてほしい」
「答えは出ていないけれど、気持ちを整理したい」
そう感じていらっしゃるなら、無理に結論を出す必要はありません。
M’sブライダルジャパン・インターナショナルでは、
結婚・離婚・再婚といった“結果”ではなく、
その方の人生そのものに寄り添うご相談を大切にしています。
どうぞ一度、静かにお話ししにいらしてください。
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