現代はありとあらゆるサービスがオンラインへ移行しています。家電製品はワンクリックで比較検討し、洋服もスマホで選んで翌日には届く時代。ホテルのチェックインもセルフ端末、飲食店のオーダーもタッチパネル、スーパーのレジも人間より無人機が主流になりつつあります。便利さや効率を追求した社会の流れは、婚活業界にも当然及び、近年では「面談は全てオンライン」「何万人の会員の中から自由に検索してください」というスタイルがスタンダードになりつつあります。

しかし、どれだけオンラインが便利になっても変わらないものがあります。それが “人生の節目における安心感” です。特に結婚は、人生の価値観や背景、家族との関わり方まで含めた深い決断です。そこに「人」が寄り添うことの意味は、決して時代に左右されるものではありません。

M’sブライダルジャパンインターナショナルは、創業当初から「対面でのご相談」を大切にしてきました。それは単に昔ながらのやり方に固執しているからではなく、私たちのお客様の多くがオンラインでは決して完結しない価値を求めているからです。

本ブログでは、なぜ当社がオンラインではなく「対面」にこだわるのか、そして東京・丸の内という立地がお客様にどのような安心を提供しているのかを、現代の社会背景とともに深くお伝えいたします。

1. 丸の内という立地が支える“プライバシー”と“安心感”

丸の内は、日本のビジネスの中心地としてだけでなく、
「人目に触れすぎず、かつ品格がある場所」
として選ばれ続けてきた街です。

当社には実際、次のような背景をお持ちの方が多くご相談に訪れます。

• 実家が病院・クリニックを経営されているお嬢様・ご子息様

• ご家族が法律事務所・士業事務所を運営されている方

• 本人が有名企業の役員・取締役で、外部にプロフィールを公開したくない方

• 経営者、医師、弁護士、金融関係など、表に情報を出すことがリスクになる方

• ご自身やご家族の立場上、オンライン掲載自体を避けたい方

こうした方々は、
「ネット上に自分の写真や経歴をたくさんの人に見られることに強い抵抗感をお持ちです。」

婚活業界の多くが「オンラインプロフィールの掲載」を標準化している中、
「そもそも載せたくない」という需要を受け止められる相談所は多くありません。

丸の内という落ち着いた環境の中で、
人目を気にすることなく相談できる安心感は、
オンラインには決して代替できない価値なのです。

2. 立場のある方ほど“対面”を求める理由

オンラインが苦手という理由ではなく、
「自分の情報をむやみに広げたくない」
という方が多いのが当社の特徴です。

ハイクラスなご家庭では、小さな情報の扱いが信用問題につながることをよくご存知です。

• どんな相談所に自分の写真が残るのか

• どこまで第三者が閲覧可能なのか

• 運営会社に信頼できる実体があるのか

• 誰が自分の相談に携わるのか

これらはオンラインサービスでは伝わりにくく、
「実際に会って、話を聞き、相手の眼差しや姿勢を確かめたい」
と考えるのは、ごく自然な感情です。

オンライン面談では画面越しの限界があり、
担当者がどれだけ丁寧に説明しても
「この人に人生を委ねて大丈夫だろうか？」
という不安を完全に払拭することは難しいものです。

一方で対面相談では、会話以外の情報が多く得られます。
姿勢、表情、所作、温度感、時間の使い方…
これらの「非言語情報」が人間の信頼をつくり、安心を醸成します。

時代がどれだけ進んでも、
“最終的な安心は人と人の間にしか生まれない”
ということを、立場のある方ほどよく理解されています。

3. 昭和世代を中心に“対面だからこそ相談できる”という現実

特に40代後半〜70代以上の昭和世代は、
コミュニケーションの「深さ」をとても大切にされています。

昭和世代にとって、

• 人と向き合って話す

• 細やかな表情を見る

• 空気感を感じる

といった “五感を使った会話” が当たり前であり、
オンライン画面越しでは得られない安心感がそこにあります。

さらに、人生経験が豊富であるほど、
「担当者がどれだけ本気で寄り添ってくれる人なのか」
をしっかり見極めたいという気持ちが強いのも特徴です。

オンラインの利便性は否定しませんが、
結婚という人生最大級の決断を、画面越しの情報だけで託すことに不安を感じるのは自然なことです。

4. オンライン全盛の婚活業界との対比

近年の婚活サービスは、コスト削減と効率化のために

• カウンセリングは完全オンライン

• 写真・プロフィールはネット上に広く掲載

• 会員のみが閲覧できる検索画面に登録

• 担当者との接点はチャット中心

• スピード重視・大量マッチング重視

というモデルが主流になっています。

確かに価格は安く、気軽に始めやすいメリットがあります。
ですが、ここには大きな課題もあります。

• “人の目で選ぶ” という温かさがなくなる

• 会員数が多いほど、個人情報リスクは当然高まる

• 一人ひとりの背景に深く寄り添うことが難しい

• 「誰が担当するかわからない」不安感

• オンラインでのやり取りが事務的になりやすい

• 成婚までのフォローの質がばらつきやすい

「安い・便利」と引き換えに、人間的な安心は失われがちです。

結婚は大量処理型ビジネスと相性が良いとは言えません。
一人ひとりの人生に向き合う以上、“心のこもったサポート” が必要なのです。

5. M’sブライダルジャパンインターナショナルの“対面主義”が生む価値

当社が大切にしているのは、
単なる結婚相談ではなく、“人生相談”としての婚活サポートです。

◎お客様の空気感や価値観を深く理解できる

対面だからこそ、会話だけでなく細やかな表情・雰囲気から本音を読み取れます。

◎ご家族の背景にも丁寧に寄り添える

立場のあるお客様の多くは、ご本人だけでなくご家族との関係性も成婚には重要となります。対面でなければ伝わらないニュアンスがあります。

◎情報管理の観点で圧倒的に安全

オンライン掲載を最小限にし、写真やプロフィールをむやみに拡散しない仕組みを整えています。

◎信頼関係が深まるから成婚率が高い

直接顔を合わせ、人生背景に向き合うことで、提案の質も上がり、結果として成婚へと結びつきやすくなります。

◎“任せられる安心感”が生まれる

担当者がどんな姿勢で、どれだけ真剣に向き合ってくれる人なのか。これは対面でしか感じられません。

6. オンラインと対面の「優劣」ではない。“目的に合うかどうか”

オンラインが悪いわけではありません。
むしろ若い世代にとっては自然であり、手軽に始められるメリットがあります。

しかし、
・立場ある方
・情報リスクを避けたい方
・人生背景が複雑な方
・家族の理解が必要な方
・昭和世代の方
・人とのご縁を大切にしたい方

こうしたお客様にとって、対面相談は欠かせない価値になります。

「結婚」という人生の一大決断は、
効率化やスピードよりも、
“安心・信頼・温かさ・深い理解” が必要。

その部分を妥協せず提供できるのが、
M’sブライダルジャパンインターナショナル の強みです。

7. 人は人によって安心する。だから対面が必要なのです。

時代は日々進化し、技術は便利になっています。
しかし、人の心はいつの時代も変わりません。

• 自分のことを丁寧に理解してくれる人

• 自分のバックグラウンドを尊重してくれる人

• 大切な情報を守ってくれる人

• 等身大の想いを受け止めてくれる人

こうした“人とのつながり”が、結婚への一歩を後押しします。

だからこそ、当社はオンライン一辺倒にはなりません。
そして丸の内の落ち着いた環境で、一人ひとりと深く向き合う姿勢をこれからも大切にしていきます。

人生の大きな決断を、安心して、温かく、確かなサポートとともに進めたい方へ。
M’sブライダルジャパンインターナショナルは、対面だからこそ提供できる価値をこれからも守り続けてまいります。