①「次はもっといい人がいるかも」という思考の正体
60代男性の婚活で非常に多いのが、「悪くはないけれど、決め手に欠ける」「もう少し待てば、もっと合う人が現れるかもしれない」という心理です。
しかしこれは、冷静な判断というよりも決断を先延ばしにするための無意識の言い訳であることが少なくありません。
年齢を重ねるほど、人生経験が増え「失敗を避けたい」「後悔したくない」という思いが強くなります。その結果、選択をしないことが「安全策」のように感じてしまうのです。
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①「次はもっといい人がいるかも」という思考の正体
60代男性の婚活で非常に多いのが、「悪くはないけれど、決め手に欠ける」「もう少し待てば、もっと合う人が現れるかもしれない」という心理です。
しかしこれは、冷静な判断というよりも決断を先延ばしにするための無意識の言い訳であることが少なくありません。
年齢を重ねるほど、人生経験が増え「失敗を避けたい」「後悔したくない」という思いが強くなります。その結果、選択をしないことが「安全策」のように感じてしまうのです。
多くの方が「自分は優柔不断な性格だから」と言いますが、実際には
・傷つきたくない
・選択ミスだと思われたくない
・周囲からどう見られるか気になる
こうした恐れが行動を止めています。
特に60代男性は、仕事や人生で責任ある決断をしてきた方が多いため、「婚活で失敗した自分」を受け入れることが難しい傾向があります。
条件(年齢・見た目・性格・価値観)が揃った理想の相手を探し続ける婚活は、終わりがありません。
なぜなら、人は「比較」を始めた瞬間に満足できなくなるからです。
実際に成婚される方の多くは、
「最初は完璧だと思わなかった」
「交際してから良さが分かってきた」
と口を揃えておっしゃいます。
結婚は選抜試験ではなく、共同生活のスタートです。
交際に進むこと=結婚を決めることではありません。
にもかかわらず、「交際=重い決断」と捉えてしまい、一歩が踏み出せない方が多いのが現実です。
交際とは、
・相手を知る
・自分を知る
・価値観のすり合わせをする
ための時間です。
最初から答えを出そうとする必要はありません。
婚活において一番のリスクは、「合わない人を選ぶこと」ではなく
誰も選ばず、時間だけが過ぎていくことです。
60代の時間はとても貴重です。
今の自分を受け入れてくれるご縁は、無限にあるわけではありません。
もし今、
「もう少し考えたい」
「次があるかもしれない」
と感じているなら、それは慎重さではなく「迷い」です。
迷っているということは、可能性がゼロではない証拠。
まずは一歩、交際という形でご縁をつないでみてください。
決断は、動いた先にしか生まれません。
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