お気に入り一覧 プロに相談する

株式会社TRUE NOW

東京メトロ有楽町線護国寺駅6番出口徒歩1分

「もう妥協はしたくない」価値観で選ぶ30代女性の結婚観とは・・・

投稿日:

「もう妥協はしたくない」価値観で選ぶ30代女性の結婚観とは・・・
「もう妥協するのはやめたい」——そんな想いを胸に、結婚を真剣に考える30代女性が増えています。
20代の頃は「好き」という気持ちを最優先にしていたけれど、今はそれだけでは続かないことも知っている。
長く安心して人生を共に歩める相手には、やっぱり“価値観の一致”が必要不可欠だと感じている方も多いのではないでしょうか。

このブログでは、妥協ではなく“納得”で選ぶ結婚観を持つ30代女性たちのリアルな声や、価値観の合うパートナーと出会うためのヒントをご紹介します。

「もう妥協はしたくない」価値観で選ぶ30代女性の結婚観とは?

「彼の年収は申し分ない。でも、休日はゲーム三昧で、私の話をちゃんと聞いてくれない…」
「やさしくて優秀な人だけど、なぜか一緒にいても心が落ち着かない」

30代に入り、そんな“違和感”に敏感になった女性は少なくありません。
そして、ふと気づくのです——**「もう、妥協して結婚するのはやめたい」**と。

20代の頃は、「条件」や「タイミング」、時には「勢い」で恋愛や結婚を決めることもあったかもしれません。でも、30代になると人生のパートナーに求めるものが変わってきます。それが“価値観”です。

妥協から始まる結婚の落とし穴とは・・・

実際に、30代前半で結婚したYさん(33歳・会社員)はこう語ります。

「周りがどんどん結婚していく中で、私も焦っていたんです。30歳になる直前から、友達の結婚式が続いて、“あ、私もそろそろ”っていう空気にのまれて…。彼は優しいし、安定した仕事にも就いていて、“まあ、悪くはないかな”って思って結婚を決めました。」

Yさんは、自分でも「条件は悪くない」と思っていたものの、「好き」よりも「年齢」や「タイミング」を重視してしまったと振り返ります。

「でも、結婚してみたら、思ってた以上に“合わない”部分が多くて。たとえば私は外出が好きで、休日はカフェ巡りや映画を見に行きたいタイプ。でも夫は、家でゲームや動画を見るのが好きで、外出が苦手なんです。」

最初のうちは、どちらかが譲ることでバランスを取ろうと努力していたそうですが、それも長くは続かなかったといいます。

「どんどん“会話が減って”、一緒にいても心が通わない感じがして。夫は悪い人じゃないんです。ただ、価値観がまったく違うだけで…。あるときふと、“この人と老後を過ごすのか…”と考えたら、すごく不安になってしまって。」

価値観の一致”がもたらす安心感!

一方、37歳で結婚したKさん(IT企業勤務)は、価値観重視でパートナーを選んだ女性です。

「収入とか見た目とか、以前は気にしていたけれど、それよりも『私の考えに共感してくれるか』『人生の優先順位が近いか』を重視するようになりました。そうしたら、自然と一緒にいてラクな人と出会えたんです。」

価値観が合う相手とは、言葉にしなくても通じる安心感があります。
たとえば、「将来の家族像」や「お金の使い方」、「仕事と家庭のバランス」など、根本的な部分でズレがないと、トラブルが起きにくく、二人三脚で人生を歩むことができます。

価値観はどこで見極める?

価値観を見極めるには、深く会話することが必要です。
プロフィールだけでは見えてこない、その人の「人生観」「優先順位」「人との向き合い方」などを、丁寧に聞いていくことが大切です。

結婚相談所で実際に活用されている価値観チェック項目の一部をご紹介します:

  • お金を使うとき、優先するのは「モノ」か「体験」か?

  • 家事や育児は「協力し合うもの」か「役割分担」か?

  • 旅行は「計画的に」行く派?それとも「行き当たりばったり」派?

  • 仕事と家庭、どちらをより重視したいか?

このような問いを重ねていく中で、「あ、この人とは感覚が近いな」と感じる相手に出会えたとき、それが“価値観が合う”ということなのです。

「理想の相手」より「共に育つ相手」を探す

完璧な相手はいない。それでも幸せな結婚はできる理由は?

・「違いがあっても、わかり合おうとする気持ち」があるかどうか

婚活をしていると、多くの人が無意識のうちに「100点の理想の相手」を求めてしまいがちです。
たとえば…

  • 見た目が好みで

  • 年収も高くて

  • 性格も穏やかで

  • 趣味も合って

  • 家事も育児も分担してくれて

  • 両親との関係も良好で…

もちろん、理想を持つことは大切です。ですが、現実にはすべてがパーフェクトに揃っている人は、ほとんど存在しません。いたとしても、お互いの相性やタイミングが合わなければ、関係は続きません。

だからこそ、「価値観が100%一致する人を探す」よりも、“近い価値観を持ち、違いを認め合える人”と出会うことの方が、実はずっと大切なのです。

結婚生活は、長い時間を一緒に過ごすパートナーとの“共同生活”です。
そこには、必ず「違い」が出てきます。

  • 食べ物の好み

  • 家事のやり方

  • お金の使い方

  • 休日の過ごし方

  • 親との付き合い方

でも、違いがあっても「話し合える」「相手の考えを理解しようとする」姿勢があれば、そこから関係は深まっていきます。

この「理解し合おうとする努力」ができる人こそが、70点を100点にできる人なのです。

・ 70点の相手と築く、100点の関係

「70点」というのは、完璧ではないけれど、気になる点はあるものの、一緒にいて安心できて、価値観がある程度合っている人のことです。

たとえば、最初はお金の価値観がちょっと違ったとしても、「一緒に家計を考えよう」と話し合える関係であれば、それは信頼と歩み寄りのある健全な関係です。

あるいは、家事のやり方が違っていても、「じゃあ、どちらかが一方的に負担しないように分担を考えよう」と、互いに歩み寄る努力ができる関係であれば、十分に幸せな結婚生活が築けます。

大切なのは、「理想の相手を見つけること」ではなく、“一緒に理想の関係を作っていける人”に出会うことです。

・「結婚はスタート」だからこそ、“育てる”という視点を

結婚は、ゴールではありません。
どんなに理想の条件が揃った相手でも、結婚生活がスタートすれば、お互いのクセや考え方、価値観の違いに直面します。

でも、だからこそ、**関係は「育てるもの」**なんです。

「私がこう思っていること、あなたはどう考える?」
「ここはちょっと譲れないけど、あなたの考えも聞かせて?」
そんな風に、対話を重ね、互いに尊重しながら歩んでいく過程こそが、“幸せな結婚生活”の正体ではないでしょうか。

・最後に:70点から始まる、本物の幸せ

完璧じゃなくてもいい。
欠けていても、向き合ってくれる人がいれば、そこに安心と愛情のあるパートナーシップが生まれます。

あなたにとって「70点」の相手が、
10年後には「100点以上の人生の伴侶」になっていることも、十分にあり得るのです。

だからこそ、最初から完璧を求めるのではなく、「共に成長できる相手」を見つけること
それが、「もう妥協はしたくない」と願う30代女性にとって、真に満足できる結婚への近道です。