婚活をしていると、ふとこんな思いが頭をよぎることはありませんか?
「どうして自分は選ばれないんだろう…」「プロフィールは見てもらえるのに、なかなか先に進まない…」「お見合いがなかなか決まらない
婚活は、“選ばれる”という視点がついて回る世界。だからこそ、気づかないうちに自分の価値を測られているような気持ちになってしまうこともあります。
でも、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
本当に大切なのは、「どうしたら選ばれるか?」ではなく、「自分はどんな自分でいたいのか?」ということ。
1. 自己肯定感が低いままでは、選ばれにくい?
婚活中、多くの方が「自信のなさ」を感じています。
「本当に結婚できるのだろうか」「誰かに選ばれる存在なのだろうか」「私は幸せになれるのだろうか」
そんな不安を抱えたまま活動している会員さまは、決して少なくありません。
そしてその自信のなさは、お見合いでお断りされるたびに「やっぱり私は誰にも選ばれないんだ…」という思いを強くし、仮交際に進んでも相手の欠点ばかりが目についてしまったり、「私に合う人なんていないのかもしれない」と悲観的になってしまいます。
自信がない状態のまま婚活を続けると、知らず知らずのうちに「自信のなさを証明する婚活」になってしまうのです。
だからといって、無理に自信を持つ必要はありません。
まずは、自信のない自分を責めるのをやめて、そっと心の奥にしまってあげてください。
そして、悲観的になるよりも「ご縁がなかっただけ」「もっと私に合う人がいるというサイン」そう受け止めながら、素直な気持ちと感謝を持って婚活を続けてみてください。
起こる出来事すべてを、「幸せになるための過程」と信じて歩みを止めないこと。
そうしているうちに、お見合いが決まり、交際が成立し、少しずつ「うまくいく流れ」が生まれてきます。
その小さな成功体験が、やがて本当の自信へと変わっていくのです。
婚活は、仲人と一緒に“自信を育てていく時間”でもあります。
そして婚活をしていると、「もっと若ければ…」「もっと美人だったら…」「年収が高ければ…」と、つい他人と比べてしまいがちです。
でも実は、“選ばれる人”は見た目や条件よりも、自分を大切にできている人。
自己肯定感の高い人は、自然と余裕と安心感をまとっています。そして、その「安心感」こそが、選ばれる最大のポイントなのです。
あなたが「私には魅力がある」と思えるようになったとき、その想いは、必ず相手にも伝わります。
2. “選ばれる”より“共に歩めるか”を大切にする
婚活では「選ぶ・選ばれる」という言葉がよく使われますが、結婚は本来、対等なパートナーシップです。
「選んでもらう」ことばかりを意識してしまうと、・相手に合わせすぎて疲れてしまう・本音が言えなくなる・自分を偽ってしまうといったズレが生まれてしまいます。
大切なのは、「この人となら、一緒に歩いていけそうか?」という視点。
自分にとっての心地よさや価値観を大切にしている人ほど、自然体で魅力的に映るものです。
3. 外見磨きより先に整えたい「心」
身だしなみや清潔感はもちろん大切です。でも、“選ばれる婚活”で本当に重要なのは内面です。
心が疲れていたり、ネガティブな感情が溜まっていると、笑顔が減り、期待が強くなり、空回りしてしまいます。
だからこそ、・自分にとって大切なもの・自分が望む幸せ・どんな結婚生活を送りたいのかを整理しておくことが、婚活の軸になります。
婚活は、相手探しであると同時に“自分探しの旅”。
自分をよく知っている人ほど、ブレずに進めます。
4. 自分を好きでいられる言動を心がけよう
日々の言葉や考え方も、婚活に大きく影響します。
・悪口より感謝を口にする
・過去より未来を見る
・「どうせ私なんて」ではなく「私はこうありたい」と言える
こうした姿勢は、相手に安心感を与えます。
私たちは、自分が口にした言葉を一番多く浴びている存在でもあります。
植物やお米が、言葉で変わるように、人もまた、言葉の影響を強く受けています。
まずは言葉から変えてみてください。
「素敵だね」「気持ちがいいね」「きっと大丈夫」
そうした言葉を自分自身にたくさんかけてあげることで、小さな幸せに気づけるようになり、やがて「私、できるかも」という根拠のない自信が育っていきます。
その積み重ねが、婚活成功へとつながります。
5. 自分らしさを武器にする
婚活では、「好かれそうな自分」を演じてしまいがちです。
でも、結婚生活に必要なのは“素のあなた”との相性。
無理せず話せること、自分の価値観を大切にできること、「私はこういう人です」と言えること。
それこそが、真の魅力です。
6. 仲人・アドバイザーを頼っていい
婚活を一人で頑張ると、自分の魅力が見えなくなることもあります。
そんなときこそ、仲人の存在があります。
あなたの強みを見つけ、気持ちに寄り添い、一緒に前に進むための伴走者。
一人で抱え込まなくていい環境は、婚活において大きな安心材料です。
最後に:あなたの価値は、もうすでにある
婚活がうまくいかないと、「自分には魅力がない」と思ってしまうことがあります。
でも、婚活を始めた理由を思い出してください。
それは「幸せになりたい」と思ったから。
その時点で、あなたはすでに「幸せになる価値がある」と自分で自分を認めているのです。
あなたには、すでにたくさんの魅力があります。
“選ばれる人”になるために必要なのは、何かを足すことではなく、すでに持っているものに気づき、信じてあげること。
自分を大切にする婚活が、その先の幸せな結婚生活へとつながっていきます。
あなたの未来が、愛と安心に満ちたものでありますように。
