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“優しさ”と“思いやり”、その違い知っていますか?

“優しさ”と“思いやり”、その違い知っていますか?

「優しさ」と「思いやり」。似ているようで、実はちょっと違うんです。

私の中では、**思いやりとは“優しさに責任感と想像力を足したもの”**だと思っています。

たとえば——
「優しい人ね」と言われるのは、怒らない、相手を攻めない、話を聞いてくれる…そんな人。
でもそれだけだと、どこか“受け身”で終わってしまうこともあります。

一方で、「思いやりのある人ね」と言われる人は、相手の都合や気持ちを“想像して動ける人”。
つまり、相手の立場に立って行動できる人なんですね。


こんなことがありました。

家族ぐるみで仲良くしている友人がいるのですが、我が家の夕食時間が“毎晩7時”ということは、何度も一緒にご飯を食べているので知っているはずなんです。
それなのに、なぜかいつも、食事を始めたタイミングで電話がかかってくるんです。

しかも急ぎの話でもない…。

電話に出る私も、正直ちょっとガッカリします。
目の前には温かいごはん、家族との時間。電話越しに楽しい話をしていても、気持ちが乗りきれません。

何度かそんなことがあると、「せっかくの好意」も、少しずつ曇っていきます。


もちろん、相手に悪気がないのは分かっています。
でもやっぱり、人付き合いって「タイミング」や「相手の生活リズム」を想像できるかどうかが大切。

思いやりがある人というのは、「自分がしたいこと」よりも「相手がどう受け取るか」を考えられる人です。
そういう人とは、これからも大切にお付き合いしていきたいなと思います。

男女問わず、ただ“優しい”だけではなく、“思いやり”を持てる人こそ、信頼され、選ばれる存在です。

婚活においても、そういう人はとても好印象。
思いやりをもって接することで、関係が深まることも多いんですよ。


最後にひとこと。
優しさはスタート、思いやりはゴールかもしれません。
一方通行にならないために、相手の心にそっと寄り添う“思いやり”を、私たちも意識していきたいですね。