こんにちは
今日は、50代同士で交際を進めていた会員様からのご相談を、
前編・後編にわけてお伝えしたいと思います。
50代での婚活は、若い頃とはちょっと違う“難しさ”や“繊細さ”があります。
だからこそ、誰かの経験が、どこかで誰かの助けになることもあるのです。
■最初はとても良い雰囲気だったお二人
今回のお二人は、落ち着いた大人同士ということもあり、
お見合いの時点ではとても相性が良いように見えました。
会話も自然で、
「このままゆっくり交際が深まっていくかな」
…そんな期待が膨らむスタートでした。
ところが、交際が進むにつれて、
会員様の中でほんの小さな“違和感”が生まれはじめます。
■きっかけは「デートのお支払い」の話
ある日のデートで、お相手男性がこんな風に話されたそうです。
「はじめは男性が払うけれど、回数が増えたら割り勘でいいって
アドバイザーに言われたんだよね。」
割り勘が悪いわけではありません。
50代婚活では、それが自然なカップルも多くいます。
ただその後、
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結婚後の生活費も完全に折半
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家賃も同額で負担
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過去の離婚でお金のトラブルがあった
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「あなたが自立しているから会った」
という言葉が続きました。
会員様は、
「ん…? これはちょっと違うかもしれない」
と胸の奥で感じたそうです。
■“違和感”は、心の大事なサイン
50代の婚活では、これまでの経験や価値観がしっかりと積み重なっています。
だからこそ、ちょっとした言葉や態度で、
自分の感覚に合う・合わないがはっきり出てきます。
その違和感は、決して“わがまま”ではなく、
自分の人生を大切にしようとするサイン。
後編では、
この会員様が最終的に下した「交際終了」という選択と、
そこから見えてきた50代婚活の大切な考え方をお話しします。
→ 後編へつづく
