では、どうすれば「会いたい」と思われるのでしょうか? 大切なのは、「お相手が知りたい順番」で、誠実な言葉を伝えることです。
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感謝と誠実な姿勢(導入) まずは、プロフィールを読んでくれたことへの感謝を伝えましょう。 (例:「プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。」)
 
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人柄と現在の状況(仕事・生活) 今、どんな生活をしていて、何を大切にしているのかを伝えます。
 
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未来の共有(どんな関係を築きたいか) 結婚観や、お相手とどんな家庭を築きたいかを具体的に書きます。
 
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結びの言葉 (例:「誠実な方と、良いご縁があれば嬉しいです。」)
 
この流れを意識するだけで、独りよがりではない、「相手に語りかける」温かい文章になります。
「仕事」「趣味」「性格」をバランスよく書く方法
プロフィールで最も悩むのが、この3つの要素ですよね。 ここでは、あなたの魅力を伝える「LCIQ的」な書き方のコツをお伝えします。
「仕事」:「何をしているか」より「どう向き合っているか」
キャリア女性がやりがちなのが、役職や業務内容の説明です。 そうではなく、「仕事への向き合い方」や「大切にしている価値観」を伝えましょう。
NG例:「IT企業で営業部長をしています。主な業務は部下の育成と売上管理です。」 OK例:「IT企業で働いています。チームで協力して目標を達成することに、一番のやりがいを感じています。仕事も大切ですが、これからはプライベートの時間も同じくらい大切にしていきたいと思っています。」
OK例では、「協調性」や「家庭も大切にしたい」という意思が伝わりますよね。 これならお相手も「自分と時間を共有してくれそうだな」と安心できます。
「趣味」:「何を」より「どう楽しんでいるか」
「趣味:読書、映画鑑賞」だけでは、何も伝わりません。 その趣味を通じて、あなたがどんな感情を得ているのかを少しだけ具体的にしましょう。
NG例:「趣味は料理と旅行です。」 OK例:「週末に、新しいレシピに挑戦して友人に振る舞うのが今の楽しみです。旅行も好きで、特に温泉でのんびり過ごす時間に癒されています。いつかパートナーの方と、おすすめの場所を教え合えたら嬉しいです。」
「人と関わるのが好き」「穏やかな時間が好き」といった人柄が伝わりますし、「教え合えたら」という一言が、お相手との未来を想像させます。
「性格」:「決めつけ」ではなく「エピソード」で伝える
「私は優しいです」「明るい性格です」と自分で書いても、説得力がありません。 第三者からの評価や、具体的なエピソードを交えましょう。
NG例:「穏やかで、真面目な性格だと思います。」 OK例:「周りからはよく『聞き上手だね』と言われます。友人の悩み相談に乗ることが多く、人の話をじっくり聞くのが得意なのかもしれません。お相手とも、何でも気兼ねなく話せる関係が理想です。」
これは、LCIQでいう「恋愛共感力」のアピールにもなります。 自分の強みを客観的に知ることで、自信を持ってアピールできるようになるのです。
ネガティブに見えない工夫(年齢・離婚歴の伝え方)
40代の婚活では、年齢や離婚歴を気にしてしまう方も少なくありません。 私自身も離婚を経験し、その後15歳年下の夫と再婚しました。だからこそ断言できるのですが、それらは決して「欠点」ではありません。あなたが生きてきた「経験」であり「物語」です。
大切なのは、卑屈にならないこと。
「年齢」について
年齢は「事実」ですから、隠す必要も、言い訳する必要もありません。 それよりも、「今」の充実度や「未来」への前向きな姿勢を伝えましょう。 「もう若くないから」ではなく、「年齢を重ねたからこそ、穏やかな関係を築きたい」という言葉の方が、よほど魅力的です。
「離婚歴」について
離婚歴がある場合は、正直に記載しましょう。その上で、大切なのは「そこから何を学んだか」を添えることです。
NG例:「離婚歴がありますが、今度は失敗しないように頑張ります。」 OK例:「一度結婚経験があります。その経験から、お互いに感謝を伝え、尊重し合うことの大切さを改めて学びました。これからは、穏やかで対等な関係を築いていきたいと思っています。」
LCIQでいう「恋愛継続力」を学んだ、というアピールにもなります。 失敗を「学び」に変えた人は、とても魅力的で、信頼できるパートナーとして映るのです。