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結婚に対して憧れを抱いておらず、自分が結婚したいのかどうかわかりませんでしたが、かといってこのまま一生一人で生きていきたいとは思えませんでした。
恋愛をしたい訳ではないし、一緒にいてお互いに居心地良く過ごせる人と生きていきたいとなると、やはり結婚かなと思っていたところ、たまたま地域情報誌のえんむすび屋さんの広告を目にして入会しました。
入会後の活動は順調とはいえず、仕事が忙しくなり、婚活に集中できるような状況では無くなりました。ですが、何もしないことが一番良くないと思い、生理的に受け付けない人でなければ、まずはお会いしてから考えることとし、様子を見ながら申し込める人数の上限を申し込んでいました。
好きになれなくても良いから一緒にいて嫌じゃない人、一緒に生活できる人と出会えたら良いなと思い活動していましたが、何十人とお会いしてもなかなか結婚に繋がらず、これは一人で生きていきなさいというサインなのかと、考えることもありました。
私が我慢すれば関係が続いていくのかなと思うこともありましたが、井本さんに相談させていただく中で、「我慢しないと続かない関係は本物じゃない」と言われ、例え我慢して結婚しても、結婚後の長い生活を我慢しつづけるのは辛いことだと思い、自分の感覚を受け入れて判断していこうと、考えるようになりました。
今から半年ほど前に夫(になる人)に出会ってからは、これまで感じ続けていた違和感が一切なく、井本さんが仰っていた、一緒にいて楽というのはこういうことなのかと腑に落ちました。
私がえんむすび屋さんでお世話になった期間は2年半を超えており短くはありませんでしたが、仕事の忙しさやストレスの方が強かったこともあったからか、婚活に対してすごくしんどかったという印象はありませんでした。
自分のことをよくわかっていない人に断られることはそれほど辛いものではありませんでしたが、自分に合う人とは一体いつ出会えるのだろうかという漠然とした不安を感じることはありました。
そんな中でも活動を続けられたのは、井本さんの押し付けがましくないサポートがさり気ないけど的確で、気兼ねなく相談させていただける環境が整っていたからだと思います。
これまでどんなときでも支えてくださり本当にありがとうございました。
私たち夫婦も、井本さんご夫妻のように一緒に歳を重ねていきたいと思います。