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「妊活の今と昔の違い」30代40代の結婚で変わる子どもへの価値観

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「妊活の今と昔の違い」30代40代の結婚で変わる子どもへの価値観
最近、甥っ子(32才)と話す機会がありました。彼の周りでは、30代で結婚してもなかなか子どもを授かれず、不妊治療のために病院に通う夫婦が増えているそうです。私たちの世代でも「なかなか子どもができなくて…」という話は聞いたことがありましたが、実際に病院で治療を受けるという話はあまり身近ではありませんでした。調べてみると、日本では35%の夫婦が不妊に悩んでいるというデータ(国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとにおこなっている「出生動向基本調査」の2015年版)があり、時代の変化を改めて実感しました。

不妊治療の現状と変化

不妊治療は、時代とともに大きく変わってきました。

特に2022年4月以降、体外受精や顕微授精といった高度生殖医療が保険適用となり、治療を受けやすくなりました。

それまでの不妊治療は、経済的負担が非常に大きく、1回の体外受精に30~50万円ほどかかるのが一般的でした。

しかし、現在は3割負担で受けられるため、1回の体外受精の費用は約10万円前後に抑えられています。

それでも高額なのには変わりませんが、20年前と比べるとかなり治療は受けやすいように感じます・・・

いや、感じない。

この価格を聞いて夫婦ともに働いていて・・

妊活して・・・

家事もして・・・

さらに、お金の心配まで・・

私なら多分諦めてしまう。

日本のえらい方々。

少子化をどうにかしてほしいなら、ここですよ!!ここ!!

夫婦の35%の人が不妊に悩んでいるのに、一回対外受精するのに10万円って。

論外です!!

楽しい日本。とか明るい日本とか言ってる場合じゃないですよ。

随分、話がそれました💦

保険適用の条件として、女性が43歳未満であること、人工授精は6回まで、体外受精は年齢によって1年間に受けられる回数が制限されるなどのルールがありますが、それでも治療に踏み切る夫婦が増えています。

厚生労働省のデータによると、2022年の不妊治療件数は50万件を超え、過去最多となりました。

これは、経済的負担の軽減だけでなく、不妊治療に対する社会の理解が広がったことも大きな要因といえるでしょう。

また、晩婚化が進む中で、不妊治療を受ける年齢層も変化しています。

以前は30代前半での治療が主流でしたが、最近では30代後半から40代前半のカップルが治療を受けるケースが増えています。

国立社会保障・人口問題研究所の調査では、初産の平均年齢が2022年時点で30.9歳と過去最高を更新しており、出産のタイミングが全体的に遅くなっていることが分かります。

しかし、年齢が上がるほど自然妊娠率や治療の成功率は低下します。

例えば、35歳での体外受精の妊娠率は約30%ですが、40歳になると約15%、42歳を超えると10%以下になるというデータもあります。

そのため、妊活を考える夫婦は、早めに医療機関を受診し、正しい知識を持つことが重要になっています。

はー。調べれば調べるほど。胸が苦しい。

不妊治療に対する考え方の変化

昔は「不妊治療をしている」と公言する人は少なく、どちらかといえば隠している人が多かった印象があります。

しかし、今ではSNSやブログなどで、自分の妊活体験を発信する人も増え、「不妊治療は特別なことではない」という意識が広がっています。いいことですよね。

また、男性側の意識も変わり、不妊の原因の約50%は男性にもあることが知られるようになったことで、夫婦で一緒に治療に取り組むケースが増えています。

こうした変化を考えると、妊活は単に「子どもを授かるための努力」ではなく、

「夫婦としての価値観をすり合わせる大切な時間」になっているともいえるでしょう。

結婚後に変わる「子どもが欲しい」気持ち

私の周りにも、子どもがいない夫婦はたくさんいます。

それぞれの事情や価値観があり、子どもを持たない選択をした人もいれば、望んでも授からなかった人もいます。

正直なところ、夫婦二人で自由に暮らしている姿を見て「うらやましいな」と思ったこともあります。

私自身、結婚したときは「子どもが欲しい」と強く思っていたわけではありません。どちらかといえば、夫婦二人で過ごせていければと思っていました。

主人も同じ意見。子どもは「悪魔だ」とまで言ってました。

これには訳があって、自分が悪いことをいっぱいしてきて親にたいそう手を焼いてもらったので

そういう子どもが生まれてくると勝手に想像していたそうです。

でも、結婚生活を送るうちに「子どもほしいな」と思うようになりました。

あんなに、独身貴族を夢見ていた、私が、あっという間に結婚して、

知らないうちに子どもを持ちたいと思うとは・・・。人の考えなんてあってないものです(笑)

旦那が心配していた子どもは悪魔説(笑)は子どもは天使説へと変わりました

結婚前の考えと、結婚後の気持ちは変わることもあります。

その考えに他人が口をはさむことは絶対あってはならないのです。

親の「孫の顔が見たい」「こどもはまだかい」

なんていうのは現代においては時代遅れの質問ですよ!

また、

「子どもが欲しい」と思って結婚しても、夫婦二人の生活を続けていくうちに「二人でいるのが心地いい」と思うこともあるでしょう。

大切なのは、パートナーとしっかり話し合いながら、お互いの気持ちを尊重し合うことです。「今はこう思うけれど、将来はどう変わるかわからない」という前提で、柔軟に考えることも必要なのかもしれません。

結婚を考えるとき、「子どもが欲しいかどうか」は重要なポイントになります。

ただ、結婚前の価値観だけで決めつけてしまうと、未来の可能性を狭めてしまうこともあります。

結婚後、パートナーと一緒に過ごす中で、考え方が変わることはよくあります。「

子どもが欲しい」「夫婦二人で生きていきたい」どちらの気持ちも、状況や環境によって変化するものです。

だからこそ、結婚相手を探すときには、「今の考え」にこだわりすぎず、柔軟な視点を持つことが大切ではないでしょうか。

結婚は人生の大きな選択のひとつです。

これからどんな未来を歩んでいきたいのか、一緒に考えられる相手を見つけることが何よりも大事です。

結婚を真剣に考えているなら、ぜひ気軽にご相談ください。

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