昔のお見合いは「仲人がお相手を探していた」
ひと昔前までのお見合いは、仲人さんが中心となり、家同士をつなぐ意味合いが強いものでした。
お相手選びは本人の意思よりも、仲人や親の判断が大きく、「この人ならお似合いだろう」と考えられた相手を紹介されるのが一般的でした。
当時は「ありがたいご縁」として受け入れるのが当たり前で、本人も自然にその流れに従い、まずは会ってみるという姿勢を持っていました。仲人が選んだ相手=信頼できるご縁、という安心感もあり、出会いそのものを大切にする風潮が強かったのです。
実際、もう10年以上前の話しになりますが、43歳から5年間活動していた再婚男性に「この女性が絶対合う!」と確信した5歳上の53歳の再婚女性を紹介しました。男性は年上の女性を嫌がりましたがお願いしてお見合いしていただいたとこがあります。渋々お見合い会場に来た男性でしたが、男性は女性に一目ぼれ。めでたくご成婚。今でもお二人は仲良く過ごしていらっしゃいます。
今は、このような手組の見合いはもうありませんけどね。