お気持ちよく分かります。
プロフィールを見れば、確かに「悪くない条件」です。身長も平均以上、学歴も収入も安定。健康的で見た目も悪くない。それなのにお見合いが成立しないのは、納得できない感情になりますよね。

ただ、婚活市場では「条件が悪くない」だけでは、お見合い成立にはつながらないのが現実です。ここからは、お見合いが組めない理由と改善のヒントを整理してみましょう。

お見合いが成立しないとのことですが、何歳の女性にお申込みされてますか？

婚活において年齢は、男女ともに非常に大きな影響を持ちます。
女性は将来のライフプランを考え、どうしても男性の年齢にシビアです。40代という男性の年齢は、20代30代女性から見ると「結婚相手」の年齢の対象外になってしまっている方も多くいます。

お相手に若さを求めるのは男性だけではなく、女性も男性に若さを求める時代になってきています。

つまり「条件が良い＝若い女性からも選ばれる」とは限らないのです。ご自身のターゲットが現実とずれていないか、まず見直してみましょう。

条件の良さをしっかり書いていても、女性はそれだけで会いたいと思いません。
彼女たちが見たいのは「この人と結婚したらどんな生活になるか」という未来像です。

• 写真は柔らかい笑顔か？　プロフィール写真の手を抜いてませんか？

  自分で撮影してませんか？相談所で撮影したもらってませんか？
  結婚相談所のプロフィールを撮影しなれた写真館で撮影してますか？

  数年前の写真ではありませんか？

• 自己紹介文で「価値観」や「結婚観」を伝えているか？

  お相手に刺さっていますか？

• 日常の過ごし方や趣味を、女性が共感しやすい言葉で書いているか？

条件だけを並べると「無機質」な印象になりがちです。プロフィールから“安心感”や“温かさ”を感じられるかどうかが、成立率を大きく左右します。

多くの男性が陥りがちなのは、「自分が選ぶ」ことばかりに意識が向いてしまうこと。
でも婚活は「自分が選ぶ」と同時に「相手から選ばれる」活動です。

お申し込みしている女性の年齢層や条件を振り返ってみてください。

• 30代女性ばかりに申し込んでいないか？

• 自分と価値観の近い40代女性には目を向けているか？

「もっとお見合いできるはず」と思う気持ちの裏には、自分が望むターゲット層だけを見てしまっている可能性があります。

「条件は悪くないのにお見合いできない」のは、条件の問題よりも 年齢・ターゲット設定・プロフィールの伝わり方 に原因があることが多いです。

婚活は「条件の良さ」だけで勝負できる場ではありません。

条件が悪くないのであれば、

・需要と共有があっていない

・プロフィールの作りこみ方を工夫する

この二点を踏まえ、「誰に選ばれたいのか」「どうすれば自分を選んでもらえるのか」を意識して行動を変えていくこと。これが、40代男性の婚活を成功に導く一番の近道です。