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結婚後に揉めないために。今こそ話すべきお金のリアル

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結婚後に揉めないために。今こそ話すべきお金のリアル

こんにちは。
ラポール結婚相談所のもとはらさよこです。

結婚を意識しはじめると、誰もが気になるのが「結婚生活って、どんな感じになるんだろう?」ということ。
なかでも、実はとても大切なのが——
**「夫婦のお金の管理」**なんです。

でも、「お金の話ってちょっとしづらい…」「今言い出したらケチだと思われそう」
そんなふうに感じて、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

実際、結婚後に「お金の価値観のズレ」でモヤモヤしたり、ケンカに発展してしまうカップルも少なくありません。
だからこそ結婚前にしっかり話しておくことがとても大事です。

今回は、結婚を控えるお二人にぜひ話し合ってほしい「家計管理のポイント」と、スムーズに話すためのコツをお伝えします。

話し合っておきたい10のポイント

「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、以下の10項目はぜひ話し合ってみてください。

① 収入・支出の全体像を共有するか

お互いの収入や支出について、どこまでオープンにするか。
「なんとなく」ではなく、具体的な金額や割合を共有するのが理想です。

② 年収や固定支出を開示するか

奨学金の返済、保険料などの固定費も含めて、きちんと話せる関係かどうか。
小さな隠しごとが、後々大きな不信感につながることもあります。

③ 貯金額をどう扱うか

結婚前の貯金を共有するのか、それとも個人の資産として分けるのか。
これは意外と価値観が出る部分。お互いの考えを確認しましょう。

④ 家計の管理方法をどうするか

代表的なスタイルは以下の4つ。

  • 共同財布方式:収入をすべて一括管理

  • 分担方式:支出ごとに担当を決める

  • 生活費折半+自由管理:基本費用だけ折半、残りは各自自由

  • どちらかが家計を管理:一方が生活費を受け取ってやりくり

どれが正解というわけではありません。
“二人にとって無理のない方法”を見つけることが大切です。

⑤ 貯金・資産形成のルール

「毎月いくら貯金する?」「何のために貯める?」
目的を共有すると、モチベーションも保ちやすくなります。

⑥ 投資や保険への考え方

投資に前向きなタイプと、貯金重視のタイプでは感覚が違います。
リスクに対する考え方をすり合わせておくと安心です。

⑦ お小遣い・自由に使えるお金のルール

「どこまでが自由で、どこからが家庭のお金なのか?」
境界線をあいまいにしないことで、後々の不満を防げます。

⑧ 趣味・交際費への価値観

たとえば「趣味に月3万円」は高い?妥当?
感じ方の違いを話すこと自体が、価値観の理解につながります。

⑨ 高額な支出の判断基準

車・家電・旅行など、大きな買い物は誰がどのように決めるのか。
基準を決めておくと、迷いや衝突を減らせます。

⑩ 生活スタイルと将来設計

「どんな暮らしが理想?」「子どもは?」「マイホームは?」
お金の話は、人生設計の話でもあります。
ここを共有しておくと、二人の方向性が自然と見えてきます。

話し合いをスムーズに進めるコツ

お金の話は、時に繊細でぶつかりやすいテーマ。
でも、次のポイントを意識するだけで驚くほど前向きに話せます。

  • 批判しない・価値観を尊重する
     育った環境が違えば、お金の考え方も違って当然。
     「そう考えるんだね」と受け止める姿勢を。

  • 感情ではなく希望を伝える
     「あなたは浪費家!」ではなく
     「私は将来のために貯金したいと思ってる」
     ——たったそれだけで、伝わり方が変わります。

  • 100%一致しなくても大丈夫
     価値観が違ってもOK。
     大事なのは、「違いを認めて、どう歩み寄るか」です。

  • 定期的に見直す
     結婚生活は変化の連続。
     転職・出産・引っ越しなど節目ごとに“お金の話”を見直していきましょう。

結婚前にお金の話をするメリット

  • 金銭感覚のズレによるケンカや不信感を防げる

  • 将来設計(子ども・マイホーム・老後)を共有できる

  • お金の透明性が、信頼関係をより深めてくれる

お金は、結婚生活の「潤滑油」にも「火種」にもなり得ます。
だからこそ、今のうちにきちんと話すことが、幸せな夫婦生活への第一歩です。

まとめ

お金の価値観は目に見えないけれど、確実に“結婚生活の土台”をつくる大切な要素です。
恥ずかしがらず、逃げずに、お互いの未来のために話してみる勇気を持ちましょう。

婚活中の皆さまも、ぜひ「理想の家庭像」と一緒に、「理想の家計管理」も思い描いてみてくださいね。

——それが、幸せな結婚への第一歩になります。