「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、以下の10項目はぜひ話し合ってみてください。
① 収入・支出の全体像を共有するか
お互いの収入や支出について、どこまでオープンにするか。
「なんとなく」ではなく、具体的な金額や割合を共有するのが理想です。
② 年収や固定支出を開示するか
奨学金の返済、保険料などの固定費も含めて、きちんと話せる関係かどうか。
小さな隠しごとが、後々大きな不信感につながることもあります。
③ 貯金額をどう扱うか
結婚前の貯金を共有するのか、それとも個人の資産として分けるのか。
これは意外と価値観が出る部分。お互いの考えを確認しましょう。
④ 家計の管理方法をどうするか
代表的なスタイルは以下の4つ。
どれが正解というわけではありません。
“二人にとって無理のない方法”を見つけることが大切です。
⑤ 貯金・資産形成のルール
「毎月いくら貯金する?」「何のために貯める?」
目的を共有すると、モチベーションも保ちやすくなります。
⑥ 投資や保険への考え方
投資に前向きなタイプと、貯金重視のタイプでは感覚が違います。
リスクに対する考え方をすり合わせておくと安心です。
⑦ お小遣い・自由に使えるお金のルール
「どこまでが自由で、どこからが家庭のお金なのか?」
境界線をあいまいにしないことで、後々の不満を防げます。
⑧ 趣味・交際費への価値観
たとえば「趣味に月3万円」は高い?妥当?
感じ方の違いを話すこと自体が、価値観の理解につながります。
⑨ 高額な支出の判断基準
車・家電・旅行など、大きな買い物は誰がどのように決めるのか。
基準を決めておくと、迷いや衝突を減らせます。
⑩ 生活スタイルと将来設計
「どんな暮らしが理想?」「子どもは?」「マイホームは?」
お金の話は、人生設計の話でもあります。
ここを共有しておくと、二人の方向性が自然と見えてきます。