どうやったら起業できるの?起業家の実態をまとめました

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終身雇用が危ぶまれている現在、起業を検討される人は増えてきています。
ただ、興味は持っても実際に行動するまでに至らない人も多いでしょう。

今回は、日本政策金融公庫・総合研究所の「起業と起業意識に関する調査」を基に、起業を検討している方、起業に興味のある方の参考になる情報をまとめました。

起業家の実態

まず、実際に起業している「起業家」の先輩は、どういった状況になっているのか見てみましょう。

起業家の業種

起業家の業種
業種としては「個人向けサービス業」の割合が19.0%と最も高く、次いで「事業所向けサービス業」が12.7%を占めています。現在は消費者の要望が多様化しており、起業するのであれば、多様化した需要に対するニッチ戦略で計画を立てるのもひとつでしょう。

起業家の主な営業場所

起業家の主な営業場所
主な営業場所は、「自宅と同じ場所」が61.2%と半数を超えています。自宅と同じ場合は、賃貸料も掛からず、起業ができますね。また、現代ではシェアオフィスを利用する方も増えてきています。部屋を一室借りるよりも賃料が安く、また利便性の良いところにあるので営業機会増も見込めるでしょう。

起業時の勤務状況

起業時の勤務状況
起業時の勤務状況を見てみると、「勤務しながら行ったことはない」が55.1%と最も高いものの、「現在も勤務しながら事業を行っている」も42.7%を占めています。本業で事業を行えそうであれば本業で、他と兼業・副業できるような仕事を選べば必ずしも今お勤めのところを辞めて起業する必要もないでしょう。ただ、兼業・副業であれば、自分のすき間時間を効率よく活用できる仕事が良いかもしれません。

起業時の費用

起業したときの費用
起業費用は「100万円未満」が36.3%と最も割合が高く、100万円以上掛けての起業は半数を下回ります。特に未経験の業種で起業を考えられる場合は、自身で資金調達ができる範囲で行える事業を考えると良いかもしれません。

起業した満足度

起業して収入に関する満足度
「満足」の割合は、起業家の34.7%
まだ起業していない起業関心層や起業無関心層よりも満足度が高いという結果。

仕事のやりがいに関する満足度
「満足」の割合は、起業家の68.5%
まだ起業していない起業関心層、起業無関心層と比べて高いことがわかります。
一 方、「不満」とする割合は、起業家は8.2%と低く、起業関心層(31.0%)、起業無関心層(23.6%)と比べてかなり低い。

起業して私生活(休暇や家族との過ごし方)に関する満足度
「満足」の割合は、起業家の61.0%
まだ起業していない起業関心層や起業無関心層よりも満足度がかなり高いという結果。

起業して総合的な満足度
総合的な満足度をみると、「満足」の割合は、起業家が58.6%で、起業関心層(38.6%)、起業無関心層(42.1%)よりも高い。

収入に対する満足度、仕事のやりがい、総合的な満足度、どれもすでに起業している方のほうが、まだ起業していない方に比べて満足度が高いという結果が出ています。
起業すると、自分の意思で何事も進めていくので、やりがいをダイレクトに感じやすかったり、私生活との調整もやり易かったりとするのでしょう。

起業家のおよそ4割が現在も勤務しながら事業を行っている

  • 「現在も勤務しながら事業を行っている」も42.7%を占める。
  • 主な営業場所は、「自宅と同じ場所」が61.2%を占める。
  • 現在の従業者数をみると「1人(本人のみ)」が65.6%を占める。
  • 起業した業種をみると、「個人向けサービス業」の割合が19.0%と最も高く、次いで「事業所向けサービス業」が12.7%を占める。サービス 業で起業する割合が高い。

起業関心層が起業していない理由

では、そんなに起業家の満足度が高かければみな起業していると思いますが、起業関心層の起業していない理由はどういったものでしょう。
割合の多い順に7項目あげてみます。

  1. 自己資金が不足している・・・53.1%
  2. 失敗したときのリスクが大きい・・・35.5%
  3. ビジネスのアイデアが思いつかない・・・33.6%
  4. 財務・税務・法務など事業の運営に関する知識・ノウハウが不足している・・・21.1%
  5. 十分な収入が得られそうにない・・・20.3%
  6. 製品・商品・サービスに関する知識や技術が不足している・・・19.3%
  7. 仕入・流通・宣伝など商品等の供給に関する知識・ノウハウが不足している・・・19.0%

「なるほど」といった理由が多くあるようで、意外にも解決できるような理由もあります。

自己資金が不足している
失敗したときのリスクが大きい

低資金でできる業種もあります。特に業種を絞っていなければ、業種を見直すのも一つです。

ビジネスのアイデアが思いつかない
製品・商品・サービスに関する知識や技術が不足している
仕入・流通・宣伝など商品等の供給に関する知識
ノウハウが不足している

自分の知りえる限りで仕事を探すのではなく、広い範囲で仕事を探してみるのも一つです。本部の研修や支援が充実しているフランチャイズや加盟店であれば、その点の補充はできるのではないでしょうか。

TMS(全国結婚相談事業者連盟)での起業

低資金ではじめる、自宅ではじめてみる、未経験だけど新しいことに挑戦したいといった起業なら「結婚相談所業」がおすすめです。
TMS(全国結婚相談事業者連盟)での結婚相談所起業の場合、低資金で未経験の方でも起業ができます。また、当連盟の直営店が一から起業しているため、その成功ノウハウを開業前から開業した後も継続的に研修等でお伝えすることで、アイデアが増えたり、サービス供給についても一人で悩むことなく運営していけることでしょう。

  • 結婚相談所は副業で起業することが可能。
  • 無店舗で開業できる。
  • 従業員を雇わず、一人で開業できる。
  • 開業にかかる費用が少ないため、ローリスクで起業が可能。
  • 相談窓口の充実
    いつでも相談できる事務局が完備。
    お客様の対応から事務的なことまで、何でもお問い合わせいただけます。
  • 研修の充実
    開業時に必要な個人情報保護法や特定商取引法などの法令研修はもちろん、営業研修やお客様のサポート研修などの実務研修が完備。基本的なことから、スキルアップにつながる研修まで行います。
  • 仲人様同士、顔を合わせる機会も多くお互い情報交換しながら運営されています。

まとめ

起業内容は様々な形がありますが、起業には自分の仕事や私生活を満足させるような魅力があります。将来を考え、起業してみたいなと考えられるのであれば、まずは情報収集など一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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