TMS 全国結婚相談事業者連盟

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受賞者インタビュー

INTERVIEW

普通に恋愛をする場所が、たまたま結婚相談所だった。そんな場所になりたいです

普通に恋愛をする場所が、たまたま結婚相談所だった。そんな場所になりたいです

オフィスブライド (山口県)

――藤井先生は成婚数のゴールド賞、お見合い部門のブロンズ賞など、たくさんの賞を受賞されております。サポートをする上で意識している事や、結婚相談所を運営する上で意識していることは何ですか?

運営する上では「情報公開」というところを意識しています

やはり結婚相談所って誰もが使う場所ではないので、そこがどういう場所なのかを検討中の方にわかりやすいように、情報を公開していこうと思っています。

――結婚相談所はこういうところですよ、みたいなことですかね。

そうですね、それから「私ってこういう人だよ。」と私自身の人間性もわかって欲しいので、そういう部分も最近気をつけて公開するようにしています。

――人間性を公開すると言ったら、ブログとかSNSとか動画とかですか?

YouTubeのショート動画をアップしたりしています。

ただそれがプラスになる場合とマイナスになる場合が、人によっては当然あると思うので、そういったリスクはあると思っています。

結婚相談所選びにはカウンセラーとの相性も大事だと思うので、なるべく知ってもらえるように発信する時は写真をつけて、どんな人がカウンセラーなのかを知れるようにしています。

――大事ですよね。サポートについてはどうですか?

サポートについては、最近は入会された時にやること、活動し始めてやることなどのマニュアルを整えるようにしました。

それでも経験を活かして臨機応変に対応する事も多いです。

今このタイミングでこれを言わないと、とか、この方には今何のアドバイスが必要か?と考えながらやっています。

――やはり会員様一人ひとりひとり本当に違いますよね。去年ご成婚された方はどのような方々だったのでしょうか。何か思い出に残っているサポートとかありますか?

成婚退会されている方は、結構しっかりとサポートしていたと思います。他の会社に比べたら話す頻度はとても多いです。だから真剣交際に入ってからはたくさん相談に乗ります。

去年は、サポートっていうのが個人によってどの程度して欲しいかがもの凄く違うなというのを実感したんです。なので、よりサポートについてお客様にどのような関わり方を希望しているかを細かく聞くようにしました

――元々のオフィスブライドさんのサポートはこうですよというのは、伝えていらっしゃると思うのですが、お客様がそれ以上のことを求めてきたりすると、それに対応するような感じでしょうか?

そうですね。連絡も相談もしたいですと言えばいつでも相談にのりますし、もちろん、こちらからもどうですかというのは定期的には入れます。

感じ方が本当に皆さん違うのだなというのを、十何年目にして初めてすごく実感して、反省もして、より良いサポートをしないといけないなと改めて学びました。ありがたい気付きだったなと思います。

――去年は話す頻度が多い方が成婚で多かったなっておっしゃられていたのですが、お客様の方から連絡が来ていたのでしょうか?

「相談があるのですが…」と連絡が入ることもありますし、仮交際になったら定期的に会員様に「今どうですか?」「困っていることないですか?」という連絡を入れていますので、そのタイミングで会員さんも言いやすかったりするのかなと思っています。

夜じゃないと話せない方が多いですが、夜に話し出したらやはり1時間とか普通にお話しすることとかもありますね。

――お忙しい時もありますよね。私のイメージだと、成婚される方は比較的その仲人様のアドバイスをよく聞いてくれる方だったり、素直な方が多いのかなというイメージなのですが、先生はどのようなイメージをお持ちですか?

悩みがあったら相談をして解決して前に進んでいくという、素直な方が多いですね。

でも押し付けはダメなので、私のアドバイスによって会員様が自分で考えて動いてくれるような伝え方を、心がけています。

押しつけになったらやはりちょっと違うので、ブログとかには書けないけど、「こんな人もいたよ、こんなパターンもあったよ」という話を色々として、自分たちがどうしたいのかというのを考える方向に導くようなアドバイスをしています。結婚してからのその夫婦力、生活力というものに繋がっていくと思うので。

だからきちんと考えていこう、と自ら行動ができるようになることを踏まえて話しています。

――先生がこの仕事をする上で、こういうところが幸せだなとか、やりがいを感じるところってどんなところですか?

成婚退会される方たちは自社会員同士が多いので事務所でお見合いすることも多いのですが、最初はたどたどしかった二人が、成婚退会の時にはすごく仲良く手を繋いで現れるところが、私が知らない数ヶ月間で仲良くなっていく人たちを見るのは、いつも面白いな、楽しいなと思います。

近隣の方が多いので、近所のスーパーで子供連れでばったり会うとか、そういうのはとても嬉しいですよね。

――初期の頃にご成婚された方とか皆さんももしかしたらお子さんがいらっしゃったらもう大きくなっている方とかいらっしゃるのでしょうね。

一番初めに成婚退会された方には、たまに会うのですが、お子さんも小学校の高学年の子だったりします・・・。

――長く相談所をされている方は、成婚された方の娘さんがまた相談しに来られて…とか聞きますので、長く続けられるのは本当に素晴らしいですよね。先生が相談所運営をする上で目指していることはありますか?

TMSさんにお世話になり、賞も継続していただいてきて。それを目標にしてきたわけじゃないのですが、継続できています。

スタッフが今年も頑張りましょう!と、一回じゃ悔しいので二回で!二回じゃ悔しいので三回!と、スタッフの方からそんなことを言われます。

でも件数にとらわれたり、目標にとらわれて会員様を無理やり成婚退会にっていうのはしたくないので、やはり本人達の気持ちを大事にしつつ表彰をいただきたいなと思っています。

表彰は会員様が頑張った結果で、私たちが取っているわけではないと思っていますので、普通に恋愛をする場所が、たまたま結婚相談所というだけで、きちんと相手の方と知り合って、結婚したくて、結婚をするという流れが理想なので。そういう相談所でずっといたいと思っています

――話が少し戻ってしまうのですが、山口県で会員数が少ない中でこれだけ成婚のゴールド賞を取れるのは、なかなか大変なことだと思うのですが、どういう風にされているのでしょうか?自社会員同士とか多いのでしょうか?

最初はそうだったのですが、ここ数年はやはりそうではないです。お相手相談所様があってのことですね。

本当に表彰を目標にはやっていないんです。

いつもそんな感じで…受賞二年目も全然意識していなくて、今年も賞を頂けるのかと驚く感じですので、私自身はあまりカウントもしてないのですが、スタッフが必死で数えて、あと一人ですよ!と背中を押されつつという感じです。

山口県も結婚相談所増えてきていますので、その中から選んで入会してくださって感謝なんです。

何とか形にしてお返しする、成婚させてあげる!という気持ちでやっています。

――いつも通りサポートされて、成婚されたことについてきた賞みたいな感じなのですね。

はい、だから本当に会員さん達にいただいている賞だと思っています。

――賞が欲しいと頑張られることも良い事なんですが、根本的なところは、会員様のご成婚だと思うお気持ち、本当素晴らしいなと思いました。

はい、本当にたまたまなんです。

――では今後の意気込み何かありましたら、最後にお聞かせいただきたいと思います。

縁があって入ってくれた会員様達のお世話を一生懸命頑張っていきたいのと、会員様とはある一定の距離感を保ちつつ、上から目線ではなく一緒に並んでやっていきたいです。

自然体でナチュラルにいきたいです。

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