2025年5月15日（木）18:30より、「20代・30代の開業 失敗しない結婚相談所運営」オンラインセミナーを開催しました。 講師は、TMS連盟に加盟し開業からわずか2年で急成長を遂げた「BR Marriage」代表・鈴木もえ先生。結婚相談所開業を検討中の方に向けて、成功の裏側をたっぷり語っていただきました。
講師紹介
鈴木先生は、2022年12月にTMSに加盟し、名古屋駅近くに「BR Marriage」を開業。約2年で会員数は100名を超え、TMSアワードも2年連続受賞。その成長スピードと運営手腕は、同業者からも注目を集めています。
結婚相談所開業のきっかけ
「前職の接客経験が活かせそう」「恋愛相談って面白そう！」そんなワクワクからスタートした鈴木先生の相談所運営。“自分が楽しめることを選ぶ”という開業理由に、共感の声が多数上がりました。
成長の軌跡と拡大戦略
開業1ヶ月で婚活パーティーを運営し、4ヶ月で会員10名突破。以降は順調に右肩上がりで、2025年には大阪支店もオープン。イベントや紹介、成婚実績の口コミなど、集客チャネルを広げながらの拡大が印象的です。
理想の働き方がここにある！
鈴木先生の営業日は週4日。平日は10〜18時、土日は面談・交流会中心で残業ゼロ。「自分のペースで働けるからこそ、長く続けられる」そんなライフスタイルがリアルに描かれました。
最初の集客、何を行った？
開業当初は「イベント開催」「異業種交流会への参加」「サイト＆SNS運用」など、できることをとにかく実行！“まずは動く”という姿勢が、最初の集客と信頼の獲得に繋がったそうです。
月平均5人ペースで着実に増加
公開された会員数のグラフでは、約2年で100名を超える推移が一目瞭然。「焦らず、でも着実に」が成功への近道であることが証明されています。
集客の心構え
「お客様にとってはプロ」その意識がすべて「未経験でも、お客様から見たら“プロの仲人”。」この言葉にハッとした方も多いのではないでしょうか。プロ意識を持つことで、信頼と成果は自然とついてくるというメッセージが込められています。
サポートで工夫していることとは？
サポートの基本は“マメさと共感”活動状況の細かな把握、厳しすぎない接し方、他相談所との連携共有。どれも「会員さんに寄り添う」ための実践的工夫です。
サポートで大変だったことは？
現実とのギャップにも“きたんと向き合う”40代男性会員が20代女性にしか申し込まない——そんな時こそ、プロとして率直な意見を伝える。「結婚というゴールに向けた愛あるサポート」が、仲人としての真価だと教えられる場面でした。
連盟加盟で、TMSを選んだ決め手とは？
鈴木先生がTMSを選んだ理由は「雰囲気の良さ」「加盟金の手頃さ」「運営の自由度」。価格設定やサポート方針を自分で決められる環境が、2年半での軌道化に繋がったとのこと。「仲人としての自分らしい運営を実現したい」そんな方にぴったりの選択だったと語ってくださいました。
鈴木先生からのメッセージ
「相談所の仕事は“ありがとう”を何度ももらえる、やりがいのある仕事。自分のペースで働けて、人の幸せをサポートできる。そんなお仕事を一緒に始めてみませんか？」鈴木先生の明るく率直な言葉に、多くの参加者が背中を押される時間となりました。
参加者からの質疑応答まとめ
Q1. 紹介で入会があった際、紹介料はどうされていますか？
▶ 回答：ビジネス紹介には20%、友人紹介にはギフト券を進呈
鈴木先生の相談所では、ビジネス的な紹介には「入会金の20%」、一般の知人や会員からの紹介には「1万5,000円のギフトカード」を進呈。紹介者の種類によって柔軟に対応しており、結果として“本気度の高い会員”が集まりやすくなっているそうです。
Q2. 他の仲人さんとの関係性は？ライバルではありませんか？
▶ 回答：TMSでは“仲間意識”が強く、協力し合える風土
TMSは「フレンドリーな仲人が多く、助け合える雰囲気」が特長とのこと。LINEなどでも節度を守ったやり取りが多く、仲人同士の信頼関係から“お見合い成立の後押し”が生まれるケースもあるそうです。
Q3. 休会した会員さんにはどのようなフォローをしていますか？
▶ 回答：無理に引き止めず、定期的にゆるやかに接点を持つ
「まずは“休会”を提案します。状況に応じて再開を促す方が自然です」と鈴木先生。公式LINEや電話を活用し、「最近どうですか？」という軽い連絡を入れることで、再始動のタイミングを後押ししているそうです。
Q4. 会員が誤解している原因への対応はどうしていますか？
▶ 回答：率直にフィードバックし、必要なら他仲人にも相談
「うまくいかない理由を取り違えているケースも多いので、きちんと話すことが大切」とのこと。必要に応じて、他の先輩仲人に相談し、視点を変えてアドバイスをもらうことも有効だそうです。
Q5. 異性の仲人の方がサポートしやすいということはありますか？
▶ 回答：異性の相談相手を希望するケースも一定数ある
「異性の心を理解したいというニーズは男女問わずある」と鈴木先生。実際には同性・異性どちらでも柔軟に対応可能だが、“異性の視点を持つカウンセラー”が心強いと感じる会員もいるそうです。
Q6. 他の仲人との連携やネットワーク構築はどうしていますか？
▶ 回答：TMS主催の交流会やイベントで関係性が深まる
TMSでは新人オーナー向け交流会や学びの場が豊富。鈴木先生も「実際にイベントで知り合った仲人との繋がりから、お見合いの実現に至ったケースが多数ある」と話してくれました。
このように、参加者からのリアルな疑問に対して、鈴木先生が実体験を交えて丁寧に回答されたことで、「自分でもできそう」「開業の現実が具体的に見えた」といった感想が多く寄せられました。
