「親がどう思うか」より、「あなたがどうし……
F&P BRIDAL(兵庫県)
2025.06.11
いけのば結婚相談所
浅草デートのはじまりは、やっぱり「雷門」での待ち合わせ。
赤い大提灯の下で彼と合流すれば、なんだか映画のワンシーンみたいな気分に。
浅草の空気を感じながら仲見世を少し歩いたら、まずはちょっと一杯──ということで向かったのは、あの有名な「神谷バー」。
創業明治13年、日本最古のバーとも言われる老舗で、浅草デートにぴったりなレトロ感。
名物の「電気ブラン」は、ほんのり甘くて、でもグッとくる強さがクセになる大人の味。
「昼からちょっと飲むのって、なんか贅沢だね」
神谷バーで軽く一杯ひっかけたあと、歩いてすぐの老舗蕎麦店「尾張屋」へ。
創業150年以上の風格ある店構え。浅草に来たら、一度は味わっておきたい名店だ。
迷わず天ぷらそばを注文。運ばれてきた瞬間、目を奪われる。
器からはみ出すほど巨大な海老天。見た目のインパクトだけで、もう勝負あり。
箸を入れれば、衣はサクッと軽く、出汁の旨味を吸ってふんわりと変化する。
海老はぷりっと弾力があり、食べ応えも十分。蕎麦は喉ごしがよく、上品なつゆが全体を引き締めている。
浅草という街の懐の深さと、老舗の誇りを感じさせる一杯だった。
食後の腹ごなしに、隅田川沿いをぶらぶらと歩く。目指すは浅草の水上バス乗り場。
賑わう街並みから離れ、川の風に吹かれるだけで、空気が少し変わったように感じる。
チケットを手にして乗船。デッキに出ると、視界がぐんと開ける。
川面を渡る風が心地よく、遠くには東京スカイツリーが静かに佇んでいる。
観光客の声が遠くに聞こえる中、ふたりで並んで川を眺める時間は、少しだけ非日常だ。
船はゆったりと進み、浅草の喧騒を背に、街の表情が静かに移り変わっていく。
車でも電車でもない、ちょっとした旅気分。
話す言葉は少なくても、不思議と気持ちは通じている気がした。
水上バスを降り、再び浅草の中心へと戻る。
次に向かうのは、言わずと知れた浅草寺。浅草デートにおいて外せない、歴史と信仰のシンボルだ。
仲見世通りを抜けると、五重塔と本堂が目の前に現れる。何度来ても、その存在感には圧倒される。
観光客で賑わう中、線香の煙が立ちのぼり、どこか神聖な空気に包まれる。
境内では、おみくじを引いたり、お守りを眺めたり。
ちょっとした運試しに一喜一憂しながらも、境内の落ち着いた雰囲気が、自然とふたりの歩調を揃えてくれる。
賑やかさの中にも、どこか静けさがある──浅草寺という場所には、時間の流れが少しだけゆるやかになる魔法がある。
夕暮れが近づくころ、浅草の洋食店「モンブラン」へ。
レトロな外観と、どこか懐かしさを感じさせる店内。浅草の締めくくりにはちょうどいい場所だ。
ここの名物は、ふっくらと焼き上げられたハンバーグ。
鉄板の上でジュウジュウと音を立てながら運ばれてくる様子に、思わず笑みがこぼれる。
ナイフを入れれば、肉汁がじんわりとあふれ出す。ソースの香ばしさと肉の旨味が、素直にうまいと感じさせてくれる。
食後には、もちろんデザートも。クラシックなモンブランは、栗の甘さがしっかりと感じられ、どこか安心する味。
歩き回った身体に、ちょうどいいご褒美だった。
浅草での一日を振り返りながら、静かに流れる時間を味わう。
華やかさと懐かしさが入り混じるこの街で過ごすデートは、きっとまた来たくなる──そんな余韻を残してくれた。
浅草で過ごす一日は、まさに“老舗とロマン”に包まれた時間です。
雷門での待ち合わせに始まり、神谷バーでちょっと贅沢な昼飲み、尾張屋の海老天そばでしっかりランチ。
水上バスでは川の風に癒され、浅草寺ではゆったりと心を整えるひととき。
そして最後は、モンブランでほっと落ち着く洋食ディナー。
観光地として賑やかな側面を持ちつつも、どこか懐かしくて、心の距離をぐっと縮めてくれる浅草。
気取らず、でも特別感のあるデートをしたいときに、ぴったりの場所だと改めて感じました。
次は季節を変えて、またふたりで歩いてみたい──そんな気持ちになる一日になります。
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