「私は私のままでいたい」
「無理をせず、自然体でいられる人と結婚したい」
婚活をするうえで、とても大切な考え方だと思います。
条件が良くても、一緒にいるたびに無理をして疲れてしまう相手では、長い結婚生活を考えるのは難しいでしょう。
ただ、婚活で少し気をつけたいのが、
「ありのままの自分を受け入れてほしい」
という気持ちが、いつの間にか強くなりすぎてしまうことです。
◆「受け入れてほしい」が一方通行になっていませんか?
「私は連絡が少ないタイプだから理解してほしい」
「一人の時間が必要だから分かってほしい」
「休日は趣味を優先したいから認めてほしい」
どれも悪いことではありません。
でも、ここで一度考えてみてほしいのです。
お相手にも、
「もう少し連絡を取りたい」
「休日は二人で過ごしたい」
「たまには自分の趣味にも付き合ってほしい」
という気持ちがあるかもしれません。
自分のありのままを大切にするのと同じように、お相手の気持ちも大切にできるでしょうか。
◆相性がいい=全部同じ、ではありません
婚活では、少し違う部分が見えると、
「価値観が合わないかもしれない」
と不安になることがあります。
でも、すべての価値観が一致する相手を探すのはなかなか難しいものです。
大切なのは、「違いがあるかどうか」だけではなく、
「違った時に二人で話し合えるかどうか」
ではないでしょうか。
例えば、LINEの頻度が違うなら、
「毎日は難しいけれど、夜には一度連絡しよう」
休日の過ごし方が違うなら、
「月に何回かは一緒に出かけて、それ以外はそれぞれの時間も楽しもう」
そんなふうに、二人に合った形を探していけばいいのです。
◆アドバイスを受け入れることも「自分をなくす」ことではありません
婚活をしていると、時には周囲からアドバイスを受けることもあります。
プロフィールを少し変えてみる。
服装や髪型を工夫してみる。
お見合いで自分から質問してみる。
デートでは気持ちをもう少し言葉にしてみる。
それは、「今のあなたではダメ」という意味ではありません。
ほんの少し工夫することで、本来持っている魅力がお相手に伝わりやすくなることもあります。
すべてを受け入れる必要はありませんが、
「これは一度試してみようかな」
と思える柔軟さが、婚活の流れを変えることもあります。
◆変わることを怖がらなくても大丈夫
婚活を通して、
「以前より自分の気持ちを伝えられるようになった」
「相手の話を聞けるようになった」
「自分とは違う考え方も受け止められるようになった」
という方はたくさんいらっしゃいます。
それは、自分らしさを失ったのではありません。
人との出会いを通して、自分自身の幅が少し広がったということだと思います。
ありのままの自分を大切にすること。
そして、必要な時には少しだけ歩み寄ってみること。
その二つは決して矛盾しません。
「このままの私を全部受け入れてくれる人」を探すより、
「お互いに自分らしくいながら、必要なところでは歩み寄れる人」
そんなお相手を見つけることが、穏やかな結婚生活につながっていくのではないでしょうか。
