婚活をしていると、
一度は必ず言われる言葉があります。
「条件が厳しくない? もっと下げたら?」
この言葉に、傷ついた方も多いのではないでしょうか。
まるで、
「あなたは高望みしている」
「身の程を知れ」
と言われているように聞こえてしまうこともあります。
では実際のところ、条件は下げるべきなのでしょうか?
私たちの答えは、
YESでもあり、NOでもあります。
◆「条件を下げろ」が間違いになるケース
まずは、はっきり言います。
✔ 自分にとって本当に大切な価値観
✔ 結婚後の生活に直結する部分
これを無理に下げる必要はありません。
たとえば、
・子どもを望む/望まない
・仕事を続けたい/家庭に入りたい
・親との距離感/許容レベル
・借金や浪費の有無/許容レベル
・両親との同居 等
ここを妥協すると、
結婚後に歪みが出る可能性が高いです。
この部分を
「とりあえず下げよう」
とするのは、お勧めしません。
◆では、なぜ「条件を下げろ」と言われるのか
問題は、
すべての条件が同じ重さで扱われていることです。
婚活がうまくいかない方ほど、
こんな状態になっています。
・絶対条件が多すぎる
・優先順位が自分でも分からない
・理想像が「点」ではなく「全部セット」
つまり、
「下げろ」と言われているのは、条件そのものではなく、
条件の持ち方なのです。
私たちがよく使う考え方
私たちは、条件を3つに分けて考えていただきます。
① 絶対に譲れない条件(少数)
これは守っていいです。
むしろ、明確にした方が良い。
② あったら嬉しい条件
ここは、「必須」から「希望」に
一段下げて考えます。
③ 実は“思い込み”の条件
ここが一番の落とし穴です。
・年収〇万円以上でないと不安
・年下じゃないと無理
・長男は絶対イヤ
よく話を聞くと、
「そう思っていただけ」
というケースが本当に多いのです。
◆条件を下げる=自分を安売りすること?
いいえ、違います。
条件を整理することは、
自分を大切にすることです。
むしろ、何も考えず条件を積み上げる方が、
自分の人生を雑に扱ってしまいます。
現実的な話をすると…
30代後半〜50代の婚活では、
「条件の高さ」よりも、
✔ 柔軟性
✔ 現実を見る力
✔ 相手を理解しようとする姿勢
ここが結果を左右します。
条件を1つ外しただけで、
出会いの数が何倍にも増えることも
珍しくありません。
◆夫婦で見ているから分かること
私たちは夫婦で相談所を運営しています。
そのため、
「男性側が気にしていること」
「女性側が実は見ていないこと」
両方が見えます。
条件に縛られているのは、相手ではなく、
自分自身の思い込みだった。
そう気づいた瞬間、
婚活が一気に動き出す方を
何人も見てきました。
最後に
「条件を下げろ」は、
雑に使われると、人を傷つけます。
でも本来は、
「条件を見直してみませんか?」
この意味です。
『結婚は、条件を満たす人を探す作業ではなく、
一緒に生活できる相手を見つけること。』
もし今、婚活が行き詰まっているなら、
条件を下げる前に、
『条件を整理する』
ここから始めてみてください。
次回はこの続きとして
「婚活で「譲歩」と「妥協」を混同してはいけない理由」
をご紹介します。
