婚活で「譲歩」と「妥協」を混同してはいけない理由
婚活が長くなるほど、よく聞く言葉があります。
「もう、妥協しないとダメですよね…」
でも私たちは、この言葉に少し引っかかりを感じます。
なぜなら、多くの方が譲歩と妥協を混同しているからです。
この2つは、似ているようで実はまったく別物です。
■ 譲歩とは何か
譲歩とは、優先順位の低い条件を手放すことです。
たとえば、
住む場所を少し広げる
年齢の幅を見直す
職業へのこだわりを外す
これらは、生活の本質に直接影響しない部分。
「まあ、いいか」と整理できる条件です。
★ 譲歩は、視野を広げる行為であり、自分を安くすることではありません。
■ 妥協とは何か
一方、妥協は、本当は大切なのに、諦めて目をつぶること。
たとえば、
子どもを望まない人と無理に進む
金銭感覚に強い不安があるのに我慢する
誠実さに違和感があるのに条件で目をつぶる
これは、自分の気持ちに嘘をつく行為かもしれません。
妥協は、「結婚はできても、受け入れられない点が残るかもしれない選択」です。
■ 婚活が苦しくなる人の共通点
婚活が苦しくなる方ほど、こんな状態に陥っています。
譲歩すべきところを守りすぎる
妥協してはいけないところを我慢する
つまり、守る場所と緩める場所が逆なのです。
30〜50代婚活で特に注意したいこと
この年代になると、
「もう失敗したくない」
「今度こそ最後にしたい」
そんな思いから、無意識に妥協を選びやすくなります。
でも、年齢が上がったからこそ、
妥協の代償は大きくなります。
一度の結婚が、その後の人生の質を大きく左右します。
■ 私たちが必ずやる整理の仕方
相談の中では、条件をこう分けて考えてもらいます。
① 守る条件(妥協NG)
結婚観・家族観
金銭感覚
人としての誠実さ
② 緩めていい条件(譲歩OK)
住む場所
年齢差
学歴・職業
③ 思い込みの条件(再検討)
世間体
過去の失敗への恐れ
この整理ができると、婚活は一気に楽になります。
■ 夫婦で運営しているからこそ見える事
男性は「条件を下げろ」と言われると自尊心が傷つき、
女性は「我慢しないと結婚できない」と不安になります。
だから私たちは、下げる・我慢するという言葉を使いません。
使うのは、整理する・見直すという言葉です。
最後に
結婚は、「我慢大会」ではありません。
譲歩は、未来を広げる選択。妥協は、未来を狭める選択。
この違いを間違えないことが、遠回りしない婚活につながります。
もし今、「どこまで譲っていいのか分からない」そう感じているなら、
それは、妥協を避けたいという健全な感覚です。
一人で抱え込まず、一度整理してみてください。
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